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凱旋門賞

Prix de l’Arc de Triomphe
凱旋門賞は、フランス、パリロンシャン競馬場（旧ロンシャン競馬場）で行われる競馬の大レース。略称は英語圏では「Arc」、フランス語圏では「L'Arc」。
第1回は1920年10月3日に行われ、以降1939〜40年は第二次世界大戦の混乱により中止、1943〜44年はトランブレイ競馬場、2016〜17年はシャンティイ競馬場で行われた以外、ロンシャン競馬場の2400ｍで争われる。欧州の中長距離競馬路線においては決勝戦的な存在であり、イギリス・アイルランド・フランス・ドイツ・イタリアといった各国のチャンピオンが集い、過去数多くの名勝負・名馬を生み出した、世界最高峰のレースの一つである。
出走できるのはサラブレッドで3歳以上の牡馬もしくは牝馬で、騸馬には出走資格がない。これは同競走が繁殖馬の選定の競走と定められているためである。
世界最高峰のレースであるがゆえ、他大陸およびマイナー競馬国のチャンピオンが挑戦することも多く、日本の競走馬が参戦することも多い。日本馬で凱旋門賞に最先着した馬は1999年エルコンドルパサー、2010年ナカヤマフェスタ、2012年・13年オルフェーヴルの2着である。

概要

主催者

フランスギャロ

開催地

パリロンシャン競馬場

施行時期

10月第1日曜日

格付

G1

1着賞金

2,285,600ユーロ

賞金総額

400万ユーロ

距離

芝2400m

出走条件

サラブレッド3歳以上牡馬・牝馬

負担重量

3歳56kg、4歳以上59.5kg、牝馬1.5kg減

歴代優勝馬一覧

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