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パニック障害
前触れもなくめまい、動悸、呼吸困難といった症状(パニック発作)が繰り返し起き、発作に対する不安と、それに伴う回避行動がみられる病気のこと。PD(Panic Disorder)。
概要
パニック発作とパニック障害は混同されやすく、パニック障害は病気の名前で、パニック発作はそのひとつの症候のこと。
症状があるにも関わらず、内科などの医師の診断を受けても身体的にはどこも異常なところは発見されない。また、他の精神疾患ではうまく説明できない。
(例えば社会恐怖、特定の恐怖症、強迫性障害、外傷性ストレス障害、分離不安障害によるものではない)
ある限定した時間内にはげしい恐怖感や不安感ともに、以下に述べる症状のうち4つ以上が突然出現し、10分以内にピークに達する症状。これを「パニック発作」と呼ぶ。
2014年5月28日、日本精神神経学会が精神疾患の病名に関する新しい指針を発表。「パニック症」に名称が変更された。*1。
症状
- 心悸亢進、心臓がドキドキする、または心拍数が増加する。
- 発汗
- 身震い、手足の震え
- 呼吸が速くなる、息苦しい
- 息が詰まる
- 胸の痛みや不快感
- 吐き気、腹部のいやな感じ
- めまい、不安定感、頭が軽くなる、ぼんやりする
- 非現実感、自分が自分でない感じ
- 常軌を逸してしまう、狂ってしまうのではないかと恐れる
- 死ぬのではないかと恐れる
- 知覚異常(痺れ感、うずき感)
- 寒気、またはほてり
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