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大木裕之

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アート

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おおきひろゆき

1964年生まれ。映像作家、美術家。

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関連ブログ

邦画と銭湯3ヶ月前

『木(ム)』(2003・ikura_pro)、『木三(ムミ)』(2024)香川でのワークショップから生まれた「デジ」シリーズ中の作品。毎年8/21から8/31の10日間に撮影を行なうという当初のコンセプトを拡大し、9/18から9/28の10日間に撮影された映像も重ねられ、10年サイクルで作品を制作。奇しくも両親の死がその期間に重なり、大木にとって重要な意味を持つシリーズとなった。 (イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 お父様の死、そして『木三』ではお母様の死に撮影中直面される。そして日々の生活。飲み、語り、考える。景色が変わっていくさまを見る。 ずしんときた。 深い話も、酔っ払った時の話も、役にたつこと、期待に応えること深い信念と決意。 この連…

#イメージフォーラム#大木裕之

関連ブログ

邦画と銭湯3ヶ月前

『メイ』(2004〜2008・Fou production)、『メイⅣ』(2019〜2023)毎年5月に撮影が行なわれ、5年分の素材で1作品が構成される「メイ」シリーズの第1作と最新作を上映。「美(中国語読みで“メイ”)とは何か」を探求する大木のカメラがとらえた、一見脈絡のない断片的なシーンを膨大に集積してゆくことで、“ 生”の全体性の再構築が図られる。 (イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 2004年からの五年間の5月、そして2019年からの五年間の5月のドキュメント。 ところで、『g8−2』で非常にドキドキした恋人とのやりとりなのですが、『メイ』では別れ、そして復縁。『メイⅣ』ではそばにいて、なんだか妙に安心、やっぱ愛だよ、愛。 人生の中で、思索し、言葉を繋ぎ…

#大木裕之#イメージフォーラム

邦画と銭湯3ヶ月前

『g8-2(カリ)』(2006)東京、四国、韓国、チベットを舞台に、人々の姿や風景、また作者自らの人間関係も素材として撮影。性のあり方を問いかけながら、フィクションとドキュメンタリーの境界を横断していく。大木のカメラが捉えた終わることのない「日常」の中で、様々な人間模様が「曼荼羅」のように現れてくる。 (イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 これはもう愛の物語だ。愛する人がいて、その人とのやりとり。その人は自分を愛してくれているのか? 自分は愛しているのか? 日常、人々、「人間ですか?」「ゲイですか?」問いかけた時の人々。クラブの便所で愛し合う人、酒を飲み笑っている人、道ゆく人々、通り過ぎていくだけ。 そ…

#大木裕之#イメージフォーラム

邦画と銭湯3ヶ月前

『レフトライトデザイア』(2016)、『meta dramatic』(2024)10年の間隔で撮影された素材を交錯させ、独白とともに思索を深めていく『レフトライトデザイア』と、狩猟生活を送る東出昌大とパフォーマンスを行なう大木を軸に映像が多層化され、言葉・映画・ライブの問題を探求する『meta dramatic』。「恵比寿映像祭2023 コミッション・プロジェクト」での委嘱制作作品『meta dramatic 劇的』から更新を続けた最新版を上映。 (イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 『レフトライトデザイア』(ちなみに処女作は『正しい欲望』!)は時間を、そして『meta dramatic』は場所が違う二つの映像がミックスされている。『レフト』時代から…

#イメージフォーラム#大木裕之

邦画と銭湯3ヶ月前

『心の中』(1999・リカコ・カンパニー)1997年5月7日から1998年5月6日まで、全国を横断して撮影された素材が即興的にオーバーラップされ、「心の中」の物語を紡いでいく。海辺で「心中」を演じる二人の青年の姿を日記的映像とフィクションを織り交ぜて描いている。(イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 出演:阿部公彦/川村五博/清岡恭久/矢吹れん 心中の芝居をした俳優に、愛について訊ねる。そしてさまざまな映像が重ねられていく。そして次第に、自身の心の中、のモノローグが始まる。見えているものは、心の中を表しているのか。であるなら、映像とは? この大木裕之さんの連続上映を毎日観ていて思うのは、「問い」こそが重要なのではな…

#イメージフォーラム#大木裕之

邦画と銭湯3ヶ月前

『3+1』(1997・愛知県文化情報センター)愛知芸術文化センターが「身体」をテーマにプロデュースしているオリジナル映像作品の1本。96年7月の沖縄、8月の高知、9月の名古屋をそれぞれ、16ミリ、8ミリ、8ミリビデオで撮影。さらに9月24日に行なわれた公演「舟の丘、水の舞台」をデジタルビデオで撮影した映像を、公演の構成に即して重ね合わせている。(イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 上映後のトークで、愛知文化情報センターでかつてやっていた、公演は、いまは美術館と劇場が分かれてしまっているので、こういう企画は難しいとのこと。 にしても、三つのパートのある公演(だから3)を撮る、客席からでなく、あくまで舞台で。その即興性。…

#大木裕之#イメージフォーラム

邦画と銭湯3ヶ月前

『優勝 ―Renaissance』(1995・JEANS FACTORY)映像による四国4県の巡礼の旅。合田佐和子、高崎元尚など高知ゆかりの美術家も出演し、山や海を舞台に神話を想起させる幻想的な光景がカメラに収められる。本作の素材などを編集して大木裕之が90年代に制作したJEANS FACTORYのテレビCM集を併映。大木作品が毎日地上波で放送されていた!(イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 感覚で捉えるより他ないのだが、たしかにこれは「巡礼」だ。ではいったいなにに礼しているのか。多分、場所、そして、世界そのものにではないだろうか。 まるで死者の、あるいは神が見たかのような視線は、ここではカオスに、そして脈絡があるようなないような、奇妙に、ある…

#イメージフォーラム#大木裕之

邦画と銭湯3ヶ月前

『たまあそび』(1996・ENKプロモーション)日記的撮影スタイルが劇中で独特な化学反応を起こし詩情をもたらす、大木裕之のゲイ・ピンク作品第2弾。「恋知らぬ 猫のふりなり 球あそび」。正岡子規の俳句を織り交ぜつつ、松山を舞台に社会人野球選手たちの恋を描く異色のドラマ作品。(イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 出演:橋口保祐/石橋正邦/清岡恭久/葉月蛍 さて、その日は大雨アンド強風、電車に急いで乗ったら、ちょうど前の電車が渋谷で停車。火災が起きたというアナウンスが車内に! と、いうわけでイメージフォーラムにいけませんでした。 こんなことってあるんだな。日記風、2024年5月28日の出来事。 しかし、絶対観たいし。ってんで…

#大木裕之#イメージフォーラム#ENKプロモーション

邦画と銭湯3ヶ月前

『あなたがすきです、だいすきです』(1994・ENKプロモーション)「僕の胸に流星が走ったんだ…」素朴な港町で暮らす、2人の少年の恋を描く。ゲイムービーの枠を超え、国内外で大絶賛!海外10か国以上で上映された、大木裕之監督の傑作にして代表作! (FANZA動画より引用) 監督:大木裕之 出演:CHANO/渋谷和則/北風久則/西本タカ/松前直也/高知子 ちなみにファンザで観れます ↓ https://www.dmm.co.jp/digital/nikkatsu/-/detail/=/cid=40byc0065/?i3_ref=search&i3_ord=1 その昔、この映画がすごい! という噂を聞き、ちょうど某ゲイ映画館でやってたから観に行ったわけです。 たしか…

#大木裕之#FANZA#ENKプロモーション

邦画と銭湯3ヶ月前

『七月の思想家』(1993・高知県立美術館)1993年7月を中心に、全編高知で撮影。架空の存在「七月の思想家」の視点を匂わせつつ切り取られた時間と風景の中で、世界との関係性を探求する思索の痕跡がみずみずしく描かれる。 (イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 93年の七月(追加撮影で秋も)、日記風に綴られていく本編。新聞によって、いつのできごとかがわかる。政治は激動(もちろんいつだってそうかもだけど)、そして高知で生きる人々、風景。平和で、平和だからこそ、どこか不穏。つまり、世の中そのものが描かれている、のかもしれない。 『七月の思想家』だという男(といっても何か語るわけでもない)の視線のようにも見える。では、ある特別…

#イメージフォーラム#大木裕之

BookCites7日前

「ざわざわ下北沢」 2000★★★★☆ あらすじ 駅近くにある喫茶店を中心に、下北沢で暮らす人々の姿を描く。105分。 www.youtube.com 感想 下北沢駅すぐ近くの喫茶店でバイトする女とその彼氏、そして常連のベテラン役者の三人を中心とした物語だ。喫茶店や彼らに関わる大勢の人が登場する群像劇となっている。それぞれのエピソードは断片的で、ざらざらとした映像と相まってどこかドキュメンタリー風でもある。 くっきりとした物語はないので、なんとなく眺めるように見るだけなのだが、全然見ていられる。むしろ引き込まれる。そして、次第に浮かび上がってくるのは下北沢の街そのものの姿だ。 (adsbygoogle = window.…

邦画と銭湯3ヶ月前

『遊泳禁止』(1989)1989年7月〜8月の22日間の記録と、途中に挿入される大木の過去作とで構成される日記的映画。時間と空間を切り取ることへの異様なまでの執着にフィルムに対する切実な思いが滲み出ている。イメージフォーラム・フェスティバル1990で審査員特別賞を受賞。審査員のドミニク・ノゲーズから「ランボーの末裔」と讃えられた。 (イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 上映前のトークで、不快に思われる方も、とおっしゃっていたけれど、素晴らしかった。青春としかいいようのない、問い。次の場所ではなにかが見つかるだろうか? そして出会った、というか通り過ぎていく人々。林間学校の学生、登下校中の生徒たち…

邦画と銭湯3ヶ月前

『HEAVEN-6-BOX』(1995・高知県立美術館)天国からの光が降り注ぐ街、高知。10分×6セクション(箱)という厳密な構造のもと、JR旭駅前をはじめとした高知の風景や人々の営みの断片が、神秘的かつノイジーに交錯する。高知県美術館製作による大木裕之の代表作の1本。第46回ベルリン国際映画祭フォーラム部門ネットパック賞受賞製作・所蔵:高知県立美術館 (イメージフォーラムホームページより引用) 監督:大木裕之 渋谷のイメージフォーラムでは、大木裕之の特集上映をしておりました。 1980年代から映画制作を開始、初期には無編集の日記映画スタイルが観客に衝撃を与え、ベルリン国際映画祭で絶賛されるなど、「映画作家」として表現活動を開始した大木裕之はその後…

4310(昭和94年2月~)4ヶ月前

ドぴあ(803)2024/06/03~06/092024年06月09日号(通巻803号) 表紙:目黒シネマ(目シネ) 6月のレイトショー 6/2~5 アザー・ミュージック 6/6~8 (入替制) ビヨンド・ユートピア 脱北/WILL 6/9~12 (入替制) いますぐ抱きしめたい/欲望の翼 6/13~15 (入替制) ラビリンス 魔王の迷宮/デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム 6/16~19 (入替制) 軽蔑/パリところどころ 6/20~22 (入替制) アルプススタンドのはしの方/14歳の栞 http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html

4310(昭和94年2月~)4ヶ月前

労働映画列島!(2024年06月)◎新作ロードショー アニマル ぼくたちと動物のこと 《6月1日(土)から 東京 渋谷 シアター・イメージフォーラムほかで公開》 動物保護と気候変動問題に取り組む16歳の男女が、野生動物がなぜ姿を消しつつあるのか、どうすれば絶滅を食い止められるのかという問いの答えを探す旅に出る。(2021年 フランス 監督/シリル・ディオン) 明日を綴る写真館 《6月7日(金)から 東京 TOHOシネマズ日本橋ほかで公開》 さびれた写真館を営むベテランと、彼の写真に心を奪われ弟子入りした新鋭。二人の写真家がそれぞれの成長を遂げる。(2024年 日本 監督/秋山純) 東京カウボーイ 《6月7日(金)から 東京 恵…