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【10分で聴く源氏物語 第14帖 澪標7〈みおつくし〉】源氏は住吉詣をした。華やかで大掛かりな旅。丁度その日は、明石の君も参詣で船で住吉に来ていた。源氏の華やかな姿を見て、我が身の上を嘆いた by😿

🪷【源氏物語463 第14帖 澪標37】葵上の父 の太政大臣と源氏の君の勢力はまし、葵上の兄の権中納言の娘が入内した。兵部卿の宮の姫君も入内したが源氏は素っ気ない 〜現代には二つの大きな勢力があって、 一つは太政大臣、 一つは源氏の内大臣がそれで、 この二人の意志で何事も断ぜられ、 何事も決せられるのであった。 権中納言の娘がその年の八月に後宮へはいった。 すべての世話は祖父の大臣がしていて はなやかな仕度《したく》であった。 兵部卿親王も第二の姫君を後宮へ入れる志望を持っておいでになって、 大事にお傅《かし》ずきになる評判のあるのを、 源氏はその姫君に光栄あれとも思われないのであった。 源氏…