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湯川書房

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ゆかわしょぼう

関西を拠点に、数々の限定本を刊行したミニ出版社。房主・湯川成一

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関連ブログ

Megurecaのブログ2年前

美しい本 湯川書房の書物と版画 @神奈川県立近代美術館 鎌倉別館美しい本 湯川書房の書物と版画@神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 「面白い企画をやっているよ」、と本づくりのプロに教えていただいたので、みにいってきた。鎌倉、鶴岡八幡宮から北鎌倉駅方面に歩いてすぐの、神奈川県立近代美術館。 『美しい本 湯川書房の書物と版画』 という企画展。 パンフレットの説明よれば、”湯川書房は、湯川成一(1937‐2008)によって、1969年に大阪市で設立。1998年より京都市に事務所を構えた。辻邦生『北の岬』を皮切りに、作品選定から装幀、造本に至るすべての工程を一人でになう限定品を専門に出版を行う。独自の審美眼で作家の才能を見出し辻邦生『安土往還記』、望月通陽『出埃及記』…

#湯川書房#神奈川県立近代美術館#鎌倉#湯川成一#装幀#柄澤齊#版画#イラスト

関連ブログ

本はねころんで2年前

加賀乙彦さんから湯川書房へ今月12日に亡くなった加賀乙彦さんは、短編小説をまとめた全集というの も出しているのですが、これまでのところ縁がなくて、手にすることができて おりません。 加賀さんの短編をまとめたもののほうが入手困難なようですが、加賀さんの 短編を読んでやろうなんて人は、そんなにいないのでありましょう。 2009年のことになりますが、当時の大学入試センター試験の「国語」の問 題に加賀さんの短編小説「雨の庭」の一部が採用されて、受験生の間で加賀乙 彦というのは誰だとなったようで、この小説を話題としていた当方のブログも すこし賑わいをみせたことを思いだします。 当方は小説の内容をというよりも、湯川書房の限定本「雨…

#加賀乙彦#雨の庭#湯川書房#神奈川県立近代美術館

漁書日誌 3.02日前

和洋会など今年度後期から、金曜日に仕事が入ってしまったせいで、趣味展窓展は朝イチに駆けつけるにしても、他の古書展に関しては土曜日にということになってしまった。疲労とやらなければならないことばかりが堆積しなんともなあという感じである。色々とタイミングが悪い。そんな中、ある日22時過ぎに帰宅してみると、扶桑書房目録速報が届いていた。今からでは電話注文は無理だなあとザッとみて2点注文を入れる。翌々日に届いたのが鏡花の持っていなかった袖珍本。鏡花の方はもう売り切れでもう1点の方が来るかなと思っていたが、逆で、鏡花の方だけが届いた。 泉鏡花「銀燭集」(春陽堂)大正9年10月25日初版函欠4000円 高橋啓介「江川…

漁書日誌 3.02ヶ月前

灼熱高円寺真夏のvintage book lab.展である。これは朝イチで向かわないと、ということで、いつもの趣味展よりも早く家を出る。前日台風直撃かという感じだったが、結局かすって関東はそれた感じ。当日朝はまだ雨ではないかと思っていたがそれは回避。しかしながら台風一過の晴天、朝から暑い。高円寺の西部古書会館もなんだかんだ言って、vbl展でしか行かなくなってしまった。交通費が掛かりので致し方ないが。 で、9時半ごろ高円寺に到着。まずはバス乗り場の方にある喫煙所で一服してから、古書会館へ向かう。すでにガレージは開いていて、まだ並んでいるという感じでもない。ガレージは値札がないものは200円均一。そこそこ人…

備忘録、的なもの3ヶ月前

2024/7/6.7 七夕など・色々と思うところはあったが購入にはいずれも繋がらず。 ・七夕。今年はあまり見るべきものがないね、と目録を送ってくれた古書店主の話を聞いていた中で目録を眺めると、確かに昨年度と比較すると明確に食指を動かされるものがなかった(余談だが、堀辰雄の「菜穂子」ノートの元版を出していたりした森井書店の目録の方がよっぽどよかったと思いました。どうでもいいことですが)。そのため、都心に出る用事があったにも関わらず、結局下見にも行かなかったのだが、今から思えば冷やかし目的で行ってみてもよかったかもしれない。以下気になったものについて少し言及。①福永の色紙。怪しいと思っていた中でさらに福永武彦研究会の三坂氏が贋…

古本ときどき音楽5ヶ月前

四天王寺春の大古本祭り、阪神百貨店古書ノ市ほか2か月ぶりの古本報告です。4月は二つの大きな古本市がありました。 まず阪神百貨店の古書ノ市には、初日の朝、大阪で会社OB麻雀会があり、1時間ほど時間があったので覗いてきました。 オヨヨ書林の出品コーナーからは、 原葵『くじら屋敷のたそがれ』(国書刊行会、20年10月、800円) 小野恭靖『ことば遊びの世界』(新典社、05年11月、500円) →こんな本が出てたのは知らなんだ。判じ物や漢字遊びなど例が豊富。 ワールドエンズガーデンからは、 金森修『ゴーレムの生命論』(平凡社新書、10年10月、400円) 関根正雄訳『旧約聖書 ヨブ記』(岩波文庫、92年2月、300円) →「コヘレトの言葉」と共通…

菫帖7ヶ月前

年輪「海の中の探偵に問う、少年の屍(し)が桜貝に変じた謎を」 *森島章人歌集、『月光の揚力』収中、この一首より創を得たことを附記します。 とは、拙「作品集成 I」所収、「櫻色手帖」の最後の一行と、それの注釈です。 この歌を詠んだ、歌人、森島章人さんには、拙著「夕化粧」に帯文を書いていただいたのですが、その馴れ初めが、どうにも、思い出せません。 第一歌集、『月光の揚力』を買い、巻末に付された住所に、手紙を宛てたのか、はたまた、私宛に歌集をご恵投いただいたのか、そのかみの、イギリス人教師「セシル・ブロック」のごとく、 すべては、ブロックの夢想を促す、「青春の生国(しょうごく)」での出来事 のようでもあ…

古本ときどき音楽7ヶ月前

伊藤海彦の二冊伊藤海彦『季節の濃淡』(国文社 1982年) 伊藤海彦『渚の消息』(湯川書房 1988年) 久しぶりに伊藤海彦を読んでみました。このブログを始める前、2006年頃に、『きれぎれの空』と編著『詩人の肖像』を読んでいますが、自然の風物を織り込んだ詩人らしい抒情的な文章に魅せられたことを覚えています。今回、その期待はまったく裏切られませんでした。 『季節の濃淡』がエッセイ、『渚の消息』は散文詩のかたちを取っていますが、ともに同じテーマにもとづく作品。というか、『渚の消息』には、『季節の濃淡』のいくつかの章を散文詩に置き換えただけと思われるものもありました。『渚の消息』は散文詩だけに短く、内容もおおま…

備忘録、的なもの8ヶ月前

湯川書房の本について今日、ヤフオクで落札したとある限定本が届いた。ぱっと見た感じは和紙装のかちっとした装丁の本であり素晴らしい。仕事が終わってからのんびり見てみようと思う。 というところで、ふと自分が蒐集している目ぼしい限定本版元がどこだろうと思い、戦前であれば江川・野田・山本、戦後であれば奢灞都館や湯川書房がそれに当たるかと思った。 蒐集に当たっては、江川・野田・山本であれば、高橋啓介「江川・野田・山本の限定本」(湯川書房)が、奢灞都館であれば「奢霸都館刊行 全書籍目録コンプリート・コレクション」(エディション・イレーヌ)が参考になる。いずれも入手は比較的まだ容易である。 湯川書房については、目録が出てはいるも…

本はねころんで9ヶ月前

本日もぽかんと本日は暗くなってからお通夜へとでかけることになりました。 さすがに夕方過ぎますと気温が下がって寒いことです。葬儀場までは車で行く ことになるのですが、駐車場に車を止めてから会場に入るまで、コートを脱いで 行くので、ちょっと辛かったことです。なにせ葬儀会場にはクロークはないですか らね。 戻ってから夕食で、そのあとはウトウトとしながら「ぽかん10号」を手にすること にです。 ぽかん 10号 本日は内堀弘さんの「青猫書房のこと」を読んでみることにです。 内堀さんでありますからして、「青猫書房」というのは古本屋さんの名前ですね。 格調高い古書店にはまったく縁がない当方でありますからして、「青猫書房」…

本はねころんで9ヶ月前

京都からの届きもの昨年の大晦日に単身で帰省した息子が、前から確保を依頼してあった 「ぽかん10号」を持参してくれました。彼は京都に住んでおりまして、用事が あって一乗寺に行ったおりに、恵文社で購入してくれたものです。 恵文社と彼のおかげで、このところ「ぽかん」の確保で苦労することはあり ませんです。ありがたきかな。 ぽかん 10号 年明けから、すこし余裕のないことでありましたので、せっかくの「ぽかん」も さっぱりなかをのぞくことができておりません。まったく楽しみにしていたわりには 冷たいことで、かろうじて山田稔さんの「Mさんのこと」を読んだのですが、あとが 続いていません。 そんなときに、京都新聞で「ぽかん10…

備忘録、的なもの9ヶ月前

2023年の蒐書総括(4/4) 今年の展望その他ということで、昨年は色々と知見や蒐集方法が広がったことで、ある意味飛躍的になった一年でした。中村真一郎本の蒐集も進み、持っていないものは限定本も含めても後数冊程度となりました。福永武彦や堀辰雄、三島由紀夫についても相当珍しいところや超限定版を除けばある程度集まりました。 昨年購入したもので高額だったものベストスリーというものをあげると 1位 ●●●● 35万円 2位 ●●●●●●●●●● 20万円 3位 ●●● 18万円 (元値でいえば●●● 19万円だが、値引きで少し安くなった) でした。本の内容については今回は少し伏せます(3位以外は一点ものに近いのですぐ割れてしまうため。しばらくしたら明…

なえブログ日記10ヶ月前

三月十二月も、あと二週間で終わり。段々と挨拶しに行く古本屋へいつ行こうかと 考える。やっぱりお世話になりましたの、ご挨拶はしておきたいからね。先日に 京都の三月書房の宍戸恭一さんの話を少ししたら、後で色々と思い出すことがあ ったな。十二月の仕事が休みの日に始めて年末に行った時は、地下鉄四条駅から 大丸の横通り錦市場を歩いて行くが、年末は独特でお正月のおせちを売り人で 歩きにくい程賑わっていて、すごいなぁ。と見ていた。市場の横に銭湯もある。 すぐき売りのお婆さんもいて珍しいので見てたら、夕方のニュースに映ってた と友人に言われた。市場で昆布屋さんで昆布の佃煮を買ったが、すごくおいしい。 味つけが違う…