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宮田登

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みやたのぼる

1936〜2000 日本を代表する民俗学者の一人。筑波大学教授を経て、退官後、神奈川大学教授。

『ミロク信仰の研究』、『妖怪の民俗学』『日和見』ほか、著書多数。

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一条真也の新ハートフル・ブログ10ヶ月前

『心霊スポット考』一条真也です。『心霊スポット考』及川祥平著(アーツアンドクラフツ)を読みました。「現代における怪異譚の実態」というサブタイトルがついています。著者は1983年、北海道生まれ。成城大学文芸学部准教授。博士(文学)。専門は民俗学。 主な著作に『偉人崇拝の民俗学』(勉誠出版、2017年)、『民俗学の思考法』(共編著、慶應義塾大学出版会、2021年)があります。 本書の帯 本書の帯には、「『恐るべき出来事』が呼び起こす場所と記憶の文化」と書かれています。アマゾンの内容紹介には、「『心霊スポット』という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、『神奈川ジェイソン村』『新…

#『心霊スポット考』#及川祥平#柳田國男#宮田登#小松和彦

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日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 2日前

みんなそれぞれの真横に神様がいて、みんな全員が漏れなく神様のそばにあるんだよ、君が今やくざだろうが、一国の大臣だろうが、神様はみんなの隣にいるんだよ。(1)(2024/11/16) 『心の超人に学ぶ』 ――生きる力が湧いてくる34のメッセージ 秋山眞人 さくら舎 2024/4/4 「神はただじっと見ている」 <はじめに> ・私がなりわいをしている仕事は、人生の総合的かつ具体的なアドバイザーのようなお仕事です。 ・人間は、幸せになる、楽しくなるということにおいて、厳密に平等である。そして、そういう法則性を維持しているのが自然なのだなと感じました。 ・今は、私はその力と体質を幸福体になること一点に集中して生きてきました。私は、他者の邪なる体質を、かかわることによって取り去り、会うだけで幸福に向かわせるプロです。 宗教学では、こういう人間のことを「実践…

【リベラーツ】|🍎リベラルアーツのeスクール25日前

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【リベラーツ】|🍎リベラルアーツのeスクール1ヶ月前

新シリーズ|【未知への旅 - フィールドワークの100冊】90秒で学ぶショート動画はじめに: 【未知への旅 - フィールドワークの100冊】 新作 動画で学ぶ必読書シリーズ はじめに: 人文・社会のリベラルアーツの必読書をInstagramのショート動画で紹介しています。 11月21日から始まる、新シリーズのご案内です。投稿は、平日20時05分です。 【未知への旅 - フィールドワークの100冊】 1冊目は、宮本常一『忘れられた日本人』(1960) 想いは学びから楽しさが失われつつある危機感から リベラーツは、大学と同水準の講義を双方向のeスクールで提供します。 🍎現在、「文化人類学入門-パート1」の講座を無料体験中です。 ——————————— eスクールの最新情報は「T…

karumerabunkoのブログ2ヶ月前

法蔵館文庫刊行書目一覧 最新版2024年10月31日時点での既刊の法蔵館文庫全80点をあげた。文庫の整理番号順に従って表記した。編者、訳者は割愛した。 秋月龍珉『禅仏教とは何か』 荒木浩『方丈記を読む 孤の宇宙へ』 石田瑞麿『地獄』 岩田慶治『アニミズム時代』 井上寛司『日本の神社と「神道」』 市川白弦『仏教者の戦争責任』 植木雅俊『日蓮の女性観』 牛山佳幸『〈小さき社〉の列島史』 大桑斉『寺檀の思想』 大串純夫『来迎芸術』 岡田正彦『忘れられた仏教天文学 一九世紀日本における仏教世界像』 大山喬平『増補 ゆるやかなカースト社会・中世日本』 横超慧日『涅槃経入門』 河内将芳『信長が見た戦国京都 城塞に囲まれた異貌の都』 河…

秋谷高志 批評をめぐる試み2ヶ月前

文学批評) 白洲正子『十一面観音巡礼』を読む ――「境界/中間領域/過渡期」への眼差し昭和四十四年に『かくれ里』を、昭和四十七年に『近江山河抄』を「芸術新潮」に連載した白洲正子は、昭和四十九年一月から『十一面観音巡礼』を一年半連載する。 紀行文のようでもあるが、昨今はやりの「食」「宿」などへの雑文的言及は厳しく排して、十一面観音に集中している。 《私の経験からいっても、十一面観音は、必ず山に近いところ、もしくは山岳信仰と関係のある寺に祀ってあり、あまり方々でお目にかかるので、自然に興味を覚えるようになった。何より驚くのはその数の多いことと、美しい作が沢山あることで、興味というより不思議に感じたのがはじまりである。が、そんなことはいくらいってみた所で仕方がない。学者なら学問の方か…

karumerabunkoのブログ2ヶ月前

ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年10月31日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,071点(セット版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら→ちくま学芸文庫M&S刊行書目一覧 最新版 - karumerabunkoのブログ 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄…

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『怪談の仕掛け』一条真也です。『怪談の仕掛け』伊藤龍平著(青弓社)をご紹介します。著者は1972年、北海道生まれ。國學院大學文学部教授。専攻は伝承文学。著書にブログ『何かが後をついてくる』で紹介した本をはじめ、『江戸の俳諧説話』(翰林書房)、『ツチノコの民俗学――妖怪から未確認動物へ』『江戸幻獣博物誌――妖怪と未確認動物のはざまで』『ネットロア――ウェブ時代の「ハナシ」の伝承』(いずれも青弓社)、『怪談おくのほそ道――現代語訳『芭蕉翁行脚怪談袋』』(国書刊行会)、『ヌシ――神か妖怪か』(笠間書院)、共著に『現代台湾鬼譚――海を渡った「学校の怪談」』(青弓社)、『恋する赤い糸――日本と台湾の縁結び信仰』(三弥井…

一条真也の新ハートフル・ブログ2ヶ月前

『妖怪の誕生』一条真也です。『妖怪の誕生』廣田龍平著(青弓社)を紹介します。「超自然と怪奇的自然の存在論的歴史人類学」というサブタイトルがついています。著者は、1983年生まれ。法政大学ほか非常勤講師。専攻は文化人類学、民俗学。訳書にマイケル・ディラン・フォスター『日本妖怪考――百鬼夜行から水木しげるまで』(森話社)など。 本書のカバー前そでには、「カッパ、カマイタチ、くねくね……私たちはなぜ、それらを妖怪と呼ぶことができるのか。18世紀末から現代までの自然/超自然、宗教、近代/非近代をめぐる議論、日本の知識人の言説や思想、学知を渉猟して、現代の妖怪概念が生成してきた過程を丁寧に分析する。妖怪と妖怪研究の関…

かぐらかのん3ヶ月前

民俗学とはいかなる実践か* 民俗学という知 民俗学はまずイギリスに起こりました。1846年、イギリスの作家、ウィリアム・トムスが従来の古俗や古謡の総称としてフォークロアの術語を提唱し、その内容は「伝統的信仰伝説および庶民のあいだに行われている風習、生活様式、慣習、宗教儀礼、民謡、諺」を包含するものでした。1878年、ロンドンに民俗学協会が発足し、次いでスペイン、フランス、ドイツ、アメリカに順次、民俗学の研究団体が作られ、次第にその学問的基盤が整備されていきます。 一方で日本の民俗学は江戸時代中期の本居宣長や平田篤胤などの国学の系譜に連なるものであり、大正から昭和にかけて在野の研究者を糾合する形で柳田國男(1875〜1…

odd_hatchの読書ノート4ヶ月前

安丸良夫「神々の明治維新」(岩波新書)-1 新政府の扇動で国学者と神道家と民衆が仏寺だけでなく民俗信仰の対象を破壊した。教科書ではほとんど触れられない明治政府の神仏分離と廃仏毀釈は巨大な転換であった。政権がなくなり他国との交易が始まるときに不安と弱さを払しょくする代償なのである。自分の関心では、19世紀前半の古式神道の流行からの帰結であり、のちの国家神道や国体イデオロギーの始まりであることで重要。さらに靖国神社のはじまりが1865(慶応元)年、長州藩の隊士らが丘陵地を開削してつくった奇兵隊士らの「招魂場」にあるということにもつながる。また廃仏毀釈では、政府の命令にのっかって人々が進んで神社仏閣の破壊に参与した。明治政府の全体主義運動の始まりとして注目しないといけないできごと。 はじめに ・・・ 神仏分離と廃仏毀…

日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 6ヶ月前

さらにBLM運動は差別反対の観点から、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソンら「アメリカ建国の父祖」たちが、こぞって黒人奴隷を所有していた事実が一気に注目されるようになった。(1)(2024/5/11) 『キャンセルカルチャー』 アメリカ、貶めあう社会 前嶋和弘 小学館 2022/10/23 <はじめに> ・世界の歴史のなかで、これだけ人々の平等や公平性に敏感になっている時代はこれまでなかったのではないか。多様性を求める声は常識として世界的に広がり、人種問題やジェンダー平等などへの感受性も飛躍的に高まっている。差別反対や平等性・公平性の確保は歴史的な必然のようにすらみえる。 2020年夏から秋にかけて広がったブラクライブズマター(BLM)運動に対する共感の声は、ほぼ瞬時にアメリカの主要都市で爆発的に広がった。 ・さらに特筆されるのが、BLM運動は差別反対の観点からさまざ…

taronの日記漂流先7ヶ月前

戸森麻衣子『大江戸旗本春夏秋冬』大江戸旗本 春夏秋冬作者:戸森 麻衣子東京堂出版Amazon 江戸の旗本の家や私生活について、旗本家が残した史料から再構成している本。1300石取りの旗本三嶋家と3000石取りの交代寄合金森家関係の史料がメイン。あと、韮山代官江川家のエピソードが多かった印象。比較的上層の、文事に親しんだ家というバイアスはありそうだけど。 幕末にもなると、様々な日記史料を中心とした、私生活を語る情報源が出現するけど、逆に言えばそれまで、そういう私生活に関する情報が少ないってことだよなあ。 旗本屋敷の構造、家督継承にともなうすったもんだ、家臣団などの屋敷に出入りする人々、年中行事や家計、日常生活のディテールなどが…

生活記録8ヶ月前

五冊読了映画=イマージュの秘蹟作者:前田 英樹青土社Amazonすごく不思議な文章。映画で哲学(主にベルクソン)を語っているのか、哲学で映画を語っているのか。でもすごくドライブする文章だ。天才数学者はこう解いた、こう生きた 方程式四千年の歴史 (講談社学術文庫 2360)作者:木村 俊一講談社Amazon居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化 (ちくま学芸文庫 イ 54-1)作者:飯野 亮一筑摩書房Amazon日本王権論作者:網野善彦,宮田登,上野千鶴子春秋社Amazon縄文の音作者:土取 利行青土社Amazon

酒徒行状記9ヶ月前

【2024年2月前半】今月の一日一論文:樋口清之「馬庭念流―上州の花咲ける古武道」須藤 明子「空気銃 : カワウの個体数調整」周星「花火と爆竹-民俗学の「中国問題」」陳建一 ; 南條竹則「対談 中華の祭典/素晴らしき食の世界 」ほか 2024年2月前半の#一日一論文。 先月でちょうど2023年11月~2024年1月まで、3カ月やったので、Twitter上で一日一論文のアンケートを取ってみた。 #一日一論文 3カ月続けたので皆様にアンケートをば。一日一論文。今後どんなふうに掲載するのがいいでしょうか? — 酒徒吉風 (@syutoyoshikaze) 2024年2月15日 8票の意見ですがアンケート記入して下さった方はありがとうございます。「今後も続けると良い」というのが多くて嬉しいことです。励みになります。(おもろないからやめなはれ、というコメントも覚悟していました。) ツイートの長さについてはなるたけ短くするよう努力しつ…

酒徒行状記9ヶ月前

【2024年1月後半】今月の一日一論文:「近江のオコナイに見る牛玉宝印」「〈長門・周防の民俗〉防長探訪記--山口で出会った人と物」「ワニ料理」など1月後半の#一日一論文。 この時期は兄弟分の研究者と山口に旅行に行ったので、その下準備のため山口関係の資料を読む。 山口、いいとこでした。魚があそこまで美味しいとは。瀬戸内と日本海両方の魚が入ってくるので両方の味が楽しめるとは思いませんでした。 なお、山口行った後からの一日一論文は最後に論文執筆者の概略を載せるようにしました。 今回、山口では山口大の民俗学のY先生のゼミを見学させてもらったのだけど、ゼミ生の発表を聞きながら、「そういえば文献読解やる時は「必ず、書いた人がどういう人物で、どういう研究をしている人なのか概略紹介をやりなさい」と言われたのを思い出したからでした。 この#一日一論文でも…