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空港線

空港線

名鉄空港線。名古屋鉄道の路線。常滑−中部国際空港間 4.2km。直流1500V電化、複線。軌間 1067mm。

概要

中部国際空港(セントレア)への交通アクセスの一つ。起点の常滑駅で常滑線に接続しており、快速特急・特急・急行(稀に快速急行、普通)が名古屋・岐阜・豊橋方面と直通運転を行っている。

中部国際空港駅

中部国際空港駅は頭端式ホーム2面2線の構造だが、将来の2面4線化も可能な造りになっている。空港旅客ターミナルの「アクセスプラザ」と呼ばれる区域に設置されており、ターミナルビル2階の到着ロビー、3階の出発ロビーともに、段差なしに移動できるようスロープでつながっている。改札内でも(ホームの内側に線路と平行に設置された仕切りの手前まで)カートが使用できるようになっているのも特徴の一つ。

歴史

2005年1月29日、同年2月17日の中部国際空港開港を前に開通した。

(参考)その他の「空港線」

空港線

南海電気鉄道の路線。泉佐野駅関西空港駅間 8.8km。直流1500V電化、複線。軌間 1067mm。

概要

関西国際空港への交通アクセスの一つ。起点の泉佐野駅で南海本線に接続しており、特急「ラピート」のほか、空港急行が難波方面と直通運転を行っている。
りんくうタウン駅ではJR関西空港線との乗り換えも可能である。
JRの路線名は「関西空港線」だが、南海の場合は空港といえば関西国際空港であることは自明であるため、単に空港線という名称にしている。
海上にある橋を渡るので、強風が吹くと運転を休止せざるを得ないという弱点がある。

関西空港駅

関西空港駅は島式ホーム2面4線の構造だが、このうち半分の1・2番線を南海が使用し、3・4番線をJRが使用している。りんくうタウン駅では改札やホームを共用している両社だが、空港駅の改札やホームは分離している。
ホームは1階、コンコースは2階にあり、コンコースは旅客ターミナルビルの国内線ロビーと同じレベルに位置している。1階の国際線到着ロビーと3階の国際線出発ロビーへはエスカレーターやエレベーターでの移動となるが、距離は短い。

歴史

1994年6月15日、同年9月4日の関西国際空港開港を前に開通した。専用特急「ラピート」の運転開始は開港日の9月4日だった。

(参考)その他の「空港線」

空港線

京浜急行電鉄鉄道路線。京急蒲田駅−羽田空港国内線ターミナル駅間 6.5km。直流1500V電化、複線*1。軌間 1435mm。

羽田空港国際線ターミナル駅

羽田空港国際線ターミナル駅は対向式ホーム2面2線の地下駅。駅構内には計66台の防犯カメラを設置し、うちホームに設置された16台には「放置物探知機能」が備わっている。

羽田空港国内線ターミナル駅

羽田空港国内線ターミナル駅は島式ホーム1面2線の地下駅で、第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナルの中間に位置している。羽田空港行き列車の場合、第1ターミナル利用者は後尾寄りの車両、第2ターミナル利用者は先頭寄りの車両を利用するのが、それぞれの出口に近く便利である。

歴史

1902年6月28日、京浜電気鉄道により蒲田(現・京急蒲田)−穴守間が「穴森線」として開業したのに始まる。穴守駅は現在の穴守稲荷駅の付近だが、1913年12月31日には0.8km先に移設された。

戦後は羽田飛行場がアメリカ軍に接収されたため、1945年9月27日から稲荷橋(現・穴守稲荷駅)−穴守駅間の営業を休止、残存区間も上り線が接収されて単線化された。上り線の接収は1952年11月1日に解除され、休止区間についても1956年4月20日には穴守の手前に設置された羽田空港駅(初代)までが復活している。高度経済成長の中、羽田空港の利用者は急増するが、当時の羽田空港駅は空港とは名ばかりで空港ターミナルからは離れており、空港アクセスの機能は全く果たさなかった。

この状況が打開されたのは、平成になって2期にわけて空港線を空港敷地内へ乗り入れる工事が行われた後である。この工事のため、1991年1月16日から穴守稲荷−羽田空港(初代)間の営業は休止されている。第1期延伸工事により1993年4月1日、穴守稲荷−羽田(現・天空橋駅)間が開業。同年9月27日からは延伸開業した東京モノレール羽田線に羽田駅で乗り換えられるようになった。そして1998年11月18日、羽田駅から改称された天空橋駅と空港ターミナルに直結した現在の羽田空港国内線ターミナル駅の間が開業し、ようやく京急線だけで空港に到達できるようになった。

(参考)その他の「空港線」

*1:京急蒲田−糀谷間は単線並列区間。

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