稲葉篤紀とは スポーツの人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)
元プロ野球選手(外野手)
1972年8月3日生まれ。愛知県師勝町(現・北名古屋市)出身。左投左打。
現役引退後の2015年より北海道日本ハムファイターズのスポーツ・コミュニティ・オフィサーに就任。
エピソード
ファンサービスはもちろん、後輩の面倒見がいいことでも知られる。中田翔のスランプ時には「今の辛い経験を語れるようになれればいい」とマスコミにねぎらいのコメントを出したり、ファンフェスタ2011では、杉谷拳士をイジって謝らせるという新しい笑いの形を生み出した。
引退セレモニーのあいさつでも、「これからもファイターズと中田のことをよろしくお願いします」と述べていた。
2003年7月1日の横浜ベイスターズ戦でサイクルヒット達成*1。同年5月7日には対阪神タイガース戦にて通算1000本安打を達成した。日本シリーズには初出場から4度連続で日本一に導いている。しかし、2007年に日本シリーズで敗れてしまい、初めて日本一男伝説が破れ目頭に涙を浮かべていた。
体調管理には長けているが、とりわけ夏場での体調管理がうまく、調子をぐいぐいと上げてくることから「夏男」とも呼ばれる。
彼がチャンス時に打席に入ると、Queenの"I was born to love you"がかかり、札幌名物となった「稲葉ジャンプ」が始まる。推定マグニチュード3を記録し、旭川スタルヒン球場では耐久性の都合上、稲葉ジャンプは禁止となっている。
ちなみに、稲葉ジャンプが起きた打席では、極力初球を見逃して観客にジャンプを完遂させようとしていた。
2011年の東日本大震災当時は、被災した視聴者に震災を思い起こさせるということから、応援団が稲葉ジャンプのテーマを流さなくなり、一時期自粛という形で通常の応援に切り替えた。2012年に稲葉ジャンプは復活している。
札幌ドーム限定で「稲葉ジャンプ弁当」が発売されていたが、現在では「稲葉弁当」という商品名で販売されている。2008年北京五輪代表メンバーに選出されるだけではなく、日本代表の下位打線の中軸としても期待がかかるも、北京五輪では奮闘及ばす金メダルには届かなかった。
本人はファンに定着している「さわやか稲葉」のイメージよりも、「セクシー稲葉」と呼ばれたいそうである。(ファイターズマガジンインタビューより)
2009年度から、田中賢介が選手会長に任命されると、稲葉はキャプテンに就任することになった。2009年4月から、稲葉関連の食品がローソン各店で発売され(味噌カツ丼、小倉トーストなど)、稲葉の青春の味を楽しむことができるようになっている。
2009年5月3日、対埼玉西武ライオンズ戦の延長12回、小野寺力から8年ぶりのサヨナラ本塁打を放ち、ヒーローインタビューで男泣きした様子は、翌日の道新スポーツ一面で大きく取り上げられた。
2009年シーズン終了時点で1690安打であり、順調に行けばあと2年で2000安打を達成する可能性が高いとされたが、2012年でようやくあと30本を切り、開幕以降は好調なペースで安打を積み重ねた。
2012年4月28日、1976試合目となる対楽天戦の1回表にヒメネスからライト前適時打を放ち、史上39人目の2000本安打達成となった。なお、ヤクルトスワローズ時代の同期・宮本慎也も同じ試合数で2000本安打を達成している。
同年5月4日、対オリックス・バファローズ戦の5回裏で古川から本塁打を放ち、史上58人目となる通算250本塁打を記録した。中田の3号ホーマーや鶴岡慎也の適時打にも助けられ、チームは9対2の大勝、そして斎藤佑樹も4勝目を挙げた。
同年11月、年下の元モデルと再婚を発表。さらに2013年からは選手兼打撃コーチに就任した。
2014年、現役引退を決めレギュラーシーズン最終戦の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦でセレモニーを実施。ファイターズはクライマックスシリーズを勝ち進み、稲葉は引退試合後もチームに帯同。代打で逆転タイムリーを放つなど、チームのファイナルステージ進出に貢献した。
福岡ソフトバンクホークスとのファイナルステージ第6戦で敗れ日本シリーズ出場はならなかったものの、ファイターズファンに挨拶するためにナインとともにレフトスタンドに向かうとホークスナインも集まり、敵地ヤフオクドームにもかかわらず両軍選手が同じく引退していく金子誠とともに稲葉を胴上げした。*2
2017年より、小久保裕紀の後を受けて、野球日本代表「侍ジャパン」第2代常任監督に就任。