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御柱祭

御柱祭は長野県諏訪地方で6年毎(数えで7年ごと)に行われる祭。正式名称は「式年造営御柱大祭」。
諏訪大社における最大の行事で、寅と申の年に行なわれる式年祭である。

概要

この祭は「山出し」と「里曳き」にわかれ、それぞれ4月と5月に、そして上社と下社は1週ずらした金曜日から日曜日に行われる。
4月に行われる「山出し」では、山の中から樹齢150年を優に超えるモミの木(長さ約17m、直径1m余り、重さ約10トン)を16本(上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮に各4本)選び出し、「木落し」「川越え」などを経て、安国寺の御柱屋敷に曳き揃えられ、5月の里曳きまで安置される。
そして、5月に行われる「里曳き」において、 里に曳き出され、「建御柱(たておんばしら)」によって、諏訪大社の社殿の四隅に建てられる。
諏訪地方の6市町村の氏子たちがこぞって参加して行われ、開催時には必ずといってよいほど全国ニュースとして扱われる。

歴史

室町時代の『諏訪大明神画詞』という文献によれば、平安初期に桓武天皇の時代に「寅・申の干支に当社造営あり」と御柱祭についての記録が残されてい る。起源については諸説様々あるが、縄文時代の巨木信仰という説もある。

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