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佐藤さとる

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読書

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さとうさとる

児童文学作家。
1928年(昭和3年)2月13日、生まれ。2017年(平成29年)2月9日、死去。
神奈川県横須賀市出身。
コロボックル物語」シリーズなどがある。
1967年、「おばあさんのひこうき」で野間児童文芸賞を受賞。
2010年、旭日小綬章を受章。

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関連ブログ

大沼ねこひ日記5日前

『かぜにもらったゆめ』原画展・1週目『かぜにもらったゆめ』1週目が終了しました。この企画を通じてたくさんのご縁があり、嬉しい日々です。店の営業の傍ら、ほぼひとりで搬入・搬出・広報などをやっているので、その詳細をお話することが今はできないのですが、大沼に来て不思議なご縁がつながることがとっても多く、生きていることの魔法を体験できているような感じです。村上さん、童心社様、昨年からの皆さんの応援のお気持ちや募金の力が全て生かされてこの展示が実現しました。本当にありがとうございます。展示はまだまだ続きます。 コロボックル物語シリーズ(佐藤さとる/作、村上勉/絵、講談社)

#三月の羊#かぜにもらったゆめ#佐藤さとる#村上勉#コロボックル#童心社#講談社

ネットで話題

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28ブックマーク児童文学作家の佐藤さとるさん死去「コロボックル物語」:朝日新聞デジタルwww.asahi.com

23ブックマーク森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 on Twitter: "「夏の葬列」に描かれる、民間人の子供に機銃を撃ち込んでくる米軍機の存在を疑問視する向きがあるようですが、佐藤さとる氏の実体験がベースだという『だれも知らない小さな国』の戦時中エピソードにもあって、こちらは子供達が鬼ごっこのような感覚でそれを楽しんだという描写(たまに死者が出る)。"twitter.com

22ブックマーク訃報:佐藤さとるさん88歳=児童文学作家 | 毎日新聞mainichi.jp

18ブックマーク作家の佐藤さとるさん死去 「コロボックル」シリーズ | NHKニュースこびとたちと人間世界の交流を描いたファンタジー作品、「コロボックル」シリーズで知られる、作家の佐藤さとるさんが、今月9日、横浜市内の自宅で心不全のため亡くなりました。88歳でした。 昭和34年に自費出版したコロボックルシリーズの第1作「だれも知らない小さな国」が高い評価を受け、毎日出版文化賞や国際...www3.nhk.or.jp

10ブックマーク<訃報>佐藤さとるさん88歳=児童文学作家 (毎日新聞) - Yahoo!ニュースheadlines.yahoo.co.jp

8ブックマーク佐藤さとるさん死去 「誰も知らない小さな国」コロボックルシリーズは今後も書き継がれるwww.huffingtonpost.jp

5ブックマーク佐藤さとる - Wikipediaja.wikipedia.org

関連ブログ

おじさんの買い物日記2年前

この復刊はとても嬉しい!自分が本好きになった始まりの物語はなんだろうと思い起こしてみると、佐藤さとるさんのコロボックル物語が夢中で何度も読んでいた本だと思います。この作品からファンタジー好きになったことは間違いない。 確か自分は子供の頃に青い鳥文庫から刊行されたものを読んでいたと思いますが、最近また読んでみたいなぁと思っても、書店でもなかなか見かけることがなくなっていました。 講談社文庫さんから復刊されてました!しかもkindle版も出てる(^^ 小さいお子さんがいる人に、「本を読ませたいんだけど何かおススメない?」って聞かれると必ずおススメしてたぐらい好きな作品です。 コロボックル物語1 だれも知らない小さな国 (…

#佐藤さとる#コロボックル

桜さくら堂2年前

だれも知らない小さな国/ファンタジー・児童文学/感想・レビュー・あらすじなど子供の頃、まんがの本の片隅にこんなことが書いてありました。 だれも通らない所に砂で階段を作っておくと、小人が歩くので砂に小さな足あとがつくでしょう・・・ ワタクシは母の実家のいなかへ行ったとき、裏庭の隅に小さな砂の階段を作ったのでした。 この本を読んでいたら、そのことがふっと思い出されてなつかしくなりました。 さて、この本『だれも知らない国』では、 ぼくがその小さな人に出会った日のことを、こんなふうに書いてあります。 小学校三年生のときだった。 もちの木をさがしにいったぼくは、こんもりした小山や杉林にかこまれた、三角形の平地を見つけた。 小さないずみががわき、まっかなつばきの花のさく、どこかふ…

#だれも知らない国#ファンタジー#児童文学#佐藤さとる#コロボックル物語#こぼしさま#小人#感想レビュー#だれも知らない国あらすじ

騒音のない世界で本を読む2年前

自分だけの世界がほしい誰も知らない小さな国 コロボックル物語 佐藤さとる著 村上勉絵 小人の物語の定番、セオリーと言えば 小人の敵と味方の攻防を描いた物語だろう。 小人の味方となるのは、たいてい子供で 敵は大人、小人で金儲けしようとする人や 小人の世界を壊そうとする人。 この物語もそんなセオリーどおりと言える。 子供のころに出会ったコロボックルの存在を信じて 大人になったせいたかさんが コロボックルを守ろうとする物語。 だけどそれは物語の外枠にすぎない。 この物語が教えてくれるのは 自分の心の中にある世界、 誰にも邪魔されない 自分だけの世界を持っていることが とても大事ということ。 自分だけの国、 心の中にある誰…

#コロボックル#佐藤さとる#村上勉#児童文学#ファンタジー#メルヘン#書評

騒音のない世界で本を読む3年前

不思議が不思議じゃなかったこどもの頃そこなし森の話 佐藤さとるファンタジー童話集1 (講談社文庫) 作者:佐藤さとる 講談社 Amazon 佐藤さとると言えば、コロボックル。 コロボックルと言えば、佐藤さとる(私的に!) その!佐藤さとるの短編集。 大人の今、振り返るとあれは何だったんだろうと不思議に思うことがある。 日常に不思議が散らばっていた子供時代。 子供は、不思議を不思議と思わないから 大人の方が不思議に会う回数は多いかもしれない。 大人は、出会った不思議を解明しようとする。 誰かのいたずら、うっかり、記憶違い、偶然の産物・・・ 謎解きできないともやもやする。 そんなおかしなことあるわけないと不思議を一生懸命、否定しよう…

#佐藤さとる#童話#児童文学#村上勉#不思議#書評

本棚に本があふれてる3年前

『てのひら島はどこにある』~佐藤さとるの「原点」佐藤さとる展のHPで「佐藤さとるの原点」と紹介されていました。 てのひら島はどこにある 作者:佐藤 さとる 理論社 Amazon 初版は1965年。初版の絵による新装復刊とのことです。 実はこの本も読んだことがなかったのです。 言い訳めきますが、『コロボックル物語』シリーズが好きすぎて、コロボックルの出て こない作品には目がいかなかったというか。 本当に出会えてよかったなぁと思いましたし、個人的には大人になった今読んだことで 良さがわかったのではないかとも思いました。 『コロボックルの世界へ』の中で、作者は『てのひら島はどこにある』は『だれも知ら ない小さな国』の下敷きになった話であると語って…

#ファンタジー#佐藤さとる#童話

本棚に本があふれてる3年前

『コロボックルの世界へ』佐藤さとるの生み出した愛すべきキャラクター「コロボックル」。 身長わずか3センチ、可愛らしい見た目ながら動きは敏捷、靴の船を巧みに操り、カエ ルに変装し、好奇心が旺盛で勇敢で、器用で賢くて仲間思い。 こんなコロボックルの住む世界を今まで知らなかった人は、夢中になること間違いな し。ずっと昔から知っていた人も新たな発見があることでしょう。 コロボックルの世界へ 作者:村上 勉 講談社 Amazon ページを開くといきなり村上勉さんの描く物語のワンシーンが広がって、 またコロボックルに会えた、と嬉しくてわくわくしてきます。 さらにページをめくれば、空から見た小山のある街の眺め。 読者を小さな国へと…

#佐藤さとる#コロボックル物語

本棚に本があふれてる3年前

佐藤さとるの世界神奈川近代文学館で9月26日まで開催されていた 「佐藤さとる展ー『コロボックル物語』とともにー」。 行ってきました! ・・・と言えればどんなに良かったか。 物凄く行きたかったのですが、色々ありまして残念ながら行けませんでした(涙)。 未練がましく企画展のHPを見ていたら、今まで読んだことのなかった本が何冊か紹介さ れていたので、せめて本だけでも読みましょうとそれらを読みふけり、ついでに『コロ ボックル物語』を(何回目になるかわかりませんが)読み直していました。 やっと感想をまとめることができましたので何回かにわけて書いていこうと思います。 まずは佐藤さとるの自伝的物語。 オウリィと呼ばれたころ…

#佐藤さとる#自伝#コロボックル物語

星見るアルパカ3年前

91冊め 「机の上の仙人」 佐藤さとる机の上の仙人: 机上庵志異 作者:佐藤 さとる ゴブリン書房 Amazon 遠い昔に波とかインポケットとか本屋さんで無料でもらえる冊子に連載されていたのを読んでいたような気がする。とても懐かしい。 机の上に突然現れた2寸あまりの小さな仙人が語る奇妙なお話。

#佐藤さとる

matsubockrin 子どもの本棚3年前

もしもあったら何をしよう?『おおきな きが ほしい』庭に大きな木があったら、はしごをかけて登っていって、自分だけの小屋を作りたいな。台所でホットケーキが焼けるし、高い所は見晴らしもよくて、夏は涼しいかもしれない。秋は落ち葉の掃除を鳥が手伝ってくれるかもしれないし、冬はリスがくるみを持って遊びに来てくれるかも。 そんな「もしも」の子どもの夢が、たくさんつまったかわいいお話です。 男の子が大きな木に登って行く所から、ページの向きが変わります。 左右の見開きページから上下の見開きになって、ページをめくる度に上へ上へと登って行きます。 登った先には空の広がりがあり、下を見れば小さくなった家とお母さんがいます。 まるで本当に大きな木に登ったかのような気分…

#絵本#読み聞かせ#5歳#佐藤さとる

ここにあり☆人気雑誌4日前

雑誌 MOE(モエ)の足あと雑誌「MOE(モエ)」は、絵本や児童文学、アートを中心に扱う月刊誌として、1986年に創刊されました。特に絵本の世界に深く入り込み、絵本作家やその作品に焦点を当てた特集を展開することで、子どもから大人まで幅広い世代に愛され続けています。「MOE」は、ただの絵本紹介にとどまらず、絵本を通じた豊かな文化やアートを提案し、読み手に感動や新たな発見をもたらしてくれる雑誌です。子ども向けのコンテンツはもちろんのこと、絵本の魅力に魅了された大人たちにとっても心地よい時間を過ごせるような内容が充実しています。 ■ 絵本とアートの世界を深く掘り下げる特集 「MOE」の特徴的なポイントは、毎号、絵本作家や作品に…

大沼ねこひ日記10日前

『かぜにもらったゆめ』原画展、いよいよです!10月3日(木)より、『かぜにもらったゆめ』原画展が始まります。今日は店内に絵を掛けました。これから細かい仕上げをします。5点の原画を飾ってみて、そのすばらしさに改めて圧倒されます。細やかな愛情深い絵の力は、液晶画面でなく野山の美しい自然をたくさん吸い込んで、五感のすべてを使って遊びまわった村上先生の世代ならではの深さなのでしょうか…泣きそうになります。先生が、絵(の時代)はもう終わった、と言ってしまうのがわかるくらい、すばらしい絵です。私たちは何を失ってゆくのか、そんなことを思って少し暗くなってしまうほどの衝撃を受ける絵です。 これらの絵は、村上先生の許可をいただいて掲載しています。転用はお…

けろやん。メモ25日前

佐藤さとる「星からおちた小さな人」(青い鳥文庫)<Twitterへの投稿の転載です>佐藤さとる「星からおちた小さな人」#読了星からおちた小さな人―コロボックル物語 3 (講談社青い鳥文庫 18-3)作者:佐藤 さとる講談社Amazon小人のコロボックル物語三作目。飛行訓練中のコロボックルが、もずに襲われて墜落した上に、人間の少年に捕まってしまう。仲間たちは助けようと奔走するが・・・。人間とコロボックル双方の女の子の機転と勇気に喝采です!

けろやん。メモ1ヶ月前

佐藤さとる「豆つぶほどの小さないぬ」(青い鳥文庫)誕生日。なのでファンタジーの感想文デス。<Twitterへの投稿の転載です>佐藤さとる「豆つぶほどの小さないぬ」#読了豆つぶほどの小さないぬ―コロボックル物語 2 (講談社青い鳥文庫 18-2)作者:佐藤 さとる講談社Amazon「だれも知らない小さな国」に続く第二作目。クサクサする読書が続いたので、大好きな作品を読み返しました。第一作が人間とコロボックルの出会いの話なのに対して、こちらはコロボックル中心の話。それだけファンタジー色が強くなっています。オススメ!(参考)佐藤さとる「だれも知らない小さな国」(青い鳥文庫)~峠に始まる物語。 - けろやん。メモ

大沼ねこひ日記1ヶ月前

悪ガキたち~村上勉さんの『悪ガキ絵日記』『悪ガキ絵日記』村上勉/作、イメージクリップ、2008年、絶版 春、村上先生と電話でお話した。とっても緊張したけれど、たくさんの本を共有している心強さか、会ったこともない自分に心を開いてくださった先生の度量に甘えてか、とても素直な気持ちで本心を語ることができた。なぜそのような話になったかうろ覚えだが、お互い最後は灰になって土に埋まって分解され、何もなくなりたいと思っている、というような話で盛り上がり、心が通じたような気持ちになって自分でも図々しさにびっくりした。仲間だね、なんて言ってもらって舞い上がった。絵と一緒に本を何冊か入れてくださり、そのひとつが上の『悪ガキ絵日記』。但馬で生まれ育った村…

大沼ねこひ日記1ヶ月前

村上勉さんの原画展『かぜにもらったゆめ』佐藤さとる/詩、村上勉/画、童心社 10月3日(木)~12月1日(日)、三月の羊店内にて『かぜにもらったゆめ』原画展を開きます。村上勉さんの原画を飾れるなんて、夢のようです!ほんとうにすごい。三月の羊に入って20年。私にとってはご褒美のような出来事でした。昨年、恐る恐る童心社さんにオファーした際、大御所の村上さんの絵ですので、「保険はどうするんですか?50年近く前に描かれた原画ですし、無理だと思いますよ」とすぐに話は終わりそうになったのですが、そこを食い下がって「ファンレターを書いてそこに依頼内容を自分で書いてみるので、先生にお渡しいただけませんか」とお願いすると、お忙し…

佐藤さんちのふしぎ1ヶ月前

『小鬼がくるとき』ロマンスのはじまり『小鬼がくるとき』をご存じですか。 男の子の日常の生活のなかに不思議が起こって、女の子との出会いがあって、と言えばまあ佐藤さんらしいおはなしだね、ということになりますが、この作品はちょっと違うのです。 受け止め方に困るというかな。登場人物は幼稚園から小学校に上がる年代の子どもたちなのですが、そして描かれる出来事はそのあたりまえの生活のなかのファンタジーなのですが、「え、これってもしかしたらエッチなことを書いてる?」 異質なんです。 エッチな場面なんてもちろんないんですが、これはたぶん、少年の性の目覚めをふしぎな「小鬼」に託して書いている。そして『だれも知らない小さな国』の冒頭と同じように、語り…

星屑少女の読書室2ヶ月前

読書『コロボックル物語① だれも知らない小さな国』佐藤さとる新イラスト版 コロボックル物語1 だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ) 講談社/2015年10月28日発行 佐藤さとる 著 村上勉 絵 忘れていたとても大切な気持ちを思い出させてくれた本。 久しぶりに読みました(小学校以来)。 大人になってから読み返すと、コロボックルたちってこんなに愛らしかったっけ?と自分でびっくりするほど可愛らしかった。胸がきゅぅぅぅぅんってなった(語彙力)。 ある自然豊かな小山に惹かれた小学三年生の「ぼく」が、豆つぶほどの小人たちに出会い、友情を深めていく、というあらすじの物語。 自然を愛し、小さな存在たちを愛し、一緒に生きていく「ぼく」の姿が心に沁み入り、こ…

桜さくら堂2ヶ月前

コクルおばあさんとねこ/海外童話・児童文学/感想・レビュー・あらすじなどロンドンの町の、高い高い家のてっぺんのへやに、年よりのコクルおばあさんが住んでいました。そのため階段を、84段も登ったり降りたりしなければなりません。 だけど、そのことをつらいとは思っていませんでした。 おばあさんの部屋の窓から、ロンドンの街がながめられたし、天井のはね窓から屋根上に出られたのです。 それはすばらしいながめでした。けれども、コクルおばあさんは、八十四だんのかいだんを上がらなければならないために、すでに、ひざのうしろがわがいたくなっていました。 だから、もし、ピーターがいなければ、おばあさんは、やねに上がれることなんか、どうでもよかったにちがいありません。 ピーターというのは、コ…

佐藤さんちのふしぎ2ヶ月前

全集未収録著書一覧『小さな人のむかしの話』コロボックル物語別巻 講談社刊(1987) 『コロボックル物語・番外編 ブドウ屋敷文書の謎』 コロボックル書房刊『だれも知らない小さな国 私家版復刻版』付録(2013) 『赤んぼ大将さようなら』 あかね書房 (1997) 『本朝奇談 天狗童子』 あかね書房刊(2006) 『机の上の仙人』 ゴブリン書房刊(2014) 『雨月物語』上田秋成原作 講談社刊(1992) 『神秘島物語』J・ベルヌ原作 講談社刊(1998) 『随筆集 だれも知らない小さな話』 偕成社刊(2003) 『オウリィと呼ばれたころ――終戦をはさんだ自伝物語――』 理論社刊(2014) 『コロボックルに出会…

佐藤さんちのふしぎ2ヶ月前

佐藤さとるファンタジー全集収録作品一覧第1巻「だれも知らない小さな国」 解説・長崎源之助 第2巻「豆つぶほどの小さないぬ」 解説・神宮輝夫 第3巻「星からおちた小さな人」 解説・西本鶏介 第4巻「ふしぎな目をした男の子」 解説・神宮輝夫 第5巻「小さな国のつづきの話」 解説・西本鶏介 第6巻「そこなし森のはなし」 解説・長崎源之助 そこなし森の話 まめだぬき 山寺のおしょうさん ネコの盆踊り 富士山を見にきた魔法使い 四角い虫の話 きつね三吉 お化けのかんづめ 遠い星から カラッポの話 天からふってきた犬 龍のたまご 宇宙からきたかんづめ 宇宙からきたみつばち ねずみの町の一年生 カッパと三日月 ロバの耳の王様後日物語 第7巻「て…

大沼ねこひ日記2ヶ月前

平和を創る価値観を食べる(改)今年の広島平和記念式典での市長の言葉には大きな希望をいただきました。対話をすること、音楽や美術を通して色々な価値観を認め合うこと自分の方向性を確認でき、ほっとした気持ちで今やっていることを力強く続けていこうと思えました。具体的な原爆の悲惨さを学ぶだけでなく、具体的なアクションを必ず取り入れたいというメッセージが、今回の記念式典にはあふれていたように感じます。誰もが無理なくできることで、それでいて最も大変なことは、対話をあきらめないことでしょうか。違う立場で話す背景を想像し、幾つもの視点で見直し、全体として良くなるために「適切なこと」を選ぶポイントがわかっていても難しいですね。平和教育の一環とし…

佐藤さんちのふしぎ2ヶ月前

佐藤さんちのふしぎ ――日常の付喪神(つくもがみ)たちこの記事では、通例に反して「ファンタジー全集」のうちの1巻を取り上げます。第8巻、「おばあさんの飛行機」です。 理由はふたつありまして、ひとつは表題作がおそらく「コロボックル物語」の次に有名な佐藤作品で、その習作と思われる短編も同じ巻に収められていること。そしてもうひとつはこの巻に、佐藤さんのファンタジー、「ふしぎ」のその核心を見せてくれるような、家のなかの日常のなかの当たり前の品々にふしぎを見る物語たちが集まっているから。そう、まさに「佐藤さんちのふしぎ」なんです。 この巻には18編の作品が収められています。そのうち長めの『おばあさんの飛行機』ととても短い『はごろも』はよく似たお話です。どち…

kotaの雑記帳2ヶ月前

小説「誰もが知ってる小さな国」(有川浩)の感想:コロボックルシリーズの続編(AI(Microsoft Image Creator from Designer) で生成 ∙ 2024年8月1日 午前9:11) 佐藤さとるが執筆したコロボックルシリーズは、完結時に「オープンエンド」と称し、ルールさえ守れば誰でも続きを書いて構わないとしてきた。そして、2015年に有川浩が書いた続編が、この「誰もが知ってる小さな国」です。 この小説のタイトル「誰もが知ってる小さな国」は、佐藤さとるが執筆した「誰も知らない小さな国」を意識してつけたことは容易に想像できます。そして、秘密の存在であるコロボックルの国を、誰もが知っている小さな国としてストーリーを展開していく筆力は素晴らしいと思い…