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宮本輝の著作。

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

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関連ブログ

逍遥堂日乗 a bookish life4ヶ月前

2024/5/20 宮本輝「錦繍(きんしゅう)」 (新潮文庫) 錦繍(新潮文庫) 作者:宮本 輝 新潮社 Amazon 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) 著者 : 宮本輝 新潮社 (1985年5月28日発売) f.2024/5/20p.2024/3/11 from amazon site 私はあなたにまさにひと目惚れでした。 愛し合いながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年を隔て再会した――。往復書簡がそれぞれの過去と思慕を炙り出す。恋愛小説の金字塔。 会って話したのでは伝えようもない心の傷。14通の手紙が、それを書き尽くした。 「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないこと…

#読了#錦繍#宮本輝

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6ブックマーク錦繍: 宮本 輝www.amazon.co.jp

6ブックマーク昭和レトロな邸宅「愛宕下」で過ごす、盛岡・錦繍の秋 | ことりっぷco-trip.jp

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季節の和菓子をお土産に。センスのいい和菓子選びで喜ばれるお土産を。1年前

季節の和菓子をお土産に。鈴懸 季節の生菓子 錦繡(きんしゅう) 鈴懸 11月1日から13日までの期間限定販売生菓子、錦繍。 その名前の通り、錦と刺繍を施した織物のように紅葉で美しい景色になった山の様子を表しています。その紅葉の様子で3段階に分けて和菓子が作られているそうですが、ここで販売されているのは、一番色濃くなった情景のものです。 和菓子はきんとん生地で小豆餡を包んでいます。深まる秋の情景を和菓子でお土産にすることができます。

#鈴懸#錦繍#紅葉の景色

🪻源氏物語&古典blog 和歌&漢文🪻1年前

鈴鹿川八十瀬の波に濡れ濡れず伊勢までたれか 思ひおこせん〜 源氏の君の送った榊に挿した手紙の返事 by 六条御息所🪷鈴鹿川 八十瀬の波に 濡れ濡れず 伊勢までたれか 思ひおこせん 〜鈴鹿川の八十瀬の波に袖が濡れるか濡れないか 遠い伊勢に行った先まで 誰が思いおこしてくださるというのでしょうか。 【第10帖 賢木 さかき】 斎宮は十四でおありになった。 きれいな方である上に 錦繍《きんしゅう》に包まれておいでになったから、 この世界の女人《にょにん》とも見えないほどお美しかった。 斎王の美に御心《みこころ》を打たれながら、 別れの御櫛《みぐし》を髪に挿《さ》してお与えになる時、 帝《みかど》は悲しみに堪えがたくおなりになったふうで 悄然《しょうぜん》としておしまいになった。 式の終わるのを八省院《はっしょうい…

#鈴鹿川八十瀬の波に濡れ濡れず伊勢までたれか思ひおこせん#逢坂山#別れの御櫛#洞院#錦繍

季節の和菓子をお土産に。センスのいい和菓子選びで喜ばれるお土産を。2年前

季節の和菓子をお土産に。鈴懸 季節の生菓子 錦繡(きんしゅう) 鈴懸 11月1日~中旬までの、期間限定販売生菓子、錦繡。 見ての通り、美しい紅葉の様を模したきんとん製の和菓子で、中には小豆餡が包み込まれています。ビジュアルが美しいので、それだけでも、お土産にすると喜んでいただけそうです。 錦繡とは、色鮮やかで美しい立派な織物や衣服のことで、その呼称を美しい紅葉にたとえています。手でつかんでは食べられませんので、一緒にお茶の時間を過ごす方などへのお土産に適していると思います。

#鈴懸#錦繍#季節の和菓子#気の利いた和菓子のお土産

坊さんブログ、水茎の跡。5年前

錦繍の普濟寺 ~ 秋真っ盛りの思い出 ~寒紅梅がほころんできました。 寒紅梅 【寒紅梅】かん‐こうばい 梅の一品種。寒中に紅色の八重の花が咲く。《季 冬》『デジタル大辞泉』「寒紅梅」の項 例年よりも開花が早いようです。日に日に、お寺が紅色になっていきます。こちらは、昨秋の錦繍に染まる普濟寺です。 11月18日……まさに秋真っ盛りでしたね。その日、ドローンで境内を撮影くださった方が、写真をお持ちくださいました。 www.mizu-kuki.work こちらは本堂内です。 もうちょっと、キレイに片付けておけば良かったですね。写真はまだ古いものですが、今年に入って二畳台は新しくなりました。 www.mizu-kuki.work こちらは境…

#寒紅梅#錦繍#ドローン#二畳台

京都てっぱん日記8年前

宇多野病院、京都タカシマヤ、嵐山の有名旅館も!宮本輝『錦繍(きんしゅう)』のタイムテーブルを作ってみた。詳しくはこちら→<Amazon>錦繍 (新潮文庫) 先日のNHK「SWITCHインタビュー」から宮本輝ブームが再燃しているオタク父。今回の放送は、宮本輝×行定勲ということで興味深かったです。 →SWITCHインタビュー 達人達(たち) - NHK ほとんどの作品は読破し、装丁の有元利夫さんの美術展(@佐川美術館)にまで行ったのですが過去の蔵書は引っ越し等で処分 or 実家に置いてあるため、Kindleで少しずつ読み返してはります。いちばんハマっているのは『錦繍(きんしゅう)』。 「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来な…

#宮本輝#錦繍

sazaesansazaesan’s diary12日前

読書 生命評論文で生命についてたまに出ますが、文学作品にも生命は出てきます。例えば、 『錦繍』 宮本輝 | 新潮社 という小説に、無理心中で死にかけた主人公が、そのときにみた生命について語る部分があります。 pp119-120 「霊魂なるものが、はたしていかなるものであり、真実存在するものであるかどうか、私には判りません。しかし私は、死にかかっていた、いや、いったんは確かに死の時を迎えた自分を見つめていたものが、自分の霊魂であったとはどうしても思えないのです。もしあれが霊魂であったとすれば、私たち人間は生きているという状態の中でも、霊魂なるものによって、肉体活動や精神活動をつかさどられていると考えざるを…

天朗気清、画戲鑑賞15日前

余談:『西遊記 1986』の興味深い中国語メモ14※補足1:画像は動画共有プラットフォーム「BliBli」で公開されている中国ドラマ『西游记(1986年製作)』より引用 ※補足2:各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 ※補足3:前回、次の15番を先に公開してしまった模様。順序が逆転して申し訳ない。 ①紅孩児(こうがいじ/hóng hái ér)の服飾 ※捕まったふりをして助けを求める紅孩児(こうがいじ/hóng hái ér)。「助けて~」という呼び声から最速で現地に向かったドラマの展開を受けて、「黑神话悟空速通大赛(黒神話悟空のRTAやんけ)…

すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」17日前

海谷山塊テレビを見ていたらNHKの百名山で糸魚川の海谷山塊をやっていた。おほー、良くこんなローカルな山を取り上げた物だと驚いた。海谷山塊は青海駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳などから成る山塊で2000mにも満たない山々だが、ハシゴ、ロープなどが随所に有り、時には藪漕ぎみたいな所も有ってかなり危険な所も通過しなければならない。もちろん縦走などは登山経験豊富な人と行くべきで、間違っても単独行は止めた方が良い。登山技術と体力が無い人には到底縦走は無理だろう。ましてや日の暮れるのが早い秋の時期は避けた方がいいのだが、どうしても低山故、夏の暑い時は敬遠されるようだ。(笑)ネットでこの山塊を縦走した記事を見ると何れも10月…

脳垢22日前

2024/09/19-感傷in非干渉。・酩酊、ほとんど夢見心地である。夢から醒めて、されどまだ意識が現実にいない状態を再現するために人間は酒を飲んでいる。・酒は、魔法のように物事を忘れさせることはできない。ただ一瞬ばかり、空白を作ってくれる。そしてその僅かな空白で、我々は忘れることが出来るのだ。・精神的異装を好む。若い人、多いと思う。自分もそのうちの一人である。あなたが羨ましい。あの子が羨ましい。そうやって、羨ましいのパーツをマネし続けてみて、綾羅錦繍キメラが出来上がってみる。さりとてハリボテ、好きにもなれず。しかし「羨ましい」を集めてみたものだから、歪んだ好きばかり先行して、奇妙な自己肯定と自己否定に陥る。わたしはそんな自分が嫌…

Red pill1ヶ月前

泥酔追憶日記 第34章「世界中の恋の数は一定なのだ」と、ロバ先生は言いました。 「だから、ここにひとりの片恋がいるということは、世界中のどこかに、その片割れがいるということなのだ」と。 ぼくは、広い空を見上げてると、何だかかなしくなりました。 ぼくの まだ見ぬ片恋の相手は、どこにいるのだろうか? ---------- 2024/4/1(月)0:04 えりか そろそろ寝ます6:25 quzu おはよう。眠れた?6:28 quzu 昨日も愛しかった。また違うエリン観れて嬉しい7:07 えりか おはよう。何回か起きたけど、眠れたよー。 昨日は渋谷後半グダグダでごめんよ。酔ってた。7:07 えりか 体調は大丈夫?7:32 …

Red pill1ヶ月前

泥酔追憶日記 第34章「世界中の恋の数は一定なのだ」と、ロバ先生は言いました。 「だから、ここにひとりの片恋がいるということは、世界中のどこかに、その片割れがいるということなのだ」と。 ぼくは、広い空を見上げてると、何だかかなしくなりました。 ぼくの まだ見ぬ片恋の相手は、どこにいるのだろうか? ---------- 2024/4/1(月)0:04 えりか そろそろ寝ます6:25 quzu おはよう。眠れた?6:28 quzu 昨日も愛しかった。また違うエリン観れて嬉しい7:07 えりか おはよう。何回か起きたけど、眠れたよー。 昨日は渋谷後半グダグダでごめんよ。酔ってた。7:07 えりか 体調は大丈夫?7:32 …

えーこのドラマ記録1ヶ月前

長楽曲 第18話 あらすじネタバレ感想かわいいぞ☺️ ※自動翻訳で観ているので、所々間違っているかもしれませんがご了承ください。 あらすじネタバレもざっくり書いています。 ※画像は公式微博*1からお借りしています。 これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓ あらすじネタバレ 永安の屋敷に火蛾が雪崩れ込み、永安にはよからぬ噂が流れ永安は汝寧に会いに行き錦繍坊の件は自分ではないと訴える。 顔幸は潘馳に頼んで雲雀の両親を連れて来てもらうと、錦繍坊の件で火蛾に脅されていたため雲雀が沈府にやって来ていることがわかる。 そんな中、永安から宴の誘いを受けた沈渡と顔幸が向かうと、そこで永安の娘、嘉安が踊り子の蛾に襲われる。 沈渡が追うと火蛾がおり…

えーこのドラマ記録1ヶ月前

長楽曲 第17話 あらすじネタバレ感想ひゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! ※自動翻訳で観ているので、所々間違っているかもしれませんがご了承ください。 あらすじネタバレもざっくり書いています。 ※画像は公式微博*1からお借りしています。 これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓ あらすじネタバレ 沈渡は方鳴に話を聞くと、方鳴は錦繍坊の事件は守傑と陳夫人が扇動したと訴え恨みを吐露する。 すると狂っていた守傑が火蛾に強制されたと言い始め、方鳴もまた火蛾に騙されて事件を起こしていたことがわかる。 方鳴は錦繍坊の事件は永安が汝寧に嫉妬して起こし、すべては皇宮の人間が悪いと言い出し沈渡はすべて太皇太后に報告すると約束する。 雲雀は錦繍坊の事件を調べ…

えーこのドラマ記録1ヶ月前

長楽曲 第16話 あらすじネタバレ感想沈渡は好きが溢れてるじゃーん!! ※自動翻訳で観ているので、所々間違っているかもしれませんがご了承ください。 あらすじネタバレもざっくり書いています。 ※画像は公式微博*1からお借りしています。 これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓ あらすじネタバレ 火蛾門に集まる人は捕らえられてしまい、火蛾門で祈っていた金夷娘を顔幸は救い出す。 顔幸は火事に巻き込まれてしまうが無事逃げ出し、倒れた顔幸を沈渡が運ぶ。 顔幸は火事現場で沈渡についた粉を陳瘟に調べてもらう。 顔幸は自分を助けてくれたお礼を沈渡にすると、沈渡は自ら顔幸を抱き止める。 守傑のいる屋敷が火事になり、現場に書類を調べていた時に顔幸が出…

えーこのドラマ記録1ヶ月前

長楽曲 第14話 あらすじネタバレ感想お腹痛い🤣🤣🤣 ※自動翻訳で観ているので、所々間違っているかもしれませんがご了承ください。 あらすじネタバレもざっくり書いています。 ※画像は公式微博*1からお借りしています。 これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓ あらすじネタバレ 実家に帰った顔幸の元に沈渡もやって来ると、世元に世元の家族のことを尋ねるも世元はしどろもどろになる。 顔家に泊まることになった沈渡と顔幸は同じベッドに寝ることになるも2人は共に寝られなかった。 沈渡が灯りがないと寝られないことで顔幸は沈渡が鳥の目であることに気づく。 顔幸と話していた沈渡は過去出会った女の子のことを思い出し、顔幸がその女の子ではないかと考える。…

えーこのドラマ記録1ヶ月前

長楽曲 第12話 あらすじネタバレ感想景林巻き込まれ事故🤣🤣🤣 ※自動翻訳で観ているので、所々間違っているかもしれませんがご了承ください。 あらすじネタバレもざっくり書いています。 ※画像は公式微博*1からお借りしています。 これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓ あらすじネタバレ 永安は行微が弘文館の試験を利用して学生達を襲ったと太皇太后に訴えると、沈渡はその場を制圧した際に使われた道具が蕭重のものだと示す。 沈渡は行微と蕭重以外に黒幕がいると訴え、内衛府に調査が任される。 沈渡から弘文館の試験に裏があると言われた潘馳は酒で気分を紛らわせるが、実は潘馳は顔幸が沈渡と結婚したことを心配していたのだった。 実家に帰った顔幸を追って…

えーこのドラマ記録1ヶ月前

長楽曲 第11話 あらすじネタバレ感想顔幸がおもしろすぎて🤣 ※自動翻訳で観ているので、所々間違っているかもしれませんがご了承ください。 あらすじネタバレもざっくり書いています。 ※画像は公式微博*1からお借りしています。 これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓ あらすじネタバレ 刑部に永安がやって来ると火蛾の事件を調べにきたと言い、顔幸は永安と世元の関係を訝しむ。 太皇太后の命により火蛾の事件は沈渡と内衛府に任されることになる。 弘文館の試験は行微に任されることになり、蕭重に沈渡をサポートすべきか相談するが蕭重は答えなかった。 沈渡が火蛾の事件を調べられると知った顔幸は自分も調べたいと言い、沈渡は自分と話し合った上で行動すると…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木3〈さかき〉】 斎宮が気になる源氏。恋ををすべきでない人に好奇心の動くのが源氏の習癖である😓斎宮に別れの御櫛をさす帝は悲しみに耐え難く御成になった。by🐱🍁【源氏物語198 第十帖 賢木10】斎宮の御禊の式が行われた。源氏は斎宮の大人びた手紙に胸がなった。 〜十六日に桂川で斎宮の御禊《みそぎ》の式があった。 常例以上はなやかにそれらの式も行なわれたのである。 長奉送使《ちょうぶそうし》、 その他官庁から参列させる高官も 勢名のある人たちばかりを選んであった。 院が御後援者でいらせられるからである。 出立の日に源氏から別離の情に堪えがたい心を書いた手紙が来た。 ほかにまた斎《いつき》の宮のお前へといって、 斎布《ゆふ》につけたものもあった。 いかずちの神でさえ恋人の中を裂くものではないと言います。 八洲《やしま》もる 国つ御神《みかみ》も こころ…

古賀侗庵のブログ2ヶ月前

壼範新論壼範新論は1815年、侗庵27才の時の論文です。壼とは女性、範とは手本とか模範という意味ですので、壼範新論とは新しい女性の道徳論といった意味になります。従来の儒教の女性道徳論に異論を述べたもので、本論十篇と追記六項目から成ります。本論の目次を現代語訳で表せば以下のとおりです。 1、婦人は無能であってはならない 2、女性にも学問は必要である 3、花街は禁止すべきだ 4、服飾の過度に贅沢なものを禁止すべし 5、大奥の官女の十分の九は減らすべし 6、女性の再婚は必ずしも非難すべきではない 7、婦人が殉死するのは礼にあらず 8、妾は定数を定めるべきだ 9、大名が商人の娘や芸者を妾とすることを禁止すべし…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【🌹10分で聴く源氏物語 第7帖 紅葉賀2〈もみじのが〉】 藤壺の宮邸で若紫の父君の兵部卿宮に会う。お互いを女にしてみてみたい思ったって(⌒-⌒; ) 平安時代の感覚、いまいち分からん by🙀🍁訪れぬ夫を恨めしく思う妻【源氏物語101 第七帖 紅葉賀3】 それがあってから藤壺の宮は宮中から実家へお帰りになった。 逢う機会をとらえようとして、 源氏は宮邸の訪問にばかりかかずらっていて 左大臣家の夫人もあまり訪わなかった。 その上 紫の姫君を迎えてからは、 二条の院へ新たな人を入れたと伝えた者があって、 夫人の心はいっそう恨めしかった。 真相を知らないのであるから恨んでいるのがもっともであるが、 正直に普通の人のように口へ出して恨めば自分も事実を話して、 自分の心持ちを説明もし慰めもできるのであるが、 一人でいろいろな忖度をして恨んでいるという態度がいやで、 自分はついほかの人に浮気な…