女と男のいる舗道とは 映画の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

女と男のいる舗道

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おんなとおとこのいるほどう

Vivre sa vie

劇中、ナナ(アンナ・カリーナ)がカール・ドライヤーの無声映画『裁かるるジャンヌ』(1928年)を見て涙を流す場面が有名。

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fpdの映画スクラップ貼1年前

映画「女と男のいる舗道」(1962)を見る。アンナ・カリーナの魅力。映画「女と男のいる舗道」(1962)を見る(なぜか見逃していた作品)。 女優を夢見ながらパリのレコード店で働いているナナ(アンナ・カリーナ)。ある日、舗道で出会った男に体を売ってしまう。そこから先はあっという間の転落人生。そんな様子が淡々と、まるでドキュメンタリーのように描かれる。「全体が12景(章でなく)からなる」という言葉がある。ジャン=リュック・ゴダール監督。84分、モノクロ。 女優アンナ・カリーナは、1960年、ジャン=リュック・ゴダール監督の作品「小さな兵隊」の主演に抜擢され、翌年ゴダールと結婚。同年「女は女である」で、ベルリン国際映画祭女優賞を受賞。「女と男のいる舗道」はゴダール作…

#女と男のいる舗道#アンナ・カリーナ

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誰も呼んでくれない夜23日前

映画日記みたいなもの・アンダース・エンブレム『ヒューマン・ポジション』を見る。癒し系に非ずというのはわかる。記者の取材は内容に関わらず記念撮影のようでもあり、同時に記事に対して相応しいか、演出されすぎて見えないかの塩梅は気にする。結果、映画の調子も意図的に淡々としたものを装う。 一方で強制送還された難民の跡を追う物語でもある。北欧・難民・小津という、ざっくりカウリスマキを連想させる題材でもあるが(『お茶漬けの味』の音声が流れるのは題材の面では興味深いが、小津からスローな側へ行こうとする映画はどうも信用ならない)、ここに匿うべき人物は既にいない。その痕跡の取材過程で、彼の働いていた缶詰工場に放置された椅子と出会う。…

映画の話3ヶ月前

淪落女の日記やはりパブストandルイズブルックスの映画は保存状態が良い。この映画は、清順の陽炎座だったり、笑う男と同様 時計仕掛けのオレンジの実家から勘当されて養子の子供に摘み出されたりするシーンを思い出したり、ゴダールの女と男のいる舗道を思い出したり、ラストシーンでパンドラの箱と百貨店のイメージが交錯したりするけど、オードリーの春日と若林の顔をミックスしたようなドイツ系俳優のドイツ的演技と身体は和田アキコ、顔は内田有希という不思議なルイズブルックスの役者の個性、リリーフランキーと高橋一生混ざったような御曹司役や空気階段の鈴木モグラなど、ドイツ顔の日本人のようなドイツ俳優の抑制の効いたクドイ顔芸の演技とサ…

映画に狂って...6ヶ月前

ジル・ドゥルーズが語った映画②・「①」の「シネマ1 運動イメージ」へ ●「シネマ2 時間イメージ」より440本 ・101本目・201本目・301本目・401本目 ・本14冊 「フィルム」アラン・シュナイダー/ベケット/キートン より ・「①」の「シネマ1 運動イメージ」へ ●「シネマ2 時間イメージ」より440本 ※1985年出版。今リストは日本で2006年に刊行された版に基づく。 掲載情報内容は「①」に同じ | 愛と殺意(ある愛の記録/ある恋の記録) ミケランジェロ・アントニオーニ ある女の存在証明 ミケランジェロ・アントニオーニ 愛のメカニクス(メカニクス・オブ・ラブ) ウィラード・マース(Willard M…

nut_tris’s blog7ヶ月前

女と男のいる舗道就職前最後の帰省。 映画を観ていた。 ゴダール作品 "女と男のいる舗道" 一人の女性にクローズアップして話が進んでいく。名作なのだろうけど知らなかった。ゴダール作品を初めて最後まで観た。 カフェ。他の客と哲学を語る。 最後。予想外。 表現力がほしい。観てよかった映画。

ののの・ド・メモワール8ヶ月前

B級チックで見やすいゴダール作品『女と男のいる舗道』Vivre sa vie : film en douze tableaux 原題の『好きなように生きる:12の描写によるフィルム』が邦題では『女と男のいる舗道』になっている本作。正直邦題の意味はよく分からない。 レコード店で働きながら舞台俳優を目指すアンナ・カリーナ演じるナナについて12編で描かれ、1編が約10分で1時間20分ほどの上映時間です。 ちなみにフランス語でナナ(nana)は若い女や娼婦などの意味がある口語のようで、こちらの作品のナナはエミール・ゾラの『ナナ』から採られたようです。 印象に残っているのは3編にてナナが映画館でサイレント映画『裁かるるジャンヌ』を鑑賞しこの作品の一連のシ…

サイレントノイズ・スタジアム8ヶ月前

ヌーベルバーグの旗手 ジャン=リュック・ゴダール監督死去〈2022年9月14日の記事〉 仏ヌーベルバーグを代表する監督 フランス・ヌーベルバーグを代表する監督で、『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』などの作品で世界の映画人に大きな影響を与えたジャン=リュック・ゴダールさんが13日、スイス西部の自宅で死去したことが遺族から発表された。 フランス新聞紙の報道では、死因は病気などではなくスイスで認められている尊厳死。関係者によるとゴダールさんは「疲れ切っていた」そうで、“死を選んだ人” が医師処方の薬物を自ら使用する「自殺幇助ほうじょ」によって命を絶ったという。 同志であるフランソワーズ・トリュフォーやクロード・シャブロルといった、ヌーベルバーグ主要監督の…

海外文学読書録9ヶ月前

ジャン=リュック・ゴダール『女と男のいる舗道』(1962/仏)女と男のいる舗道(字幕版) アンナ・カリーナ Amazon ★★★ パリ。女優志望のナナ(アンナ・カリーナ)が別れた夫ポール(アンドレ・S・ラバルト)とカフェで話し合う。色々あって娼婦となったナナはラウール(サディ・ルボット)をヒモにする。 カメラワークと編集と音の使い方が面白い。でも、監督自身が後で振り返ったら恥ずかしくて顔が真っ赤になりそうではある。若気の至りというか。見ている方はちょっと素人っぽくてちょっと気取っているところが可愛いのだが、それは時と共に風化したからそう言えるわけで、本人としては未熟な習作という意識が強そう。当時は斬新だった表現が客観的にも主観的にも古くなる。それも急速に…