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セネガル相撲

アフリカ・セネガルの民族格闘技。セネガル・レスリング。

「世界報道写真展2010」に選ばれた、同競技の選手を撮影した写真の解説文より(図録に収録)

セネガル・レスリング(セネガル相撲)は現地のウォロフ語では『ランプ』と呼ばれる。伝統的なレスリングと素手のボクシングを合わせたスタイルの競技だ。
試合は全国にテレビ中継され、注目度の高い試合になると、6万人を収容できるスタジアムが観客で埋まる。チャンピオンは国民的ヒーローとなり大金を稼ぐことができる。
トップクラスのレスラーは、一試合につき8万5千ユーロの前金を受け取り、地方で行われる試合でも、強いレスラーなら1試合につき300ユーロの報酬を得られる。しかし、賞金が導入されたのは1960年代以降のことだ。

伝統的に「ランプ」は若い男性が結婚相手を見つけるためのものだった。何世紀も前から続くこの伝統あるスポーツでは、試合前の演出や儀式もレスリングそのものと同じぐらい重視される。イスラム神秘主義の指導者マラブーたちが、ファイターの幸運を祈ってお守りと魔よけを作り、悪を遠ざけるために体に薬液と牛乳をかける。

映像

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