アキネトンとは サイエンスの人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)
アキネトン
医薬品
成分(一般名) | 塩酸ビペリデン |
---|---|
製品例 | アキネトン錠、アキネトン細粒、タスモリン錠、タスモリン散 |
区分 | 抗パーキンソン剤/ビペリデン/抗パーキンソン剤 |
概説
パーキンソン病のお薬です。手のふるえや体のこわばりを改善します。また、安定剤によるパーキンソン症状をおさえるのにも使用します。
作用
パーキンソン病では、ドパミンの低下にともない、アセチルコリン系の神経が強まっています。このお薬は、その神経の亢進状態をおさえます。レボドパに比べ効果は劣りますが、手のふるえや体のこわばりなど初期症状に有効です。他の薬といっしょに用いることもあります。
そのほか、脳血管障害など別の原因による同様な症状「パーキンソン症候群」にも使用します。また、抗精神病薬等ある種の安定剤を飲んでいると、手・舌のふるえや体のつっぱり感、アカシジアなどパーキンソン病のような症状がでてきます。このお薬は、そのような「薬剤性パーキンソニズム」の治療や予防にも使われます。
医師の判断によっては、不随意運動など体の異常な動きやふるえの治療に応用されることがあるかもしれません。
このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。