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太安万侶

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おおのやすまろ

太安万侶(AD.???-AD.723)
奈良時代の文人。從四位下、民部卿。姓は朝臣。
元明天皇の勅により稗田阿礼の誦習した『帝紀』・『旧辞』を筆録し、『古事記』の三巻を撰進。(『古事記』序より)
『弘仁私記』の序によって、『日本書紀』の編纂にもあたったという。

一度、虚構の人物ではないかとされるが、AD.1979/01/20、太安万侶の墓が発見された。
墓誌銘では、「左京四條四坊從四位下勲五等太朝臣安万侶以癸亥年七月六日卒之 養老七年十二月十五日乙巳」がある。
『続日本記』の「養老七年秋七月庚午(七日)、民部卿從四位下太朝臣安麻呂卒。」とほぼ一致、実在の人物だと証明される。

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