第16回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(1979-1980) (original) (raw)

この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。

概要

1979年12月22,23日の1回戦4試合から1980年1月3日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。

関西リーグ4連覇の同志社大学は、選手権1回戦では筑波大学に苦戦、前半8-6から逆転されるが後半11分に再逆転し23-16で勝利。準決勝の早稲田大学戦は前半2Tなどで17-6とリードするものの後半は攻め込みながら得点ならず、終盤に早稲田にトライを奪われるが17-12で勝利、初の決勝進出となった。

関東対抗戦優勝の明治大学は、福岡工業大学との選手権1回戦では後半24分のトライで47-4とリードしたが、このあと4連続トライを奪われ47-22で勝利。準決勝の日本体育大学戦は前半互いにPGのみの得点で9-3とリード、9-7と迫られたあと後半35分39分の2Tで突き放し17-7で勝利、8年連続8回目の決勝へとすすんだ。

決勝は激しい戦いではあったが得点は前半6分の明治SO砂村光信によるPGのみ、後半もLO林敏之を中心にFWで攻め込む同志社は後半12分にPGで追いつくが、終盤優勢に立った明治大学が後半30分にPGで勝ち越し、6-3と史上初のノートライの決勝を制し、4度目の優勝を飾った。

僅差の勝負ではあったが、反則数は明治8に対し同志社18、終盤の明治FWの頑張りが決勝PGを生んだとも言える。

この大会で活躍した4年生に、日体大岩出雅之など。

ラグビーマガジン 2020年 05 月号 [雑誌]

出場校

関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。

交流戦結果:明治大(対1)44- 3中央大(リ4)
早稲田(対2)19- 7大東大(リ3)
日体大(対3)35-14専修大(リ2)
筑波大(対4)16-14法政大(リ1)

関東対抗戦
1位明治大学/10年連続10回目(c木村和彦)
2位早稲田大学/2年連続15回目(c金澤聡)
3位日本体育大学/3年連続8回目(c岩出雅之)
4位筑波大学/初出場

関西リーグ
1位同志社大学/6年連続15回目(c伊佐治望)
2位天理大学/11年連続13回目(c新田)

東海リーグ
1位中京大学/5年連続9回目

九州リーグ
1位**福岡工業大学**/6年連続12回目

ラグビーって、いいもんだね。 2015-2019ラグビーW杯日本大会 (鉄筆文庫)

トーナメント

f:id:daigakurugby:20200416072419p:plain

第16回 大学選手権

試合結果

1回戦 12/22(土),23(日)

大阪・長居陸上競技場
同志社大学23-16筑波大学(前半8-6)

東京・秩父宮ラグビー場
中京大学14-27早稲田大学(前半0-21)

大阪・花園ラグビー場
天理大学6-24日本体育大学(前半6-3)

東京・秩父宮ラグビー場
福岡工業大学22-47明治大学(前半4-13)

準決勝1/1(火)

東京・秩父宮ラグビー場
同志社大学17-12早稲田大学(前半17-6)
日本体育大学7-17明治大学(前半9-3)

決勝 1/3(木)

東京・国立競技場
同志社大学3-6明治大学(前半0-3)

ラグビーワールドカップ2019 公式レプリカキーリング GB-9016

daigakurugby.hatenablog.com

大学ラグビー.com