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加東大介

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映画

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かとうだいすけ

俳優
本名:加藤徳之助
誕生日:1911年(明治44年)2月18日
出身地:東京都
府立七中
姉は女優の沢村貞子、兄は俳優の沢村国太郎

主な映画出演

…など。

著書

南の島に雪が降る (知恵の森文庫)

南の島に雪が降る (知恵の森文庫)

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関連ブログ

BookCites3ヶ月前

「陸軍中野学校」 1966★★★★☆ あらすじ 陸軍少尉となった男は、極秘のスパイ養成機関「陸軍中野学校」のメンバーに選抜される。 www.youtube.com シリーズ第1作。96分。 感想 軍人になったばかりの男が、極秘機関で学び、一人前のスパイになるまでが描かれる。 まず主人公らがスパイ候補になるまでの過程が強引で驚く。何も知らせずに謎のテストをした上で極秘任務として呼び出し、今日からスパイになってもらうから家族やキャリアは捨ててくれといきなり申し付ける。断りづらい空気だし、断ったら断ったで結局キャリアは駄目になりそうだし、どんな仕打ちを受けるかも分からない。有無を言わせぬやり口にドン引きしてしまった。 (ad…

#映画#邦画#陸軍中野学校#増村保造#市川雷蔵#小川真由美#加東大介

ネットで話題

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6ブックマークAmazon.co.jp: 七人の侍 [DVD]: 黒澤明 (監督), 三船敏郎 (出演), 志村喬 (出演), 稲葉義男 (出演), 宮口精二 (出演), 千秋実 (出演), 加東大介 (出演), 木村功 (出演), 津島恵子 (出演), 島崎雪子 (出演), 藤原釜足 (出演), 左ト全 (出演), 東野英治郎 (出演), 山形勲 (出演): DVDwww.amazon.co.jp

関連ブログ

一朴洞日記4ヶ月前

一生懸命に澤村貞子(1908 - 1996) 気丈夫な女将や底意地の悪い姑を演ると、演技じゃねえだろうというくらいにハマった。映画だろうがテレビドラマだろうが、この人が脇役に一枚加わると、作品の格が一段あがった。 「おや、たいそう情ない取的さんだねえ。おなかが空いてるんだねえ。四股名はなんとお云いだい?」 「へい、駒形、茂兵衛と申しやす」 ご存じ長谷川伸の『一本刀土俵入』だ。取手宿の街道筋に建つ茶屋旅籠「我孫子屋」の二階障子から身を乗出したお蔦は、財布に櫛や笄(こうがい)までをシゴキにまとめて、通りかかった若き日の茂兵衛に放り与える。 「どんな辛抱してでも、きっと横綱になって、おっ母さんのお墓の前で、土…

#澤村貞子#加東大介#慰問#長谷川伸#空襲#京都

一朴洞日記4ヶ月前

お辞儀加東大介(1911 - 1975) 『南の島に雪が降る』の原作は『文藝春秋』に掲載された、俳優の加東大介による従軍回想記だが、ベストセラーとなり文庫化され、今日までにいく度も重版されたロングセラーだ。検索してみると、テレビドラマ版やら舞台化版やら映画化版やら、後年のリメイク映画版にいたるまで、いくつもの記事が出てくる。 私が記憶するのは、どうやら一九六二年初演の森繁劇団による最初の舞台化らしい。テレビの舞台中継番組で観た。 すでに戦局は傾き、ニューギニア守備隊は飢えとマラリアとで戦友を次つぎに喪ってゆく毎日だった。どうにかして兵士を鼓舞したいと考えた上官は、加東軍曹に演芸隊の組織を命じた。加東…

#加東大介#森繁久彌#ニューギニア#芝居#雪#長谷川伸#お辞儀

邦画と銭湯4ヶ月前

『「可否道」より なんじゃもんじゃ』(1963・松竹)年増のTVタレントと、ヒモ同然の年下舞台装置家。このカップルの危機に、ちょっとややこしいコーヒー通たちも絡んで微苦笑喜劇が繰り広げられる。原作は獅子文六のユーモア小説。“なんじゃもんじゃ”という珍しい題名は作者自身が提案したもの。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:井上和男出演:森光子/川津祐介/加賀まりこ/長門裕之/加東大介/津川雅彦/三井弘次 今回のラピュタ阿佐ヶ谷で、絶対観たいと思っていたのがこれ。獅子文六原作。ちくま文庫で復刊され、ヒットとなった『コーヒーと恋愛』である。 新劇に未練たらたら、舞台美術家の若者(川津)をつばめにしている森光子。家庭的なお母さん女優としてテレ…

#井上和男#森光子#川津祐介#加賀まりこ#加東大介#獅子文六

たけの湯な日記6ヶ月前

高峰秀子生誕100年『女が階段を上がる時』--現実生活に地続きのフィクション成瀬巳喜男監督『女が階段を上がる時』東宝,1960見たことのない映画だと思っていましたが,途中で,やはりテレビ見たことがあると思い返しました.実際に見たことがあるのかどうかは不明で,似たような映画シーンなのかもしれません.***1960年はたしかにあんな風景であったのですが,銀座は私には遠い町でしした.バー「ライラック」の雇われマダムの圭子(高橋秀子)は30歳.(当時としては)中年にさしかかっていました.使っていたユリ(淡路恵子)が店をもって,客を横取りし,圭子の店の売り上げが下がり,圭子めあての客であっても,彼女がなびかないので,つけ払いを渋ります. 『女が階段を上がる時』雇われマダムの圭子…

#高峰秀子#加東大介#仲代達也#中村鴈治郎#多々良純#沢村貞子

邦画と銭湯7ヶ月前

『大番 完結編』(1958・東宝)シリーズ第四作。1949年、東京証券取引所が再開。故郷に戻っていた“ギューちゃん”は再び兜町へ。戦後の日本経済は朝鮮戦争の特需景気もあって好景気に沸く。“ギューちゃん”は一世一代の大勝負に出るが……。足かけ二年にわたる大ヒット・シリーズ堂々の完結篇。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:加東大介/淡島千景/原節子/団令子/青山京子/仲代達矢/山村聰 そして時はすぎたのであった。 再びギューちゃんは兜町に戻り、仲代達矢の喫茶店の上で営業中。あるときチャップリンさんこと東野英治郎がやってきた。再び株は荒れる。機を逃すな! そして史上最高の大儲け! 社長秘書のちゃっかり団…

#加東大介#原節子#仲代達矢#団令子#千葉泰樹#東宝#淡島千景#獅子文六

邦画と銭湯7ヶ月前

『続々 大番 怒涛篇』(1957・東宝)シリーズ第三作。日中戦争の激化によって相場は低迷。借金まで背負った“ギューちゃん”は失意のあまり故郷に戻るが、統制品の値上がりを目にして闇商売で儲けると、今度は大阪で株取引を再開する。新たに山茶花究等のキャストを加え、ますます快調の大阪上陸篇。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:加東大介/淡島千景/原節子/青山京子/仲代達矢/平田昭彦/太刀川洋一/三木のり平 このシリーズを毎週末に阿佐ヶ谷まで観に行ったときは、もうメンタルが最悪で(笑)、ぎゅーちゃんの頑張りに励まされるようだった。 さて、毎度お馴染み借金抱えて田舎に帰ったものの、田舎じゃ地元の名士である。そんなと…

#淡島千景#原節子#仲代達矢#千葉泰樹#東宝#加東大介#獅子文六

邦画と銭湯7ヶ月前

『續 大番 風雲篇』(1957・東宝)シリーズ第二作。前作で大儲けした“ギューちゃん”は、株の大暴落でスッテンテンに。故郷の宇和島に帰ったが、捲土重来を期して再び上京。盟友“新どん”と店を開き、大成功するが、折から日中戦争が勃発。激動の金融業界を生き抜く“ギューちゃん”の波乱万丈は続く。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:加東大介/淡島千景/原節子/青山京子/中田康子/仲代達矢/河津清三郎/平田昭彦 さすが続編もの! 冒頭にあらすじが! さて、金を失い田舎に帰ったら、田舎の方ではギューちゃん、名士扱いである。家族のために家を建て、学校に二宮像を寄付しと村で一番の出世頭となっている。その上地主様にお食事…

#千葉泰樹#獅子文六#加東大介#淡島千景#仲代達矢#原節子

邦画と銭湯7ヶ月前

『大番』(1957・東宝)1956年から雑誌「週刊朝日」に連載された獅子文六の同名小説の映画化。昭和初期、四国の寒村に貧農の子として生まれた“ギューちゃん”こと赤羽丑之助が裸一貫ならぬ浴衣一枚で上京し、兜町を舞台に株で立身出世するさまを描く、相場版太閤記全四作の第一作。 監督:千葉泰樹 出演:加東大介/淡島千景/原節子/仲代達矢/河津清三郎/東野英治郎/小林桂樹/太刀川洋一 やはりぜひ観ておきたい、しかも四作一気に観る機会を逃してはならない、というわけでいってきたのですが。 実は獅子文六大好きってあちこちでいってるくせに、原作上下巻、読んでないんですけどね。 なので超新鮮な気持ちで観させていただきました。 なんで主人公…

#加東大介#千葉泰樹#淡島千景#仲代達矢#原節子#獅子文六

たけの湯な日記7ヶ月前

生誕100年,高峰秀子『放浪記』--東宝創立30周年記念作品成瀬巳喜男監督『放浪記』東宝1962年『放浪記』は森光子を思い出しますが,見たこともなかったし林芙美子のことも知りませんでした.高峰秀子生誕100周年というひかえめな風潮がなければ,高峰秀子じたいに興味をもつことがなかったかもしれません.***これは面白い映画でした. 『放浪記』カフェーで働くふみ子(高峰秀子)が親分にたてつく 林芙美子が体験しただろう日本社会の底辺にいる人々のくらしと,東京が牽引した大正時代の風俗が記録されています. ***ふみ子幼少期の家族3人の行商は短時間なのですが,辺境の地を移り歩き旅をする行商人の極貧の生活を美しくも物語っています.昭和・戦後の海浜や住宅の風景は戦前の…

#高峰秀子#伊藤雄之助#宝田明#加東大介#草笛光子

目ずらし記事5日前

大山のぶ代主演の「算数の試験」を聴くかなしきこと。 俳優の大山のぶ代氏が先月逝去されたと伝えられた。心から御冥福をお祈りします。主にアニメーションでの声優としての実績はいろいろなメディアで報道されているとおりなので,いまさら触れる必要はないと思うが,多数のラジオドラマにも出演している。その声を活かした子供の役が多いが,芸術祭に参加した「国道一号線・夏」では,がらの悪いドライバーに尻を触られて憤慨する女給の役などもやっている。それらのうちで最も印象深いのが,フランス放送協会(RTF)放送局が制作してイタリア賞を受賞した作品を海外ラジオドラマ特集で邦訳放送した「算数の試験」である。ややこしい算数の試験中に,問題を解くのを応援してくれ…

野川砂町の日毎夜毎10日前

・放浪記(1962) 田中絹代が泥臭い母役。インテリ崩れっぽい高峰秀子の不貞腐れた感じが良い。セルロイド工場の女工は切なそう。女給を相手にチェーホフの台詞を謳う仲屋昇。左翼詩人仲間の伊藤雄之助や加藤武、宝田明(後のイイ人役が噓のようなクズ男)。しかし、よく呑む映画だなー。一瞬、高峰秀子が女芸人に見えた。本郷の近くの遊郭か。草笛光子(意外にも婀娜な美人)と意外にも意気投合…しかし、行き違いでまたもバトル。さて、加東大介をパトロンに、小林桂樹を最期のパートナーに、か。 ・まいにちロシア語応用編#1 CCCPのお話。神岡理恵子氏の声はいいね。ナターリャ先生は結構年配みたい。一応聴取継続。 ・安部公房…

royface's blog18日前

今週のお勧めBS放送映画◆2024.09.30(月)~2024.10.6(日)◆ネタバレはないと思うけど一応ネタバレ全開にしておきます。◆今週のBS放送映画の紹介です。◆IMDb Charts Top Box Office (US)もあります。◆BS放送映画が少ないのかIMDb Charts Top Box Office (US)の方が主になっている感じがしないでもない。◆(日)を最後にした方が週末といった感じでいいと思います。(日)が先頭だとせっかくの週末が見た目で分断されてしまう。◆まだフォーマットが定まっていないので当分は試行錯誤でやっていくつもりです。

人生をもっと楽しく21日前

映画『七人の侍』解説&感想 世界の映画史に残る名作どうも、たきじです。 今回は1954年公開の日本映画『七人の侍』の解説&感想です。 作品情報 解説&感想(ネタバレあり) 世界中でリメイクされた魅力的なストーリー 三船敏郎演じる菊千代の魅力 黒澤映画でお馴染みの役者達 侍と百姓の軋轢 大雨の中のクライマックス 最後に 作品情報 七人の侍 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す タイトル:七人の侍 製作年 :1954年 製作国 :日本 監督 :黒澤明 出演 :三船敏郎 志村喬 津島恵子 木村功 加東大介 宮口精二 稲葉義男 千秋実 土屋嘉男 藤原釜足 上映時間:207分 解説&感想(ネ…

徒然好きなもの25日前

【ネタバレ】浮雲1955年 日本 あらすじ 高峰秀子、森雅之共演。巨匠・成瀬巳喜男監督が男と女の宿命的な愛と悲劇を描いた代表作。戦争中、ゆき子は赴任先のインドシナで既婚者の富岡と出会う。終戦を迎え、富岡は妻と別れると約束して日本へ戻るが、帰国したゆき子は富岡が妻と別れていないことを知る…。落ちぶれてゆく男を愛し、寄り添い続けようとするゆき子に高峰秀子、富岡を演じる森雅之、名優2人の演技と成瀬監督の演出に圧倒される映画史上にさん然と輝く傑作。 浮雲 4KリマスターBlu-ray [Blu-ray] 高峰秀子 Amazon 2024.9.19 NHK BS録画。 製作:藤本真澄 * 原作:林芙美子(新潮社版) 浮…

善福寺公園めぐり1ヶ月前

きのうのワイン+映画「浮雲」「恋の骨折り損」チリの赤ワイン「モンテス・アルファ・カルメネール(MONTES ALPHA CARMENERE)2021」 生産者はモンテス。ブドウ品種はカルメネール90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。 カルメネールはもともとはフランス・ボルドー地方原産の赤ワイン用ブドウ品種だったが、現在、ボルドーでは原木が全滅してしまったためカルメネールの純粋種としてはチリ産のみで、チリは世界最大のカルメネール栽培地域となっている。 酸味は控えめで程よいタンニン、滑らかな口あたりが特徴。 ワインの友で観たのは、NHKBSで放送していた日本映画「浮雲」。 1955年のモノクロ作品。 監督・成瀬巳喜男、脚本・水木洋子、出演…

royface's blog1ヶ月前

今週のお勧めBS放送映画◆2024.09.16(月)~2024.09.22(日)◆ネタバレはないと思うけど一応ネタバレ全開にしておきます。◆BS WOWOWでの『Hollywood Express』の放映が終わってしまいました。◆そんなわけで現実的な企画として今週のBS放送映画の紹介をやります。◆IMDb Charts Top Box Office (US)もあります。◆(日)を最後にした方が週末といった感じでいいと思います。(日)が先頭だとせっかくの週末が見た目で分断されてしまう。◆まだフォーマットが定まっていないので当分は試行錯誤でやっていくつもりです。

royface's blog1ヶ月前

今週のお勧めBS放送映画◆2024.09.09(月)~2024.09.15(日)◆ネタバレはないと思うけど一応ネタバレ全開にしておきます。◆BS WOWOWでの『Hollywood Express』の放映が終わってしまいました。◆そんなわけで現実的な企画として今週のBS放送映画の紹介をやります。◆IMDb Charts Top Box Office (US)もあります。◆(日)を最後にした方が週末といった感じでいいと思います。(日)が先頭だとせっかくの週末が見た目で分断されてしまう。◆まだフォーマットが定まっていないので当分は試行錯誤でやっていくつもりです。

お目が高いって言われたい!〜アメリカ在住MD PhDの映画日記〜2ヶ月前

七人の侍 Seven Samurai 4Kリマスター @ The Little Theater監督:黒澤明 三船敏郎、志村喬、加東大介、宮口精二、津島恵子 こういうのはいつかスクリーンでやるだろうからと、家では見ずに置いておいた。ちなみに他にセーブしているものとして、アラビアのロレンス、スパルタカス、ゴッドファーザー、エイリアン、アンゲロプロスのいくつかがある。 黒澤は、午前十時の映画祭で見た『天国と地獄』、『のら犬』がとても気に入っている。海外の映画人に評判の良い『生きる』はさすがに後半が長すぎると思うが、前半はすごく良かった。嫌いなのが『用心棒』で、三船に翻弄される庶民を見下したような撮り方が耐えられなかった。『七人の侍』にしても、あまりにオーバーな庶民のリアクション、いつまでもメ…

徒然好きなもの2ヶ月前

【ネタバレ】母の初恋明後日放送🌸「#母の初恋」未ソフト化📀◆6/12(水)午後5時30分~ほか今月に生誕125年を迎える文豪 #川端康成 が戦前に発表した小説を映画化🎬実体験をもとに着想を得たとされる話🖋️母の初恋相手である養父への秘めた思慕を#岸惠子 が切なく演じる💭#上原謙 https://t.co/miLdys0DGl pic.twitter.com/QGkeXt5kqO — 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) June 9, 2024 1954年 日本 あらすじ ある男性に惹かれる母娘の悲運を描く、川端康成の小説を映画化したメロドラマ。情感豊かな群像劇の名匠・久松静児監督の元、松竹スターの岸…

tamutamu2024のブログ2ヶ月前

終戦記念日に関する社説・コラム(2024年8月15・16・18日)伝え続けねばならぬ歴史(2024年8月18日『産経新聞』-「産経抄」) 第5方面軍司令官として北海道防衛の策を練る樋口季一郎中将(孫の隆一氏提供) 多くの国民は、昭和天皇の玉音放送を聞き終戦を知った。<父母(ちちはは)の泣けば幼き子等までがラヂオの前に声あげて泣く>高見楢吉。昭和20年8月15日の点描である。大本営は翌16日、各方面の軍に戦闘行動の即時停止を命じている。 ▼自衛目的の戦闘についても、18日午後4時を刻限に銃を置くよう通達があった。ソ連軍が千島列島最北端の占守島に上陸を開始したのは、その18日だった。「断乎、反撃に転じ、上陸軍を粉砕せよ」。現地の守備隊に、そう命じたのは第5方面軍…

日本映画1920-1960年代の備忘録2ヶ月前

西鶴一代女 1952年 新東宝監督 溝口健二 脚本 依田義賢 出演 田中絹代 菅井一郎 三船敏郎 山根寿子 宇野重吉 進藤英太郎 沢村貞子 大泉晃 柳永二郎 小川虎之助 毛利菊枝 市川春代 原駒子 浜田百合子 前にも記事にしましたが、アマプラ無料で再視聴。2時間越えですが、全く飽きない。 人間、どんな人と知り合うかによって人生が変わってしまう・・という今でも通じる怖いお話。羅漢堂の羅漢さまの顔をみて、昔の男性を思い出す田中絹代の表情がよい。 冒頭のそのシーンが映画三分の二を超えた頃にまたでてくるという演出も良い。 田中絹代 御所にいた十代のお春(田中絹代)が出会った男、勝之介(三船敏郎)。ここから彼女の不幸は始まる。身分違…

Being on the Road ! in Hatena2ヶ月前

日本のいちばん長い日岡本喜八=監督、1967年日本(東宝) 三船敏郎、笠智衆、志村喬、宮口精二 面白くて面白くて瞬きもせずに鑑賞。長い尺だったが、一瞬たりとも目が離せなかった。脚本=橋本忍で、黒澤映画の常連。この方、天才的だね。 あと、画面が強く、黒かった。全般的に東宝節(ぶし)なのが面白かった。音楽がゴジラ。 一方でもっと真面目に重苦しく粛々と進むのかと思いきや意外にコメディ調。鈴木貫太郎首相役の笠智衆が出ると、画面が和む。若い近衛兵の反逆は、狂気を通り越してむしろ滑稽。結果がわかっていて奔走する様子が三谷幸喜の演劇みたいだったから。 三船は阿南陸軍大臣、最後に自害するのは予想がついた。 加藤武は内閣書記官長。…

脇役本4ヶ月前

俳優たちのテレビドラマ創世記嶋田親一(フジテレビスタジオ、1960年代)* 「巨匠錦を飾る 左卜全」https://hamadakengo.hatenablog.jp/entry/2023/06/18/211159 から、1年ぶりの更新である。紹介したい脇役本を横目に見つつ、新著『俳優たちのテレビドラマ創世記』(国書刊行会、2024年6月30日第1刷発行)の準備で頭がいっぱいだった。ようやく刊行の運びとなり、とりあえずホッとしているところ。 『俳優たちのテレビドラマ創世記』(国書刊行会、2024年6月30日第1刷発行)。装幀:村松道代 著者は私になっているけれど、実際は嶋田親一さんとの共著。嶋田さんがいなければ、この本は…