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三井寺
三井寺
滋賀県大津市、琵琶湖南西の長等山中腹にある古刹。正式には「長等山園城寺」という。天台寺門宗の総本山。
壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子の大友与多王が父の霊を弔うために「田園城邑」を寄進して寺を創建し、天武天皇から「園城」という勅額を賜わったことが始まりとされている。
貞観年間(859〜877)になって、智証大師円珍和尚が、園城寺を天台別院として中興されてからは、東大寺・興福寺・延暦寺と共に「本朝四箇大寺」の一つに数えられ、南都北嶺の一翼を担った。円珍の死後、円珍門流と慈覚大師円仁門流の対立が激化し、正暦四年(993)、円珍門下は比叡山を下り一斉に三井寺に入り、この時から延暦寺を山門、三井寺を寺門と称し天台宗は二分された。
三井寺の本堂、金堂には、本尊として弥勒菩薩が祀るが、絶対の秘仏となっているために見る事ができない。
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