理論負荷性とは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)
理論負荷性
(
一般
)
【
りろんふかせい
】
このキーワードは編集待ちキーワードです。 説明文の追記などをして下さるユーザーを求めています。
「観察の理論負荷性」。(theory-ladenness)
科学哲学者ノーウッド・ラッセル・ハンソンが提唱した。
「観察は、理論と無関係に、理論に先立って行なわれる」のではなく、「観察は理論(または観察者があらかじめ持っている知識)をとおして行なわれる」、「観察は理論を背負っている」という考え方。
例としては、「ウサギアヒル」(ウサギにもアヒルにも見える絵)などのだまし絵がよく挙げられる。
(画像の出所はhttp://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/basics/art/index.html)
この場合、見る側があらかじめウサギやアヒルのイメージ(理論)を持っていることによってはじめて絵をアヒルだとかウサギだと認識することになる。
- 作者: N.R.ハンソン,村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/06
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 159回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
なお、同書のポイントは「観察の理論負荷性」というよりむしろ別の点にあると説くのが
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~suchii/intro.PS/theory-laden.html
比較
素朴実証主義
関連入門書
哲学の最前線―ハーバードより愛をこめて (講談社現代新書)
科学論の展開―科学と呼ばれているのは何なのか?
このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。