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武蔵野線

東京電力の送電線路のひとつ。小説『鉄塔 武蔵野線』の舞台となったことで有名。
「東京電力武蔵野線」を見よ。

武蔵野線

JR東日本鉄道路線(幹線)。

概要

鶴見駅西船橋駅間 100.6km だが、旅客営業しているのはこのうち府中本町駅−西船橋駅間 71.8km。鶴見駅−府中本町駅間 28.8km のいわゆる「武蔵野南線」は、貨物専用である。(例外として横浜ベイエリア号やホリデー快速鎌倉号などの臨時列車は通ることもある。)東京競馬場をはじめ、沿線に公営ギャンブルが多数あることで有名。別名「オケラ電車」とも。
東京の外周をぐるっと取り囲むこの路線のおかげで、東北方面と西日本方面を直通する貨物列車が東京都心の混雑する路線を通らずに済むというメリットがある。そのため、貨物輸送が衰退した現在もなお、通勤電車のほかに貨物列車が多数運転されている。梶ヶ谷貨物ターミナル駅 (「武蔵野南線」)・新座貨物ターミナル駅越谷貨物ターミナル駅の各貨物ターミナル駅が拠点となる。
多くの列車が西船橋駅から京葉線に直通している。当路線の起点は東海道線に接する鶴見駅であるから、西船橋駅方面が下りである。従って京葉線直通の東京行き電車は「東京行きなのに下り」となる。なお、京葉線直通には、東京直通の合間を縫って南船橋・新習志野・海浜幕張行きの電車もある。
旅客輸送においても、都心から放射状に延びる路線と各所で乗り換えが可能。ただ、西船橋駅、新松戸駅、南浦和駅における他のJR線の乗り換えは、乗り換え先が緩行線しか止まらないので、あまり便利とは言えない。
さらに、台風や大雪はもちろんのこと、強風や大雨になればたちまち運転を見合わせ、風の影響を受けやすい京葉線と直通運転していることも重なり、定時運行がなされない路線のひとつとして有名(京葉線との直通運転が見合わせとなり、西船橋駅折り返しとなる)。しかも「知ってる?24時。」のコーナー「愛する電車ランキング」では定時運行が困難で学校に遅刻できるという理由で武蔵野線が2位にランクインするという不名誉な称号を持った路線である。
近年になって江戸川荒川の橋梁に防風柵を設けるなど、運転見合わせをできるだけ回避する努力もなされてはいるが、竜巻や強風、大雨などの異常気象時に定時運行が困難になる事態も未だに続いている。

年表

1973年4月 府中本町駅−新松戸駅 間 開業
1976年3月 鶴見駅−府中本町駅 間 開業
1978年10月 新松戸駅−西船橋駅 間 開業

車両

現在は205系と209系が使用されている。205系は山手線や埼京線などから転用されたもので、転用に当たってVVVF制御に変更されているためモハは5000番台を名乗る。209系は後期型にあたる500番台で、中央・総武緩行線や(一時期)京浜東北線で使用されていたものが京葉線に転用され、さらに京葉線へのE233系投入で捻出されて8両編成に短縮の上、武蔵野線向けに転用されたものである。

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