金沢 長町武家屋敷跡は雨が似合う (original) (raw)
石川県散歩の続き。
金沢は言わずと知れた加賀百万石を代表する大都市。駅の建物も巨大ですね。
垂れ幕に「加賀百万石まつり」とありますが、これは1583年6月14日に前田利家が金沢城に入城したことにちなんだ市民祭り。百万石行列では芸能人を招いて、利家とお松の方に扮して参加してもらうというのが目玉のようです。自分の実家のある静岡の三島でも頼朝行列で芸能人が参加してますが歴代のメンバーを比較すると、かけているお金が違いますね。さすが加賀百万石。
訪れたのが昨年2023年5月ですが「いしかわ百万石文化祭2023」の開催が案内されてました。こちらの石川県観光PRのゆるキャラ「ひゃくまんさん」ですね。ゆるキャラとしては結構個性的な造形と色使いですね。
改めて外から見ても本当大きな建物です。どうやら「もてなしドーム」という名前で雪だけでなく、雨も多い金沢で駅を出た観光客が傘を差さずに歩けるようにという心遣いから生まれた建物だそうです。
こちらの鼓門は観光都市金沢の玄関口としてふさわしいインパクトがあり、人気のフォトスポットだそうです。
この日の夜の食事は駅のショッピングモール金沢百番街の「魚菜屋」さん
ホタルイカの沖漬けが日本酒に合う。
ふぐの唐揚げも合いますね。白いご飯でも良いかも。
ということでメインは海鮮丼。カニが入るとテンション上がりますね。
翌日、金沢観光のスタートは長町武家屋敷跡周辺から。
金沢は当時稼働中の軍施設や大きな工場が無いためか、太平洋戦争で空襲には遭わなかった。そのため、古い町並みが多く残っている。こちらのエリアもそのひとつで武家屋敷が当時に近い形で残っていますね。
また、こちらには犀川から引いた小川、大野庄用水が流れています。
小川と言っても水量は豊富。雪解け水が一番流れる時期ではあったが、街中でこんな勢いで流れる川は珍しいですね。
こんな街中でダイナミックな自然を感じられるのはかなり羨ましいですね。
精霊病院? いや聖霊病院(キリスト教系)ですね。いくら自然を感じられるからと言って精霊はないですね。
刀剣や古銭とか古いものを展示、博物館的な役割も担っているが、
ここの目玉はやはり当時のリアルなお屋敷を体験できること。
畳をメインとした、これぞ日本の家。
また、こちらは庭が素晴らしく
二階からこんな景色を見れるのは本当羨ましい。在宅ワークで疲れた脳をリフレッシュしてくれそう。
縁側の横に池があり、鯉が泳いでるなんて子供のころの夢でしたね。
実際は許されないが、この庭を眺めながら金沢名物の中田屋のきんつばと濃~い緑茶でまったりしたいですね。
ここを来た時はあいにくの天気で雨が降ったり、やんだりでしたが、庭や町並みは濡れていたほうが趣あって良かったかも。雨が多い土地柄にあったデザインなのかもしれませんね。
ちなみに各観光案内施設などには自由に使える置き傘があります。
市内の各所に設置されていて、どこで返しても良いようです。
とてもいい仕組みですね。
(つづく)