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ドッグヴィル
Dogville
- 2003年|デンマーク、スウェーデン、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェイ、フィンランド|カラー|178分(オーストラリア:138分、イタリア:135分)|画面比:2.35:1|映倫:R-15|MPAA: R*1
スタッフ
- 監督:ラース・フォン・トリアー
- 製作:ヴィベク・ウィンドレフ
- 製作総指揮:ペーター・オールベック・イェンセン
- 脚本:ラース・フォン・トリアー
- 撮影:アンソニー・ドッド・マントル
キャスト
- ニコール・キッドマン
- ポール・ベタニー
- クロエ・セヴィニー
- ローレン・バコール
- パトリシア・クラークソン
- ベン・ギャザラ
- ジェームズ・カーン
- ステラン・スカルスガルド
- ジャン=マルク・バール
- ハリエット・アンデルセン
- ブレア・ブラウン
- ジェレミー・デイヴィス
- フィリップ・ベイカー・ホール
- シオバン・ファロン・ホーガン
- ジェリコ・イヴァネク
- ウド・キア
- クレオ・キング
- マイルズ・パリントン
- ビル・レイモンド
- シャウナ・シム
- ジョン・ハート (ナレーター)
概要
アメリカ、道が行き止まる、最果ての小さな村、ドッグヴィル。時は、1930年代あたりであろうか。村の大人は全部でたった15人。グラスの加工と、リンゴ農園くらいで、他にたいした仕事もない、貧しい素朴な田舎村−アメリカの原風景−。
人々を道徳的な生き方に導こうと集会を主催する青年トムは、ある夜銃声を聞き、そこで一人の女(ニコール・キッドマン)と出会う。ギャングに追われているらしい。日ごろからドッグヴィルの人々は「受け入れること」が不得意であると感じたトムは、集会で彼女、グレースを「二週間の試用期間つき」でかくまうことを決める。それぞれの家で手伝いをし、認められたグレースは、受け入れられることとなるのだが…。
陰惨なストーリーをつむぎだすことで定評のある、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「奇跡の海」のラース・フォン・トリアー監督が、チョークで引いた線のみでできたセットで(時にドアや窓くらいは存在するが)繰り広げる壮絶なストーリー。アメリカという共同体を舞台にして描き出される、究極の人間批判、そして許しと傲慢の物語である。
また、「コンフェッション」という、「ドッグヴィル」出演者たちによる映画制作中の「告白」ドキュメンタリーも製作されている。
尚、本作「ドッグヴィル」は、同じくグレースを主人公とする『機会の土地アメリカ 三部作』(USA - Land of Opportunities trilogy) の一作目であり、残りの二作は、「マンダレイ」(2005)と、「Wasington」(製作未定)である。
予告編
関連作品
- マンダレイ(2005) アメリカ三部作第2部
*1:Rated R for violence and sexual content.
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