日本残酷物語とは 読書の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)
日本残酷物語
1963年、新東宝制作のドキュメンタリー映画。鬼才、中川信夫監督が小森白、高橋典と共同監督をした初のドキュメンタリー作品。
アイヌの熊祭りなどの日本の風習、流氷、結氷などの自然現象、交通地獄などの社会問題、ゲイ・バーの生態などの風俗といった当時の日本の残酷世界を見せてくれる。
宮本常一監修の書籍「日本残酷物語」とは無関係で、ヤコペッティ「世界残酷物語」に発する「モンド映画ブーム」に便乗した作品である。
日本残酷物語
1959年〜1961年に平凡社から刊行された「流砂のごとく日本の最底辺にうずもれた人々の物語」(全七巻:第1-5部、現代篇1-2)。題名に冠せられた「残酷」の二文字は、そこに記録された人々の生活の実相を指すものであると同時に、それらが「むざん」に忘却されたうえになりたつ社会の有り様をも示しているだろう。
現在は平凡社ライブラリーに収録されているが、現代篇の二冊を除いた第五部までの刊行となっている。
執筆者(括弧内は執筆担当巻を示す)
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