dancept2の日記 (original) (raw)
方法はいろいろありましょうが、PowerShell コマンドを使ってしまうのが手っ取り早かったので備忘(ちとレスポンスはわるくなりますが)。自宅でちょっとしたツールつくってて利用。
@echo off
echo.
echo ********************************************************
echo 自身(test.bat)の更新日時を取得する。
echo ********************************************************
echo.
set TgtFile=test.bat
for %%i in ("%TgtFile%") do set "UPDATE=%%~ti"
echo 分まで取得: %UPDATE%
for /F "usebackq delims=" %%a in (`powershell "(Get-ItemProperty '%TgtFile%').LastWriteTime.ToString('yyyy/MM/dd HH:mm:ss')"`) do set UPDATE=%%a
echo 秒まで取得: %UPDATE%
echo.
echo.
echo ********************************************************
echo 上記の更新日時をクリップボードにコピーする。
echo ********************************************************
echo.
echo [Enter] 付き。
echo %UPDATE% | clip
echo.
pause
echo.
echo.
echo [Enter] 付かない。
powershell -Command "Set-Clipboard '%UPDATE%'"
echo.
pause
突然、PC 起動してみるとネットワークに接続出来なくなりました。
結論をお急ぎであろう読者さまへ結果から申し上げますと、BIOS の初期化で治りました(実施は自己責任で)。なお、以下 OS は Windows 10 であります。
1. ルーター再起動
だいぶ以前にも接続出来なくなり、ルーターを再起動すると直ったのだが今回はダメ(ケーブル接続等も異常なし)。
2. Windows 再起動
で、まずは Windows の再起動や(デフォルトの「高速スタートアップ」有効の設定のかたは[シフト]キー押しながら)シャットダウン→再起動 を実施してみたがダメ。
3.「トラブルシューティング ツール」
ブラウザーが Windows の「トラブルシューティング ツール」を提案するので実行すると…
ネットワークアダプターのドライバーが見つかりません。
でおしまい。
ドライバーの再インストールが必要です。
と、冷たいお答え。
ドライバーのファイルが破損したのか。しかしネットワークつながんなきゃ(増設したりした場合に CD-ROM などで提供された場合を除き)ドライバーどう「入手」すんのよ、内部で再構成して自動インストールされるもんぢゃないの?と。
「スタート」→「設定」の「ネットワークとインターネット」で、「ネットワークのリセット」というのもやってみたが、「再起動」に進むはずが無反応、エイっと手動で再起動したがダメ。
4. ドライバー再インストール(コントロールパネル)
スマホで Google せんせいにお尋ねすると、やはりドライバー破損の可能性が指摘されている。ネットワークアダプターのドライバーを、(「スタート」→「Windows システム ツール」→「コントロールパネル」→「デバイス マネージャー」)で、更新 or いったん削除し Windows を再起動すると自動で再インストールされる、等とある。
が、これを行なうにも「デバイス マネージャー」にネットワークアダプターらしきものが表示されないのであつた。
下記は現在の表示。ここから “Intel(R) 82567V-2 Gigabit Network Connection” が消えていた。
「設定」の「ネットワークとインターネット」で「ハードウェアの接続とプロパティを表示する」も見てみると、「説明:」には “Intel(R) 82567V-2 Gigabit Network Connection” とあるのだが、「状態:」には「なし」との(謎の)表示。
要するにドライバー以前に、ネットワークアダプターが認識されないらしい。ふる~い当方の PC 、ハード故障も考えられる…? 手詰まりであります。
5. BIOS 再設定
認識、認識ねぇ。もう、エイやっと、(今回、変更等行なっていたわけではないが)BIOS の初期化を行なってみました。
メーカー?によってファンクションキーは違うようですが当方の PC では起動時[F10]を押して BIOS の設定メニューを呼び出し、「規定値に戻す」。
(あっさりと)治りました。
6. 静電気その他
なお、アダプターの認識トラブルに関して、静電気の影響を指摘する記事もあった(焦ってたのでどこだったか忘れましたが(苦笑)。その場合、下記記事でのように電源ケーブルを抜いて数分放置では時間的に足りない模様(一時間くらい? *1 )。
また、BIOS の設定メニューに、なにやら電源まわりの設定があるのを発見。以前に変更した記憶もないですが、上掲記事での動作となにかかんけいあるのかしらん??
*1:ただしアダプターに限らず帯電によるトラブルに関する記事に、一分半程度放置とするものもあった。
いろいろとガタが来ております当方の PC 、
不具合はほかにもあり、おととしあたりからだったか冬場になると Power ボタンを押しても電源が入らなく(!)なっていた。場合によっては一瞬から数秒 ON になって落ちる。
のだが、電源ケーブルを抜いて数分放置 → 元に戻して電源 ON 、のセットを(数回)試すと起動出来る。
キモチ悪いは心臓に悪いはで、コンデンサかんけい?、電源ユニットヘタって来てんのかなぁ交換めんどくさそう、などとぼんやり考えていたが、起動できた際によく見ると、1~2 秒(?、短いんすよ)
CMOS Date/Time Not Set
うんぬんと表示されることが<まれに>あることに気付いた *1 。
Google せんせいにお尋ねすると、“CMOS Date/Time Not Set” と来ればボタン電池が怪しい、とありました。冬場に調子が悪いというのも、いかにも電池っぽい *2 。
電源ケーブルを抜き数分(数秒ではダメ)放置すると起動出来るようになるというのはどういうカラクリなのか?ですが(当機では電池が切れると明示的に? CMOS をクリアしてやる必要がある?)*3 、いずれにせよ、電池であればなおさらでありましょう、シーズン毎に頻度は増加。症状も悪化して、電源ケーブル抜きからの Power ボタンのセットも、なんども試みないと起動しない感じになってきた(コワ)。
なので、今回もようやく重い腰を上げ、ボタン電池交換してみることにいたしました。
1. ボタン電池(CR2032)
通常ディスクトップ PC に使用されているのは CR2032 というボタン電池、国際電気標準会議(IEC)が定めた規格で C:二酸化マンガンリチウム一次電池、R2032:円形 20 mm 厚さ 3.2 mm ということらしい *4 。念のためケースを開け、マザーボードの(ソケットに取り付けられた)現物をかくにん。なお、下記記事(2014/04、2022/05)では、
まとめ:CR2032はPanasonic選ぼう
となっていた(当該記事の最後の項参照)。近所のスーパーには富士通しか無かったので入手出来なかったのだが(苦笑)。
まずは、得意の?電源ケーブル外し(笑)。懐中電灯も用意。
2. ボタン電池取り外し
電池交換なんて簡単だろう、ってことなのだが、CPU ファン交換(当記事冒頭リンク先参照)のときのようなこともある(苦笑)。電池交換についての記事をいくつか見たが、かんたん過ぎるのか当方のタイプでは(外周方向へ)「留め金を押してやる」とかあるぐらいである。
写真も小さめで、こまかい形状がよくわかんなかったり。「留め金」は板バネになっていて要するに+極側の接点なのだろう。
しかしなぁ「押してやる」といっても指が入んなかったりするんだよなぁ、としばし思案、太めの竹串を持って来て「押して」みることにした。外れた(タワー型 PC を立てたまま作業してたので、そばのグラフィックボードに落ちた)。
3. ボタン電池取り付け
取り外しの逆の動作を行なえば良いのだが、「留め金」に気を取られ、留め金側(上掲写真右奥側)を先に入れてやっていた。当然電池はセット出来ない(苦笑)。脇にあるケーブル類などもジャマで、今回も指がつりそうに。
上のような写真(大きいのを探してきた)を良く見ておくなどしておくべきでした。上掲写真ソケット左手前側にツメがあり、それで留まってるんですな。なので、電池の左手前側をツメの下へ先に入れ、次に留め金寄りのほうを押してやると入りました。んー、今回も結構つかれた(苦笑)。電池交換でひと苦労。
4. 動作確認
電源ケーブルをつなぎ、Power ボタン ON ——むう、一瞬起動したが、落ちた…。
が、電池交換についてのどちらかの記事に一度目は起動しないことがある、というようなことが書かれていた。
すこし間を置き(深呼吸、笑)、再度チャレンジする。起動した。
——
その後もとくに異常は無い。こんなことならとっととやっとけば良かった(笑)。起動時落ちたりで HDD によくなかっただろうし、ファン交換したときケースも開けてたし(まぁトラブル同時に複数対処するのもリスクありますが)。
ノート PC だったりすると交換できない(というかかなり難しい)らしい。十数年も使ってるとトラブルも多くなり出し、OS のバージョンアップにも追従出来なくなってくるのだが *5 、ディスクトップ(タワー型)PC の方がメンテしやすいし、無理な小型化してない分、信頼性も高いのかな、などとひとりごちた冬の日曜でありました。
[追記]などと呑気なことを云っているうちに、下記のような具合で PC 修理ブログのような様相を呈してまいりました(苦笑)。そこでしらべておったところ(ネットワークアダプターのトラブルに関して)、静電気の影響を指摘する記事を発見した。また、BIOS の設定に、電源停止時の動作に関する設定があった(こんかいの上で触れた動作に影響があったかは不明ですが)。
清掃でごまかしました CPU ファン。それから約三か月、やはりまたエラーが発生し始め、起動不可に陥りました。
ケースを開けてかくにんしますと、電源を入れても CPU ファンが回転しない。手で回してみると、いかにも重く、すぐに止まってしまいます。
ためしに、電源 ON と同時にファンを手で回してやると回転し始め、PC も無事起動。
最初はときどき発生するかんじだったのが、だんだん頻度が増えてまいりました。幸い(?)タワー型でケース右側面の一枚板を外すだけなのでかんたんにアクセスできる。もう、板は固定せず、(開けっ放しにはしませんでしたが)ケースに立てかけてしまいました(苦笑)。
しかし電源などにも負担掛けてたりするとヤバそうです。古い機械なのでどうしようかとも考えましたが、どんだけ腰が重いんでしょう、ようやくファンを交換してみることにした。
ところが、これがけっこう地雷があり、ちゃっちゃっと終わるかとおもいきや——とくにヒートシンクからのファンの取り外し/取り付けに苦戦した。
- 1. CPU ファン
- 2. CPU グリス
- 3. オフセットドライバー
- 4. 冷却ユニット取り外し
- 5. グリスの拭き取り
- 6. ファン取り外し①
- 7. ファン取り外し②(止め具)
- 8. ヒートシンク洗浄
- 9. ファン取り付け
- 10. ファンの取り付け向き
- 11. グリスの塗布
- 12. 冷却ユニット取り付け
- 13. 動作かくにん
- 14. 冷却ユニットの交換(寸法の記載)について
1. CPU ファン
4 pin 。マザーボードに接続、PWM 制御方式ということだろう。以前交換したケースファンは 3 pin 電圧制御で、そのとき入手したファンをメーカーサイトでスペックをみてみると、4 pin コネクタも付いている(すでに当方記憶になかったが)。
なので、上掲記事では( PWM 制御方式のものが必要であるにも関わらず安直に)こんかいもおなじのでいっか、とおもってしまっていたのだが、取り付けられている現物を見てみると遊んでる 4 pin コネクタがやけにデカい。
ヲヲっと再度メーカーサイトをよくみてみると、というかよくみなくても「ペリフェラル 4 pin 」コネクタなのであった。あぶなっかしいなぁ下記でエラそうに書いてましたがペリフェラルはアウト・オブ・念頭だった。別のものを入手。
2. CPU グリス
グリスの熱伝導率はヒートシンク本体に比べればケタ桁違いに低く、きょくたんに低いものでなければ放熱効果に「大して」違いはないようだ。非電導性のものを選び、あとは塗りやすさと耐久性を考慮する、とかそういうことのようで。
べつに中華メーカーのでも、というかんじだったが、そんなに高くもないのがあるので Arctic のものを購入。製造じたいは中華製ということなのであろうが。
3. オフセットドライバー
ヒートシンクからファン(リブなし)を外すための、薄型オフセットドライバーも入手(上掲 CPU ファンエラー記事参照)、プラスネジの2番。トラスコ製の方がやや安いようだったが、ヘッド高さが 12 mm なので 10 mm のアネックスにした。下記が「おやすい」か。
前回、実店舗で借りようかしらん、などと書いてはいたものの、そのためにわざわざお店へファンと CPU グリス買いに行くのに掛かる交通費と変わらんくらいの値段なのであった。ネットショップで揃える場合、送料無料でないと相殺(?)まではいかないかもですが、いっぱんに値段そのものは実店舗より安いはずで。
ただし、今回入手した組み合わせに関しては後述 6項 参照…。
4. 冷却ユニット取り外し
冷却ユニットは六角穴付きのマイナスネジ四本でマザーボードに固定されていた。スプリング入りで、ばね力で冷却ユニットを押し付けている。よって、ばね力は働いているが、とくに重いということもなくマイナスドライバーで取り外す。
5. グリスの拭き取り
グリスはさすがにカラカラ。(当方、石油ファンヒーターが手元にあるので)、灯油を垂らし、おなじく灯油をしみ込ませた脱脂綿をしばらく被せて放置し、拭き取った。
拭き取る際に解けたグリスが周りに広がってしまったりで気持ち悪い。グリスは拭き取りの際にも非電導性であることが肝要と合点。拭き取り用の溶剤は、あまりどばどば垂らさないほうが吉ですな。
こんかいのグリスは灯油で溶けたが、あとでホコリを呼びそうではある。どばどば垂らしてソケットまわりなどに付けたりしないよう注意したほうが良いかも。
ヒートシンク側も同様に拭き取る。
6. ファン取り外し①
取り外した冷却ユニットの、ヒートシンクとファンを分解する。
意気揚々と新兵器・オフセットドライバーをセットしたのだが…、ファンの取り付け穴が中心側に近すぎ、ドライバーのビットをネジにまっすぐ当てられない。下記 anextool.co.jp さんより、ヘッド高さ 10(mm)は少しでも低いものをということで正解だったが、先端部の幅 5.5 ~ 6(mm)でも広すぎ。とほほ。
幸いネジはそれほどキツくなく、無理やり回して外すことが出来た。ネジのあたまが、やはりやや潰れてしまったが。それとドライバーのビットは1番のほうがよかったかも?。
なんか取り付けもタイヘンそうだなぁと、イヤな予感を抱きつつ、深くかんがえようとはせず現実逃避して先に進む(笑)。
7. ファン取り外し②(止め具)
当方の PC 、「サイドフロー型」(上掲 CPU ファンエラー記事参照)なので、下側の取り付けネジ二か所が見えていなかった。これが、防振のためなのだろう、ネジではなくゴム製の止め具(ゴムブッシュ?)になっていた。矢印形あるいは楔形というか円錐形になっており、差し込める(のだろう)が(容易には)外せないという *1 。
またもや意表を突かれ、ここでも茫然(苦笑)。
詳細は省くが、ファンはヒートシンクのブラケット金具を介して取り付けられていた。ブラケットのネジ止め側にはネジが切られており、ゴム止め具側はネジ穴ではなくU字形の切り欠きである。なんとか切り欠きから止め具をずらして、ブラケット/ヒートシンク側からは取り外すことが出来た。
ではファンから止め具をどう外して再利用するのか——これは諦めました。抜けそうにないし、樹脂モールド製とはいえファンの取り付け穴部分を壊して外すというのもタイヘンそうである。
もう、ネジ二か所止まってればヨクね?、となったが → こんかい購入したファンのケーブルを束ねるのに付いていた、被覆付きの針金で縛りつけてやるか?、となり → 同じくファンに付いていた、取り付け用タッピングネジ(木ねじ)で取り付ける、ということにした。
8. ヒートシンク洗浄
以前、CPU ファンを付けたままの状態で掃除機を使い吸ってみたりしていたが(上掲 CPU ファンエラー記事参照)、やはり空気の IN 側には相当ホコリがつまっていた。
OUT 側からお湯を流して洗浄。けっこうピカピカになった。てきとうに水分を掃ってドライヤーで乾かす。
9. ファン取り付け
ヒートシンクに新しいファンを取り付ける。
まずは最初からネジで止まっていた上側二か所である。上記「イヤな予感」は的中(笑)。外すには外せたが、入手したオフセットドライバーではとても取り付けられない。
しかも片側は、外す際に無理に回したせいか、ネジのあたまのみならず取り付けブラケット側のねじ山も痛めた模様。ねじが奥まで入って行かなくなっているのを確認した。
タップなんぞは手元には無く…、ブラケットのみにして通常のドライバーを用い、渾身のちからで——ブラケットが持ちづらく、ちからが入り難い——ネジを回してねじ切り。
その上でどう付けたものかと思案していたが、工具箱をあさっているとプラスのミニチュアドライバーが出て来た。軸の径はというと、ファンの取り付け穴を通るサイズである。
藁にもすがる思いで(笑)、(しかも痛めた)ネジのあたまにセット、回してみるとけっこうトルクをかけることが出来る。無事締めることができた。
んー、結果的にオフセットドライバーなしでも作業出来たっぽい。しかも余計なしごとを増やした(苦笑)。
ゴム止め具が付いていた側二か所も、タッピングネジを逆にブラケット側から通し、ファンをネジ切りして取り付けた。ふう、やれやれ。
10. ファンの取り付け向き
とかなんとかやっていて、かつ、ファンの裏表に気を取られ、ケーブルがマザーボードからいちばん遠くなる向きに取り付けてしまった。逆にまぁまぁイイ感じに届くようになったので、ここは結果オーライだった(また、入手したファンは延長ケーブルも付属)。
そういえば、あたらしく入手したファンは、取り付け用のネジ穴のまわりの取り付け面に防振用のゴムが貼ってある。シリコーン系かなにかのようにはみえる。耐熱タイプなんであろうか(そのまま付けたが)。
11. グリスの塗布
念のため、塗布する前に、取り付けがどんなかんじになるのか、冷却ユニットを CPU に置いてみてかくにんした。
グリスは、よくわからんですが広がりやすく空気も比較的入りにくい、メーカーもこれでやってる(ことが多い?)ということで、CPU 側に「三」の字に塗ってみた。ちょっと多かったかも。入手したのは注射器タイプで、とくに塗り難いということもなく。
12. 冷却ユニット取り付け
マザーボードの取り付け用長ナットに、冷却ユニットの取り付けネジが合うように載せ、対角に少しずつ締める。
狭いので作業し難い。どの程度締めておけばよいのか見当をつけていなかったが、てきとうなところで止める。
さいごにファンケーブルのコネクタをマザーボードに差し込んでかんせいである。位置的に、ケースファンのコネクタよりは差し易く(上掲ケースファン記事参照)助かった。
13. 動作かくにん
ケーブル類をつなぎ、電源入れるとエラー等なく回り出した。とくに目立つ異音等あった訳ではないが、グリス更新もあって(?)、回転数が下がって静かになったかんじである。
14. 冷却ユニットの交換(寸法の記載)について
オフセットドライバー買うくらいなら冷却ユニットまるごと交換した方が早いのでは?——グリスも付属してるみたいだし、とういうことで、ちょこっとしらべてはみた。
搭載 CPU のソケットは LGA1366 というタイプらしく、これに対応するユニットを選ぶということらしい。
しかしながら、当方のサイドフロー型の冷却ユニットは、92 mm のファンを装着した小型タイプで、選択肢はあまりないようだった。大型のものが入るスペースも当然ない。
で、92 mm ファン/制御方式合致、記載のサイズ的にも良さげ、かつ、お手頃価格なものをネットショップで発見、ポチろうかとおもったものの…。
メーカーサイトを見に行ってみると *2 、(ソケット側に位置合わせ用の専用ブラケットを取り付け、そこに固定するしくみの)クリップ部分(二か所)が寸法に含まれておらず、大きく張り出してるのでありました。
当方の PC ではケースやらなんやらに干渉するのは間違いなさそう。
本体寸法ということだろうが、全幅部分にはクリップ部「含む」寸法も併記いただけると助かりますわね。写真をよくみると、もしや…とピンとくるカンの良いかたもおられるのであろうが、当方はメーカーサイトの寸法図を見るまで気づかなかった(あぶね)。
止まりました。
とりあえずは「対処」できたので、結論をお急ぎであろう読者さまへ結果から申しあげますと、
CPU ファン(とヒートシンクのあいだ)にホコリが堆積してファンが止まっていました。
以下 Windows10 のサポート切れも近く、古い PC に手を掛けるかたがどれほどおられるのかという気もするんですが、やべーっ、取り急ぎ、取り敢えず… という(初心者の)かた向けで。
以前ケースファンを交換し、
(この際 CPU ファンも交換してしまうのが良さそうでしたが、けっきょくそのまま。いつまで持ちますか)
と書いておったのですが、それから約二年。PC 起動時エラーを検出し、すぐにシャットダウンに入ってしまいます。
1. ケース内部の状況
ケースを開けてみる。前回掃除したので「比較的」綺麗ではある。ファン交換に関する基本的な注意事項などは上掲記事参照。
が、CPU ファンの羽にはホコリが堆積。指で勢いよく回してみると、重くて空回りせず直ぐに止まってしまいます。
ははーん、ベアリングが限界か…、とおもったのだが、羽の隙間から人差し指を辛うじて差し込めるところまで突っ込んでみると、なにやらクッション材のような感触が…。
当然クッション材なんぞではなく、分厚く堆積したホコリでした。ファンとヒートシンクのあいだに吸い込んだホコリが積りに積もって詰まってる模様。
当方のタワー型 PC 、CPU の冷却ユニットがマザーボードに直立してるタイプで羽の下側が見にくいのである(「サイドフロー型」というらしい)。CPU ファンが空気を PC 前面側からヒートシンクへ流し、熱交換後ケースファンが背後に吐き出す、というようなことですね。
「サイドフロー型」CPU 冷却ユニットの例( ASCII.jp さんより)
2. 清掃
ファン、ないし冷却ユニットまるごと外さないかぎり、とくに手前側は死角となっていてほとんど見えない。とりあえずピンセット(金属なので取り扱い注意)や割りばしで、羽のあいだからホコリを引っぱり出す。ワタボコリが、どんだけ詰まってんだというほど出て来た。とうぜんファンを外せば掃除しやすいのだが、これについては 4項 参照。
ケース背面を下にして立てて作業したりしていたので、冷却ユニットの下側となるケースファンに砂のようなゴミがヒートシンクの放熱板のあいだから落ちてくる。けっこうな量である。スペース的に突っ込みにくいが掃除機でも吸うことにした(しかもファン側にしか突っ込めない。また、静電気に要注意、らしい)。
ヒートシンク内はどれだけ除去できたか心許ないが、ファンのほうは、手で羽を回してみると空回りするようになった。ただし前回交換済みのケースファンに比べると重いかんじである… *1 。
ここで(モニターやキーボードを接続し)電源を入れてチェック。ヲヲーっ回りました。CPU ファンエラーも発生せず。
この際ということで電源ケーブルを再度外し、これはあまりお勧めしないですがウェットティッシュを羽のあいだからファンに突っ込み、手でファンを回してさらに残ったホコリを拭き取る。
3. 動作確認など
静かになったような。当方の PC 、温度はモニターできないのでかくにんできないが、ケースファンが(激しく)回る頻度も減ったように思える。
しかし、あのような状態で使用していたことも重なってヤヴァいでしょうね。大した値段でもなし、交換または少なくとも入手だけでもしておくのが吉、という気がするものの、「5分で出来ることを先送りする」出来ないヒトっぷりをここでも発揮(苦笑)。今のところそのままである。
それからグラフィックボードにも(当方のは)小さいファン付いてんだよなぁ掃除はしておきましたが。とりあえず CPU ファンはケースファンとおなじサイズ・仕様でよさそうなのは確認しておいた。
4. CPU ファンの交換(取り外し・取り付け)
しかし、ケース側からネジ止めするケースファン交換のときはそれが意味することを気にも留めなかったのだが、この手のファンてネジ止め用の取り付け穴が手前側・後ろ側両方に開けられている構造になっておるんですな。風向きを逆にする際に裏返して取りつけ可能ということで、もっともな仕様なれど、ファン側からはドライバーをネジに突っ込めないという *2 。横からアプローチできる特殊なドライバー(オフセットドライバー)が必要となる。
当方の PC の冷却ユニットは前述のとおり「サイドフロー型」なので、どのみちマザーボード側のネジにはアプローチ出来ないのだが *3 。なので、まずはユニットごと取り外す必要がある。そうなると CPU グリスも塗り直し。といいますか、いいかげん CPU グリスもヤバそう…。
冷却ユニットを取り外してファン(と CPU グリス)を買う実店舗に持ち込み、その場で特殊工具借りたりしちゃうか、とかおもったり。
[追記]つづきはこちら。