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理論負荷性

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りろんふかせい

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「観察の理論負荷性」。(theory-ladenness)

科学哲学者ノーウッド・ラッセル・ハンソンが提唱した。
「観察は、理論と無関係に、理論に先立って行なわれる」のではなく、「観察は理論(または観察者があらかじめ持っている知識)をとおして行なわれる」、「観察は理論を背負っている」という考え方。

例としては、「ウサギアヒル」(ウサギにもアヒルにも見える絵)などのだまし絵がよく挙げられる。
(画像の出所はhttp://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/basics/art/index.html
この場合、見る側があらかじめウサギやアヒルのイメージ(理論)を持っていることによってはじめて絵をアヒルだとかウサギだと認識することになる。

科学的発見のパターン (講談社学術文庫)

科学的発見のパターン (講談社学術文庫)

なお、同書のポイントは「観察の理論負荷性」というよりむしろ別の点にあると説くのが
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~suchii/intro.PS/theory-laden.html

比較

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