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津村記久子
(
読書
)
【
つむらきくこ
】
小説家。1978年生まれ。
2005年、『君は永遠にそいつらより若い』（『マンイーター』より改題）で太宰治賞を受賞。
2008年、『ミュージック・ブレス・ユー！！』で野間文芸新人賞を受賞。
2009年、『ポトスライムの舟』で第140回芥川賞を受賞。
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すっかり涼しくなりましたね。私はここ数日ずっと頭痛いですけども。すっきりしない天気のせいかな。それはともかく読書の秋✨ということで、いつも以上にどんどん読んでいきたいところ。さてさて読書の行方は･･･ 紙の本で津村記久子さんの「水車小屋のネネ」をメインで読みつつ （私の知ってる（一体何を知ってるのか）津村さんぽくない？ような気もするけれども、好きな世界です。今のところですが、辛くても優しい世界） 水車小屋のネネ 作者:津村 記久子 毎日新聞出版 Amazon 本棚からつい手にとった 中山可穗さんの「愛の国」を再読しつつ （中山さんの文章が好きでたくさん読んでます。ほとんど読んでるかも。ドラマチ…#読書#Kindle#いくえみ綾#津村記久子#岩井圭也#最高の体調#プリンシパル#アイネクライネナハトムジーク#雑談#中山可穂
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12ブックマーク作家の読書道 第155回：津村記久子さん｜作家の読書道｜WEB本の雑誌
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今年の24冊目。 君は永遠にそいつらより若い 津村記久子 著 君は永遠にそいつらより若い （ちくま文庫） [ 津村 記久子 ]価格：638円（税込、送料無料) (2024/9/28時点) 楽天で購入 この著者のエッセイや、子供向けの文章の書き方（←オススメです）の本などを何冊か読んで、すっかり何だかお友達気分になってしまいそうな自分を戒めるように読んだ小説です。これがデビュー作とのこと。すごいな。 ちなみに先に言っておくと、この小説で怖いことは特に起きませんので安心して読んで欲しい。 一風変わった大学４年生女子が主人公。変わっているので全然感情移入はできないのだが、悪い人ではない。そしていろい…
タイトルに惹かれて購入した文庫本。調べてみると2017年にドラマ化してたらしい。 著者は津村記久子さん。 ウィキペディアには 2000年、新卒で入社した会社で上司からパワーハラスメントを受け、10か月で退社。その後、職業訓練校などを経て2001年に転職。 なかなか身につまされる。私自身はひどいパワハラを受けたことはないけれど、仕事と人間関係のストレスで帯状疱疹に2回罹ったことがある。 本書は2015年に刊行され、 36歳中肉中背の女である私（382） との記載があり、後になって主人公の女性は、著者自身がモデルになっており、さらには私とほぼ同年代ということがわかった。 本書では、「みはりのしごと…
20240818（日） ＜ほぼ日記＞ 他なる映画と 1・2／濱口竜介 なぜ寝てしまうか 素朴な問いから 音楽なんかでは、好奇心が枯れてしまったわけではないのですが、今から 知らないジャンルを取り込んでみよう、広げてみようというような、前向 きさは正直なところ大分減退しちゃってます。映画ではどうか・・・ 好き嫌いはあるのですが、どうも、ジャンル分けという考え方はそれほど していない気がします。そうでもないかな。 本の紹介の紹介です。へぇーと思ったので。 説き起こしは単純なものなので、こんなところから？と思わぬでもない。 原点回帰で「活劇」や「スペクタキュラ―」や「エロ・グロ・ナンセンス」 かい？…
あらすじ 物語の舞台は、山深い田舎町。主人公の少女ネネは、まだ幼いながらも村の人々に愛される存在です。ネネの家は村の外れにあり、家の近くには古い水車小屋があります。この水車小屋は、かつて村の生活に欠かせないものであったが、今では使われることなく静かに時が過ぎていく場所です。 ある日、ネネは水車小屋の中に何か不思議な物を見つけます。それは古びた日記で、村の昔話や伝説が綴られているものでした。ネネはその日記を読み進めるうちに、水車小屋には過去に村の人々が残した秘密が隠されていることに気づきます。 日記には、水車小屋がかつて村の発展に大いに貢献したことや、そこで暮らしていた人々の努力と涙が記されてい…
今回紹介するのは、2024年本屋大賞 第2位に輝いた、津村記久子さんの『水車小屋のネネ』。 その称号を裏切らず、読み終えた先にはじんわりと胸が温かくなる感動がありました。 実際に読んでみた私が、あらすじとおすすめポイントをご紹介します。 こんな人におすすめ 他人の人生を覗いてみたい方 自分の人生と向きあいたい方 分厚い本を、がっつりじっくり読みたい方 あらすじ おすすめポイント 家族以外の人々の優しさが胸に沁みる ネネ(ヨウム)がかわいい 「人生の連鎖」の面白さを知る まとめ こちらもおすすめ！ あらすじ 親元を離れて二人暮らしを始める18歳の理佐と8歳の律。 律に虐待めいたことをする母の恋人…#水車小屋のネネ#津村記久子#本屋大賞2024#レビュー#小説
www.futabasha.co.jp とある町の住宅地の路地。 自治会で必要最低限のご近所付き合いをしていた住民たちだったが、脱獄犯がこの町の方へ逃走しているというニュースを受け、夜間監視の自警団を組織することになって──というお話。 人数が多いので登場人物表を度々見返しながら読んだが、（名前は覚えられないとしても）キャラクターとして頭の中に思い描けるギリギリくらいの人数だった。 そのギリギリ感がよかった。忘れた頃に伏線回収があると、気持ちがいいので。 個々の家と人間たちはそれぞれに事情を抱えているが、そのすべてに作中でわかりやすい解決が与えられるわけではない。それでもラストに爽やかさを感じ…#本#読書記録#読書#小説#つまらない住宅地のすべての家#津村記久子
ある住宅地の10件の家の住人をめぐる話です。どの家にも様々な事情があったり、闇があったりします。ある日、刑務所を脱走した女性受刑者がこの住宅地に向かっているというニュースが入り、住人たちは少しずつ関わりあうようになります。 その少しの関係から各家庭の状況が少しずつ良い方向に変化していき、犯罪をおこそうと思っていた若者は思いとどまったりします。決しておせっかいをやくわけではないのに、各人が前とは違う方向に動き出すところがおもしろく、気持ちの良い読後感でした。#つまらない住宅地のすべての家#津村記久子#住人#ニュース#犯罪
現代生活独習ノート 作者:津村 記久子 講談社 Amazon 家庭で会社で居心地の悪さや何なら怒りを感じている人 そんな日常をやり過ごすための習慣 バカバカしいようで必要なこと
自宅の寝室のベッドに寝そべってBRITAの水を飲んでいる。 背中、はりはり！な月曜日の夜！ですよ。一週間が始まったばい。今週は水曜日に有休があるので少し気が楽。中休みは大事！用事を済ませたらフリーだ。何しようかな〜。有休、楽しみだなぁ。たまに取ると気分転換になるよね〜。 月曜日は自宅近辺をウロウロします。駅ビルの本屋と、駅前のイノベーティブ本屋を見て回ってお買い物。そこからお肉屋さんに寄って帰るのが定番コース。この街に住み着いてできた都合のいいルーティンです。いちこはこういうルーティンを大事にするのよね〜。ルーティン通りが落ち着く。で、しばしして飽きたら新たなルーティンを作る。その繰り返しです…
書店で見かけて表紙とあらすじに惹かれて買ったものの、序盤、たくさんの家庭の描写に頭が追いつかず、しばらく読むのを止めていた。 先日、完璧に理解することを諦めながら再度読み始めたら、次第に登場人物たちが輪郭を持ってきて、それからはページをめくる手が加速度的に速くなっていった。物語のスピード感に合わせて読み進める手も早くなった。十軒の家が立ち並ぶ住宅地に住む人々の複雑な群像劇なのに、最後にきちんとひとつに収斂していく筆致がすばらしい。 これ映画にしたらおもしろそうだけど、2時間で表現するのかなり難しいだろうな、大部分を端折らないと無理だろうなと思っていたら、2年くらい前にNHKの連続ドラマになって…
最近聞いていないなあと思ったら、さっとやめる Amazonのオーディオブック、Audible。 お皿洗いをしたり、洗濯物をしたり、草取りをしたり（家事ばかりですね）しながら耳での読書をしています。 もちろん運動しながらでも、おふとんに入ってからでもＯＫ。 ひと月１５００円で１万７０００以上の作品が読み放題。（日本語作品の場合。外国のものも入れれば１２万作以上あるとのこと） でも、私の場合気づくと「最近ほとんど聞いていないなあ」ということが定期的に訪れます。 月１５００円ですから、ひと月に５冊ほどじっくり聴けばもとは取れるのでしょうが（私の感覚として）、それすらしていない時。 そういうときは、私…
新潮社の夏の文庫フェアの小冊子「新潮文庫の100冊 2020」で紹介されていた本の一覧。 冊子自体はすでに処分してしまっていて、自分の覚書メモの写しなので誤字や抜けなどのミスがあるかもしれません。
本の感想「うそコンシェルジュ」津村記久子（新潮社）2024_10 短編11作品を収める。表題作の「うそコンシェルジュ」は2作品あり、女性会社員が依頼を受けてウソを捜索する手伝いをするというもの。仮病とか親類の方ようなどのありふれたウソが使えない時に、どういうウソを創作するかをストーリーにした。様々な仕掛けを組み立てて入念なシナリオを作り上げる。ちょっとやり過ぎの感があって、そこが面白いということなのだろうが、私にはいささかやり過ぎ感が強すぎた印象をもった。
前に行った旅行の記録 「旅に出る」と言う勇気はなく、いつも「旅行に行く」と言ってしまう。自分がするのは旅でない気がするからだ。旅、は、たかのてるこや沢木耕太郎がやっているもので、私はまだまだその域ではない。 それはどうでもいいのだが、島根・鳥取旅行2日目。朝から雨が降っている。朝食代をケチって（ホテルの朝食は高い）コンビニまで買いに行ったらずぶ濡れになった。たたきつけるような雨だ。2日後に泊まる宿の人からも「JRは運休しているので気をつけて」と連絡が来る。実は米子に泊まることにしていたのだが、思ったより米子と境港が遠いことと電車の本数が少ないことから、急遽宿を変えたので移動は大丈夫だった。が、…
梅田で会議でした。津村記久子先生の「うそコンシェルジュ」を読了。本作もおもしろかったなあ。日常の中にいる、人のやる気や気力を削いでいく人の描写がリアルでした。書店で東野圭吾先生の新刊「架空犯」を購入。積読がたくさんありますが、先にこれを読むことに。イヤホンのshokz open runのフィット感がおかしいなと思ったら、右耳部分が折れてました。このイヤホン、前も一度壊れてメーカーに交換してもらったんだよな。いつだったかなとブログを検索したら、ちょうど２年前でした。https://chris4403.hatenablog.jp/search?q=shokz買って４年経っているので、新しいのを買お…
水車小屋のネネ 作者 津村記久子 毎日新聞出版 484ページ （本体1800円＋税金） これは人々が助け合い生きていく物語ー しゃべる鳥〈ネネ〉も居るよ。 あらすじ 第59回「谷崎潤一郎賞」受賞！●「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第１位！●「キノベス！2024」第３位！―――――――――――――――誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説毎日新聞夕刊で話題となった連載小説 感想 久しぶりに人の温もりが感じられる小説に出会いまし…
10月から始まった読書日記の続き。一ヶ月続けることはできた。これからどうなるやら。 10/29 朝のニュースの天気予報図を見たら、ぐいーっと逆「つ」の字を描いて本州に向かう台風が登場していた。さすがに本州上陸時には温帯低気圧になっているようだが、それにしても何で今年はこうも一箱古本市を狙ったように天気が崩れるのか。朝の電車で三宅香帆『それを読むたび思い出す』を読む。文チャレで登場するたび「今をときめく書評家」という称号を勝手に進呈している三宅さん、やはりなんといっても文章が読みやすい。世代的に近いこともあって、書いてある内容もめっちゃ分かる。 「高知での高校生時代、ブックオフに救われていた」と…
津村記久子の長編、というか短編連作。 ロック好きの作者らしく、作品タイトルは、イギリスのバンドザ・ザの代表曲から取ってる。 毎度なんでこう設定にそこまでこだわるのか、と思うが、今回も架空のサッカーチーム（全22チーム、エンブレム付き）とその選手までをも細かく定めている。 とはいえ、選手が主役ではなく、各短編の主役はサポーターたちで、選手はあくまでもサポーターに応援されるだけの存在で、何も語らず、内面も描写されない。 テーマは、祈り、みたいなものだと思う。自分が観に行くと試合に負けてしまう、という軽いジンクスや、権現様に噛まれると少しだけいいことがあるとかの迷信もあるが、みな何かの思いを抱えて最…
朝から小学校へ。卒業アルバム用の写真撮影がありました。３年前からPTAのTシャツを着用しての撮影にしたので、楽。以前はスーツだったんですが、保護者からのリクエストで変えたんですよね。スーツでない方が私は良いかな。その後、学校の先生たちと会議。最近の行事のお手伝いの振り返りと、この３連休で開催する予定のPTAイベントの打ち合わせ。さくっと終わって良かったけど、先生たち、ご自身の発言のひとつひとつに気を使われてそうで大変だなと思いました。不用意なことを言って保護者からなんか言われる、みたいなことがたくさんあるんでしょうね...。書店に立ち寄って、津村記久子先生の新刊「うそコンシェルジュ」を購入。書…
甲辰年九月廿四日。気温摂氏13.7/21.8度。曇。丸善（京成百貨店）に荷風散人『断腸亭日乗』第二巻への交換に出向いたら百貨店前で午後４時過ぎから衆院選で福島伸享候補が最終の街頭演説に現れてゐた。直前までその向かひの市民会館前では田所候補（自民）も演説あつたやう。演説終はつた福島先生にご挨拶。さすがに選挙戦でバイクで走りまくり（今日も朝から水戸市内を８時間は走つてゐただらう）メタボ系の先生もシェイプアップ。選挙は数年に一度のダイエットか。 選びたい候補者がいない選挙は何度もあります。それでも「少しでも嫌じゃない方」に鼻をつまんで入れる。投票に行かず黙認したことにされるわけにはいかないですし、政…
カッコイイと思い次男にその名前を付けたのだが、本人にしてみたら大人になるまで、いや今でも、嫌な想いをしているかもしれない、御免！、、、次男の名前は女性にありがちな名前だ、ミキ、マキ、サキ、みつき、なつき、ヒロミ、マサミ、マスミ、めぐみ、かずみ、いずみ、さとみ、しずか、ちはる、かおる、しのぶ、つかさ、あすか、けい、あい、なるほど、語尾が「キ」とか「ミ」が多いようだが、これらは男性が付ける名前としてはごくごく少数派で、名前だけ聞かされれば、誰でもまずは女性と勘違いするだろう、、、とくになぁ「亀井静香」は、本人を知らない人が初めてその顔を見たらビックリするだろうなぁ、、、W ある日、本屋でなにげに手…