キミは『新・ど根性ガエル』を見たか?(とにかくビジュアルがすごい) (original) (raw)
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無印は1972−74年放送で、「新」は1981−82年放送。無印で作画監督だった芝山努氏がチーフディレクターとなり、共同で作画監督だった小林治氏が引き続き作画監督。
たしか『アニメスタイル』で、本作はレイアウトが秀でた作品としてオススメされていた。見てみるとわかるが、レイアウトが良いというかすごい。パッと見のビジュアルのインパクトがある。特に、背景の線がガタガタなのである。ガタガタだが、味というか絵としての魅力はすごくある。緻密化が進んでいる現代のアニメも見習うべきものがあると思う。色の良さもあるかもしれない。
無印版より話が練られている回が多かったように思う。そこも良かった。
反面、無印にあった謎のエネルギーはやや控えめだった。現代のアニメと比べると勢いはあるが、それでもまだ落ち着いた印象となっている。
キャストの多くが無印と代わってしまっている。それはちょっと残念。ただ私は戸田恵子氏のファンなので、よしこ先生の声は良かった。
主題歌をとんねるずが歌っている。とんねるずは当時まだ二十歳くらいで、一発屋に終わる可能性も多分にあったと思う。よく起用したなあ。