スルッとKANSAIとは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)
『スルKAN』の愛称で人気のカード。近畿地方のJR以外*1の電車、地下鉄、バスを1枚のプリペイドカードで乗り降りできるストアードフェアシステム。磁気カードを駅の自動改札機に通して乗車券の代わりに使える。バスの場合は運賃箱についているカードリーダー*2を通す。
千円券*3から五千円券まで色々とあるので用途次第で使い分け出来る。
厳密に言えば「スルッとKANSAI」というのはシステムの名称であって、カードの名称ではなく、
カードの名前は発行会社によって異なる。
だが、どの公共交通機関でもスルッとKANSAIは代名詞として通じる。
各社のカード名称
各社のカードの名称は以下の通り。
- 大阪市交通局 [レインボーカード]
- 大阪モノレール [モノカード]
- 北大阪急行電鉄 [レジオンカード]
- 京都市交通局 [スルッとKANSAI都カード]
- 近畿日本鉄道 [スルッとKANSAIカード]
- 京阪電車 [スルッとKANSAI Kカード]
- 神戸市交通局 [スルッとKANSAIこうべカード]
- 神戸電鉄 [すずらんカ−ド]
- 山陽電鉄 [エスコートカード]
- 泉北高速鉄道 [ブルーライナーカード]
- 南海電鉄 [コンパスカード]
- 能勢電鉄 [パストラルカード]
- 阪急電鉄 [ラガールカード]
- 阪神電車 [らくやんカード]
参加社局
なお、下に掲げる会社でも一部の路線では使用できない場合がある。
ICカード化
2003年度より順次ICカード化。JR東日本のSuica、JR西日本のICOCAに相当するもので、こちらは「PiTaPa(ピタパ)」という愛称になる。
ただし、「前払い」のイオカードやJスルーカードを単純にIC化したJR両社とは違い、PiTaPaは「後払い」形式となる。(詳しくはPiTaPaの項を参照)
「10円でも乗れる」
スルッとKANSAIの特徴として、乗車の時点では残額が10円でも残っていればとりあえず乗れると言うことである。
当初は最低初乗り運賃に満たないカードでの入場は不可能で、券売機で現金を追加して切符を買わなければならなかった。
しかし、加入社局が増えることで「最低初乗り運賃」が各社局で違うことによる混乱を避けるため、また利用客からクレーム*4が続出したため10円でも入場可能という方式にされている。
なお、乗り継ぎなど特殊なケースでは残額0円のカードでも入場可能な場合がある。
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