マゾッホとは 読書の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

マゾッホ

(

読書

)

まぞっほ

Leopold Ritter von Sacher‐Masoch。オーストリアの作家(1836-95)。
『毛皮を着たヴィーナス』(1870)(ISBN:4309460089
とか。
マゾヒズム」という言葉のモデル。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ

soneakiraの日記3年前

私は何人(なんぴと)とて束縛できる。でも、束縛はされない聖母 作者:レオポルト・フォン ザッハー=マゾッホ 中央公論新社 Amazon 『聖母』L.v.S=マゾッホ著 藤川芳朗訳を読む。 ヒロインは―あるいはマドンナか―異端宗派の女性教祖マルドナ。その美貌とグラマラスな肢体はカルト宗教の広告塔として布教に光を与える。 マルドナを慕うのは農夫サバディル、裁判官で貴族のツェミオフォルスキ。男性ばかりでない、彼女の世話をする美少女ニンフォドーラまでも。マルドナは自由奔放。肉体関係を結んでも、心までは結ばない。特定の男性のものになる気はさらさらない。ところがサバディルとニンフォドーラがこっそりできてしまうと内心もやもやする。 教祖ゆえ教義に従わない者には戒…

#マゾッホ#聖母

ネットで話題

もっと見る

18ブックマークレーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ - Wikipediaja.wikipedia.org

15ブックマークAmazon.co.jp: 毛皮を着たヴィーナス (河出文庫): L・ザッヘル=マゾッホ (著), 種村季弘 (翻訳): 本www.amazon.co.jp

10ブックマークAmazon.co.jp: マゾッホとサド (晶文社クラシックス): ジルドゥルーズ (著), 蓮實重彦 (翻訳): 本www.amazon.co.jp

関連ブログ

soneakiraの日記3年前

マゾッホとは思えないほどのハッピーエンドやほのぼのとした話もあるユダヤ人の生活―マゾッホ短編小説集 作者:L・v・ザッハー=マゾッホ 柏書房 Amazon 『ユダヤ人の生活―マゾッホ短編小説集』 L・V・ザッハー=マゾッホ著 中澤 英雄訳を読む。 昔、ロンドンで山高帽に長いアゴヒゲ、黒ずくめの男性集団を見かけた。異様に思えたが、ユダヤ教のラビだと後で知った。 マゾッホがリスペクトするユダヤ人(イスラエル人とも表記している)の根底を成すユダヤ教に基づく独自の文化や風習を記した16篇の短篇集。ノンフィクションとも思えるようなリアルな作品。原注と訳注が豊富で助かった。でないと、ほんとに分からない。 作者はこう述べている。 「イスラエル民族は最古の文化民族であるば…

#マゾッホ#ユダヤ人の生活―マゾッホ短編小説集

karumerabunkoのブログ15日前

光文社古典新訳文庫刊行書目一覧 最新版2024年9月20日時点での既刊の光文社古典新訳文庫全401点(【A】文学304点/【B】思想78点/【C】社会科学14点/【D】自然科学5点)をあげた。文庫の整理番号順(注)に従って表記した。編者、訳者は一部を除き割愛した。 (注)光文社古典新訳文庫の整理番号は複雑であり、まず作品のジャンルごとに大きく4つに分けられている。【A】が小説などの文学作品、【B】が哲学などの思想に関する本、【C】が政治・経済などの社会科学に関する本、そして【D】が自然科学に関する本である(【B】と【C】の境界はかなり曖昧である)。 同じ著者でも作品のジャンルが違えば、違う著者番号が与えられることになる(例: ヴォ…

艦これ雑記2ヶ月前

人類皆ドM理論考はじめに ゲーマーVtuber事務所『すぺしゃりて』*1に所属する領国つかさ氏はこれまでの配信で様々な自己流の論理を提唱してきた。それらは多くの場合筆者を含めた領国民*2の賛同を得てきた。しかし、ある理論については全くもって賛同を得られることなく毎回のように独り相撲になっているものがある。それが表題にある『人類皆ドM理論』だ。この理論について、筆者は全くもって納得いく説明がなされたとは思えない。そこで、この理論をどのように解釈していけばいいのか、筆者なりの考察も踏まえて整理していくことが本稿の目的である。 SとMとは 理論そのものに触れる前に、そもそもいわゆる「S(サディズム)」と「M(マゾヒ…

漁書日誌 3.02ヶ月前

古本で溝を埋める夏今週に入って、先月終わりの日差しの強さと暑さはほんの少しだけ和らいだような気もする。即売展にも行けなかったり、やらなくてはならない仕事がキャパオーバー気味になって追い詰められ気味の今日、アルコールやらには走らずに古本購入に行ってしまう。気づけばいつの間にやらかなりの散財をしている。困る。ということで、ここのところ古書店やらネットやらで購入したもの。 陶山幾朗「「現代思潮社」という閃光」(現代思潮新社)カバ帯1113円 石井恭二「花には香り本には毒を」(現代思潮新社)カバ108円 ル=グウィン「文体の舵をとれ」(フィルムアート社)カバ帯1200円 種村季弘「黒い錬金術」(桃源社)昭和54年3月1…

𝖘𝖚𝖇 𝖘𝖕𝖊𝖈𝖎𝖊 𝖆𝖊𝖙𝖊𝖗𝖓𝖎𝖙𝖆𝖙𝖎𝖘2ヶ月前

2024/08/01 感覚器官を楽しみ尽くそうぜ8月だ!!!!!!暑いということを書くならば、毎日同じような日記になってしまうので今日から暑いという言葉を書くのをやめます。今日もちょっとだけ書くことを考えていたぞ。と、そのまえに今日は髪を切りました。こうやって書いておくといつ髪を切って次いつくらいにまた髪を切ればいいか分かりやすいので、わざわざ書いておきます。最近は長めの髪にハマっている。完全に時期間違えてるけど、まあ自分がそうしたいのでそれはいいんです。そんで、8月になったし日記も進化させていこう。タイトルをつけることにしようと思う。 今日は仕事中に車の中で、ASMRについて考えていたときに今日書く内容が決まった。これは頑張って書くことを…

ph1los0phy3ヶ月前

日記 4/1-6/304/1(月) 本を新居に移動させている。全部で何冊あるだろう?500くらいだろうか。 4/2(火) 大阪に遊びに来た。いろいろ見てまわった。 4/2(火) 阿川弘之『舷燈』(講談社文庫 1975.3)を買った。 4/3(水) 大阪から帰ってきた。良い旅だった。 4/4(木) ・永井荷風『ふらんす物語 改版』(岩波文庫 2002.11) ・イアン・マキューアン『初夜』(村松潔訳 新潮クレスト・ブックス 2009.1) ・辻邦生『人形クリニック ある生涯の七つの場所4』(中公文庫 1992.8) ・庄野潤三『夕べの雲』(講談社文芸文庫 1988.4) ・シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ、…

古い土地4ヶ月前

ジェイムズ・ジョイス入門(2):『ユリシーズ』wagaizumo.hatenablog.com 前回のあらすじ: アイルランド最大の都市ダブリンに生まれ育ち、ヨーロッパ大陸に移住してからもダブリンの街を描き続けた作家ジェイムズ・ジョイス(1882-1941年)。彼の作品として短編集『ダブリナーズ』(1914年)および長編『若い芸術家の肖像』(1916年)を紹介した。 『ダブリナーズ』は自然主義リアリズム小説を、『若い芸術家の肖像』は教養小説を骨格としながら、それに飽き足らぬ要素を持っている。また両者に共通する特徴として、ストーリー的・ドラマ的な盛り上がりを敢えて外す禁欲性と、代わりに読みどころとなる小説技巧が存在する。 今回はいよいよ『ユ…

nyoraikunのブログ4ヶ月前

川端康成のノーベル賞受賞と三島由紀夫の複雑な心境:専門家の見解を交えて川端康成のノーベル賞受賞に対する三島由紀夫の真意 専門家の見解 日本文化の変容と三島の孤独 川端康成との関係と三島の絶望 川端康成のノーベル賞受賞に対する三島由紀夫の真意 川端康成がノーベル文学賞を受賞した際、三島由紀夫は心から喜んだのではないでしょうか。川端が日本の美しい古典からインスピレーションを受けて作品を紡いできたことは、三島にとっても誇らしいことだったはずです。三島自身も日本文化の深淵からインスピレーションを得て、文学に命を懸けてきました。そのため、川端の受賞は三島にとっても、自分が認められたことと同じように感じたのではないかと思います。ノーベル文学賞には平和賞的な側面があり、受賞す…

fatimariaの日記5ヶ月前

アニメ「魔法遊戯」久しぶりに見た。と、「鏡の中の私は私に従順」。何故今頃魔法遊戯見たかと言うと、 昔VHSでレンタルで見たけど、 最終話おまけの バハーラの戦い・完結編(バハーラって秋葉原ね)の、 「ぬとぬとプリルン」が見たかっただけというか。 VHSのときからずっと頭に残ってて。 まほろまてぃっくの朝岡りほもそうだけど、 高クォリティーの劇中本トカ気になるのかも。 PC98版の英雄伝説3白き魔女の劇中本のサファイア(文章のみ)も気になってて。 あるのかどうか知らないリニューアル版トカ興味無くて、 私は私の当時の思い出を大事にしたいだけなので、 新しい良い思い出が出来るならそれはそれで大事にして行きたい。 でも残りの人生も、あと何十年生きられるかわからない…

c4se記:さっちゃんですよ☆6ヶ月前

Gilles Deleuze「ザッヘル=マゾッホ紹介」1967Marquis de Sade「閨房の哲學」1795 - .。oO(さっちゃんですよヾ(〃l _ l)ノ゙☆)を纏める途中でこの本を思ひ出し、讀み返してみたら存外に面白かった。少なくとも私はこれを讀んで、2022-04-18~24 週に得た事 : 不可避・不可能、一義・數多、絕對・被關係 - c4se記:さっちゃんですよ☆で組んだ表から自我と無意識とを切り離す決意をした。違ふ事を考へるのは樂しい。 scrapbox.io ザッヘル=マゾッホ紹介 (河出文庫 ト 6-19)作者:ジル・ドゥルーズ河出書房新社Amazon

孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️6ヶ月前

あたり前の”カサンドラ症候群”世界に数多あるメンタルヘルス系の病気..やら性質?性癖?現代人なら誰でも一つや二つ持っていたっておかしくないあれこれなんだけれど、なかなか面白い名前が多い。"病気"じゃなくても"症状"みたいなものにまで事細かに名前がついていて、"オイディプス・コンプレックス"、“ミュンヒハウゼン症候群”、“ナルシズム"、“エロトマニア”、“カプグラ症候群”、“トゥルーマン・ショー妄想”....なんだか声に出して読みたい日本語。 よく言う『S』..sadism(サディズム)の語源はマルキ・ド・サドだし、『M』..masochism(マゾヒズム)の語源はマゾッホなんとかさんだ。どっちも小説家だった気がしなくもない…

kozosannokotoの日記6ヶ月前

ラスト ブログ「あのコは加工肉が好き」あのコは加工肉が好き 数字遊び ④ ブログ~数字遊び~のシリーズは、今回で最終回 森有正の用語で使いたいものがある。 「現実嵌入」という。 日本語は非常にユニークな言語である。どういうふうにユニークか?一言でいえば、日本語は語る人と聞く人の二人で具体的な関係の中でしか成立しない。『映画未満 ⑤章』より。 日本語をパリで教える事によって、言語を客観視し、森有正の日本語への気づきはある。 日本語は相手で言い方が変わる。ここが外国言語との違い。 誰に対しても「俺」や「私」や「僕」と言う訳でもないし、誰に対しても「あなた」や「お前」や「君」と言うわけでも無い。 関係を当てはめて、その現実が現れる。(そ…

Ta283の色々ブログ6ヶ月前

「アリエナイ理科ノ教科書」発売から20周年薬理凶室の「アリエナイ理科ノ教科書」が発売されて20年立ったことを「X(旧twitter」を先日知りましたので色々思うことを書きたいと思います。 私が、この本を買ったのは2004年4月3日ですね〔1995年後半から買った本は電子データでリスト化しているので、いつ買ったかすぐに判るのです〕。たぶん神戸の大型書店で見つけたのだと思います、「面白い変わった尖った本が出た」と思って即座に購入いたしました。 当時はインターネットが今みたいに普及していない時代でした〔私は1999年からインターネットを始めてました〕。その頃、ネットを歩いていると「アリエナイ理科ノ教科書」を読んでいる人に知り合ったり・・・そ…

マルジナリヤ8ヶ月前

サド文学Tier表サドのこと サド文学Tier表 サドのこと 君の最も好きな作家は誰であるか、と訊ねられたとき、私は迷いなく、サド公爵と答えたいであろう。答えるのではなく答えたい、と申したのは、そのような宣言が許されるかは、その場の状況だとか、空気感だとかによるところであるからだ。場合によっては、というか多くの場合、変態だとか狂人だとか、ひいては犯罪者予備軍だとかの烙印を与えられかねない。サドを一冊も読んだことがない者でも、変態文学の筆頭的作家であり、精神病院とか牢獄とかにぶちこまれた狂人、という知識はもっているという人間も少なくないであろう。 無論これはあながち誤りでないと言えど、片寄った一面的な見方であるの…

Stantsiya_Iriya8ヶ月前

মৈত্রেয়ী『マイトレイ』"MAITREYI" (La Nuit Bengali) (Bengal Nights) de Mircea Eliade ミルチャ・エリアーデ মির্চা এলিয়াদে 読了ルーマニア文学翻訳者住谷春也サンの本*1を読み、諸星大二郎『暗黒神話』で、星と馬の神話などホラ話伝奇ロマン補強に使われる、「世界のあたおか」エリアーデサンが母国ロメイニアでは小説家の一面も持っていたと知り、なんか読もうと思って読んだ一冊が本書です。エリアーデサンがモデルの20代前半白人技師がベンガル地方滞在時にバラモン階級の現地パトロン(事実は留学先の恩師)の娘っ子16歳とイイ仲になって追放されるという、身もフタもない話を、1933年の東欧ではこれがギリではないかというエロ描写で果敢に攻めた小説です。仏文学のサドとかマゾッホとかアポリネールとかいろいろのエロ文学には足元にも及びませんが、193…

漁書日誌 3.08ヶ月前

多忙の中の愛書、遊古、趣味展1月20日、金曜日は寝過ごし蟄居していたので土曜日こそと都内に出る。まずは本部会館での愛書会。ザーッと急いで回って2冊ほど。 三上於菟吉「明治大正世界実話全集2」(平凡社)昭和4年5月20日函300円 川端康成「古都」(新潮社)昭和58年8月20日17刷函帯200円 実話全集は三上於菟吉「悲恋情死実話」の巻で近松ものの紹介のほか明治以降の有名な情死事件を物語風に描いている。川端のはちょっと必要あって探していたものだが、本当は初版が欲しい。これは80年代になって初刊時の造本で重版したもののようだ。で、踵を返して一路五反田へ向かう。 マクラオド片山廣子訳「かなしき女王」(第一書房)大正14年3月1…