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昆虫

概論

動物界節足動物門昆虫綱に属する生物のグループであり、現在地球上で最も繁栄している生物(80万種が確認されているとされる)。一般的には昆虫以外の生物(クモなど)と十把一絡げに「ムシ」と呼ばれ、虐げられている。
節足動物はどれも硬い外骨格を持っているが、昆虫はその中でも特に陸上に適応し、進化したグループである。また、4枚の機能的な翅を有しているものも多く、空中にも進出している。基本的に海中を除いたありとあらゆる環境(海、土中、高山、植物はもちろん、ほかの動物に寄生するものも多い。)に進出しており、その結果、非常に多様な形態、生態をしている。

特徴

主に成虫の特徴として以下のようなものがある。

ただし、これらの特徴には少なからず例外がある。

人との関わり

昆虫類は非常に種数が多いので、少なからず人と関わることになる。その中でも、直接に人間の役にたつものを益虫、害をなすものを害虫と呼ばれる。非常に人間本位な呼び方である。
また、『ムシキング』に代表されるような、最近のクワガタ・カブトの生き虫ブームに代表されるように、ペットとして飼育されることも多い。
枕草子にも、昆虫に関する記述があるし、江戸時代にはスズムシやマツムシなどの美しい声で鳴く虫を売り歩く行商人もいたようである。かの松尾芭蕉も、蝉に関する句を詠んでいる。
さらに、東南アジアを中心として、食虫文化も見られる。日本でもイナゴの佃煮やハチの子などは有名である。直接に昆虫を食すわけではないが、蜂蜜は当然ながらハチの集めた花の蜜を食しているし、ロイヤルゼリー、プロポリスなども同様である。

昆虫の分類

Myrientomata 多節昆虫亜綱

Oligoentomata 少節昆虫亜綱

Apterygota 無翅昆虫亜綱

Pterygota 有翅昆虫亜綱

Neoptera 新翅下綱

Exopterygota 外翅上目

Endopterygota 内翅上目

昆虫分類学
なお、これらの昆虫綱に属するグループの内、日本から見つかっていないのはカカトアルキ目とジュズヒゲムシ目だけである。ジュズヒゲムシは日本でも見つかる可能性があるらしい。見つけた人はヒーローになれるかもしれない。

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