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【10分で聴く源氏物語 第9帖 葵13完〈あおい〉】惟光は結婚のための餅を 少納言の娘の弁に御寝室の枕元に差し上げるよう頼んだ。少納言は源氏の好意に涙した。結婚の儀式もして、源氏は若紫に夢中 by🐱

🌷【源氏物語183 第九帖 葵56】惟光は結婚のための餅を 少納言の娘の弁に御寝室の枕元に差し上げるよう頼んだ。少納言は源氏の好意に涙した。 〜人間はあさましいものである、 もう自分は一夜だって この人と別れていられようとも思えないと 源氏は思うのであった。 命ぜられた餠を惟光は わざわざ夜ふけになるのを待って持って来た。 少納言のような年配な人に頼んでは きまり悪くお思いになるだろうと、 そんな思いやりもして、 惟光は少納言の娘の弁という女房を呼び出した。 「これはまちがいなく御寝室のお枕もとへ 差し上げなければならない物なのですよ。 お頼みします。たしかに」 弁はちょっと不思議な気はしたが…