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マ・クベ

「機動戦士ガンダム」の登場人物。
ジオン公国キシリア少将麾下、ジオン突撃機動軍所属。階級は大佐。オデッサにおいて鉱物資源回収任務にあたっていたが、ホワイトベース隊などを投入した連邦軍の総攻撃の前に敗退(当初の愛機はアッザム、MSVの設定では彼専用のグフも存在)。その後、テキサスコロニーにおいて新型モビルスーツ「ギャン」を駆り、ガンダムと対決するも敗北。
今わの際に
「あの壺*1を、キシリアさまに届けてくれよ・・・あれは、いいものだ!」
というガンダム史上屈指の名台詞を残す。

シャア、ラル、ドズルなど、武人然としたキャラクターの多いジオンには珍しい策謀家タイプ。事実、オデッサでは敵将であるエルラン中将の内応を取り付けたり、南極条約で禁止されているはずの核攻撃をちらつかせたりしている。
名前の由来は、マクベスかららしい。

ちなみに、劇場版ではテキサスコロニーのエピソードがまるまる削られているため、最終的な戦史では一年戦争を生き延びたという設定で後のΖに続いている。また、ソロモン攻略戦でミネバ・ラオ・ザビの脱出ポッドを回収し、そのままグラナダに降りたと言われている。

CV:塩沢兼人(没後の代役は山崎たくみ)

『The Origin』では

やはりオデッサの守将として登場(ただし、本作ではホワイトベースがキャリフォルニアからジャブローへ南下するコースを取ったため、黒い三連星戦→ジャブロー降下作戦→ベルファスト基地襲撃→オデッサ作戦という流れになった)。こちらでも核攻撃をちらつかせたが失敗、その後ギャンで足止めのため出撃し、連邦軍水上艦隊を道連れに自爆するという最期を遂げている。

「ジオニズムの理想なぞ私にとって白磁の名品一個にも値しない」と豪語したり、ギャンの量産を望まずに散ろうとする願望を吐露したりするなど、本作では自らの美意識も掘り下げられて描かれた。

なお原作での最初の愛機アッザムは、ジャブロー降下作戦の指揮官ガルシア・ロメオ少将が搭乗している。

*1:北宋期の白磁という設定

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