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京城

大韓帝国時代の「ソウル」の表記

現在の大韓民国の首都、ソウルの旧称。日本統治期に使われた。キョンソン。Gyeong-seong。

古来、中華の属国であった時代には、属国という立場上[京]という文字の使用を躊躇わざるを得なかった*1ため、漢城を正式名称としていた。

公式に京城の名が消えたのは、1946年10月18日ソウル特別市の設置。以降は、日本統治期断罪・完全否定の観点から、差別語として認識されている。
ただし、釜山とを結ぶ京釜線、新義州とを結ぶ京義線*2などの鉄道・交通用語では残っていたり、大韓民国京城特別市・・・で郵便が届いたり、商店の名称に使われていたり、各所で名残を見かけることがある。

歴史的な経緯から、日本ではこの名称を使うことが稀にある。京城が日本国内の都市であった時代には「けいじょう」と読んでいたのだが、現在では京城と書いて「ソウル」と読むこともある。

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