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姜維

字は伯約。三国志の英雄。
もとは魏将だったが、諸葛亮が祁山に出征した際、天水太守馬遵に異心を抱いているのではないかと疑われたため諸葛亮の下に降参した。
諸葛亮からは高い評価を得ており、諸葛亮没後は蒋琬(蒋エン)、費禕(費イ)に随行してたびたび戦果を挙げた。しかし、その両者も没すると、大権を得て国力を省みずにたびたび北伐したため、もともと他国の人だったこともあり、孤立を深め身を滅ぼすことになった。
景耀6年(263)、訒艾は奇襲によって諸葛瞻を撃破し、劉禅は訒艾に降伏した。姜維もやむなく鍾会のもとに出頭したが、鍾会に叛逆の意図があることを見抜くと、これを利用して蜀の再興を謀ろうと画策した。訒艾を更迭し、益州牧を称して叛逆を試みたが、志を果たせずに魏の将兵によって討たれた。郤正の伝えるところによると、その人となりは高潔にして清廉であったという。

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