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キズナ

競走馬、種牡馬。馬名意味は絆。
2012年10月にデビュー、佐藤哲三が騎乗して2連勝を飾る。その後、佐藤哲三が落馬負傷したため武豊に乗り替わり、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスに駒を進めたが、エピファネイアの3着に敗れた。明け3歳となった2013年、弥生賞はスローペースの展開で後方からの競馬となり、直線で追い込むものの5着に敗れ、皐月賞への優先出走権を逃した。そして毎日杯、京都新聞杯を連勝して駒を進めた東京優駿では、後方待機策から追い込み、直線でエピファネイアを捉えてG1初制覇を果たした。鞍上の武豊は東京優駿最多の通算5勝目。夏は休養に充てて秋はフランスに遠征。凱旋門賞の前哨戦となったニエル賞では、英ダービー馬ルーラーオブザワールド(Ruler of the World)の追撃を凌いで勝利した。本番の凱旋門賞では、道中後方2番手から見ながらレースを進め、フォルスストレートでオルフェーヴルの外から位置取りを上げていったが、トレヴの4着に敗れた。2014年は大阪杯から始動、道中最後方から追い込み快勝した。天皇賞(春)でも最後方からの競馬となったが、直線で伸びきれず、フェノーメノの4着に敗れた。レース後、左第3手根骨骨折を発症していたことが判明。長期休養に入った。
2015年は京都記念、大阪杯、天皇賞(春)と出走したが、未勝利に終わり、本来の調子を取り戻すことは出来なかった。同年9月20日、右前繋部浅屈腱炎を発症していたことが判明、現役を引退することとなった。
2016年より北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬として供用されている。

キズナ(Kizuna)

生年月日 2010年3月5日
性別
毛色 青鹿毛
ディープインパクト
キャットクイル
母の父 Storm Cat(ストームキャット)
生産者 ノースヒルズ(新冠町)
馬主 前田晋二
管理調教師 佐々木晶三(栗東)
競走成績 14戦7勝
主な勝ち鞍 2013年東京優駿(GI)2013年京都新聞杯(GII)2013年ニエル賞(仏G2)2014年大阪杯(GII)2013年毎日杯(GIII)
備考 2013年JRA賞最優秀3歳牡馬

血統表

ディープインパクト *サンデーサイレンスSunday Silence Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘアWind in Her Hair Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
*キャットクイルCatequil Storm Cat Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
Pacific Princess Damascus Sword Dancer
Kerala
Fiji Acropolis
Rififi

半姉にファレノプシス、半兄にサンデーブレイクがいる。母はビワハヤヒデとナリタブライアンの母パシフィカスの半妹。

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