びっくり電電ブログ (original) (raw)
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2024年6月に沼にハマった新規Cru.がCD音源を聴いていた時とLIVE映像を見たあとで大きく印象が変わった曲5選です。
一応カウントアップ方式。
Apple Musicの楽曲リンクを各曲貼っておきます。
※深い解釈や音楽理解があるわけではありません。「新規の新鮮な叫び声から得られる栄養がある」と信じて書き残しております。Peace✌️
5.See You @ Tha HOT SPOT
https://music.apple.com/jp/album/see-you-tha-hot-spot/1537230087?i=1537230340
「こんな曲あったっけ!?」ってのが初見時の素直な感想。
アルバム『SOUL’d OUT』のTr.13ですね。
音源時は「おしゃれな曲だな〜」と思って聴き流していた。
「HOT SPOT」「フラッパバッパ」のCruとのコール&レスポンスが完璧で、すごいなー、Cruも洗練されてるんだなァ、と思ったんだけど…
改めて歌詞を見ると「オレが『HOT SPOT』って言ったら『フラッパバッパ』って言ってね」ってちゃんとわかりやすく説明してた!優しいんだな。
全然選民意識っぽいのを感じないのがS.Oのすごいことだなと思う。CDを聴いていたら誰でもS.Oの音楽に参加できるという。
「このスゴさ他の奴にはわかんねぇよな(悦)」ってあんまりならない。開かれている。まさに「わかってんだろ?」の姿勢。
コーレスでS.OメンバーもCruも一体化してLIVEでひとつの音楽を作る体験。楽しいだろうな〜!
4.Pop ’n Top
https://music.apple.com/jp/album/pop-n-top/1537233123?i=1537233307
S.Oにハマり始めの頃Youtubeで検索して出てきた「オエオエver」を初めて聴いた時の衝撃はすごかった。
(この動画は公式じゃないので言及するのが少しはばかられる気もするがあえて言おう。S.O公式さん。LIVE映像をもっと上げてください!絶対にファン増えます!!!)
まず「オエオエver」って名前…面白すぎる。
そんで、なんだこれ?って思って聴いてみたら、ほんとに「オエオエver」としか表しようがない、っていう(笑)
POPでおしゃれな曲調の中で繰り出される超絶技巧Rap,HBB,カッコ良すぎ。音楽の中でみんなが自由に遊んでるような感じ。
音源聴いてLIVEでこんなんなるなんて予想できないでしょ。
私はLIVE verを聴いてから元の音源を聴いたけど、初めてLIVEで観たCruの衝撃はどんなものだったのだろう。羨ましい!
余力があって遊びがあるけど、想像を超えてブッ飛んでる曲。
Hiさんパートでブチ上がってからのDiggyのポペポペポぺ。かっこよすぎです。
友達に「今SOUL’d OUTにハマってるんだよね」と話す時に「これ聴いたらわかるから!」とこの曲のURLを送りつけてる。
3.ニタニタTHERAPY
https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%BFtherapy/1537230812?i=1537231003
この曲は音源で先に聴いていて…というか当時聴いていたと思う。S.Oの中でもMV曲以外の中だと結構有名どころじゃないかな?
「おもしろい曲名だな、おしゃれな曲だな」という印象だった。
LIVEでやるとめちゃくちゃカッケェ!!
生音でやるタイプの曲だと思わなかったので意外だった。
ステージライトに照らされて「THERAPY!」と歌うDiggyのシルエットがいまだに脳に焼き付いている。
同じ系統だと
SWEET Grrlパイセン
Sticky 69
とかも、「あ、MIXした音楽じゃなくて生音でやってくれるんだ」って印象。
こういう曲の新しい一面を感じるのはLIVEの真髄ですね。
2.HUNTER
https://music.apple.com/jp/album/hunter/1537232495?i=1537232768
LIVE映像で初めて観た時は「本当にシャガむんだ!」と驚いた。
1,000,000 MONSTERS ATTACKの「得意技でシャガメ」でしか知らなかった…。
Ah Ah Ah Wah! Wah!のコーレスが楽しい。
きっと2003『ウェカピポ』のデビュー前からこの曲をライブハウスでやってたんだろうなー、みたいな。
そういう空気感というか曲に込めた気概が伝わってくる。
S.Oにとって、そしてCruにとってすごく大事な曲なんだろう。
シャガんでるCruを眺める気分は最高だろうなぁ!
私もLIVEでシャガみたい〜!
シャガんでから「YEAH!」で立ち上がってそのまま『SOUL’d OUT is Comin’』が始まる演出もカッコイイ!
1.GASOLINE
https://music.apple.com/jp/album/gasoline/1537236825?i=1537236830
何を隠そう私がCruになったきっかけはこの曲の切り抜きをTwitterで見たから。
アツイ曲。LIVE映像を初めて観た時は「こんなに全力なんだ」ってびっくりした。
だってDiggyって普段ちょっと…いやかなり、キザな感じに見えませんか?(もちろんそういうところがかっこいいんだけど!)
でもLIVEだと生身のD自身、自分自身を全力で音楽にぶつけてるのがわかって、ソウルフルっていうのかな…
S.Oの歌詞はすごくかっこよくて難解にも見えるんだけど実はすごくわかりやすく素直にアツイ心を歌ってて、夢とか希望とかも塗り固めた綺麗事じゃなくて本心で語ってくれてるんだなと感じる。
S.OのRockな魂を感じた。
同じ系統だと
FIRE RHYMER
CLONE AS A FUNNY CREATURE PREACHER
VELVET ROMANCE
とかも。
ガナリ系の歌い方だけど喉枯らさないのがすごい。
会場が盛り上がりきってるときにさらにこの曲で追い討ちをかけるのかよ。
Starlightとかウェカピポとはまた違った方向でのS.Oのキラーチューンだなと感じる。
まとめ
MVや音源のかっこよさとまた一味違うかっこよさがLIVEにはある!
公式YoutubeにぜひLIVE映像を増やしてください(涙)
S.O最高、Peace。
↓以下自分語り
自分、元々ライブキッズなんです。
かつてはDickiesの赤いハーフパンツ履いてフェスでツーステ踏んでました。笑
学生の頃は自分でもバンド組んで、コピーバンドしたりオリジナルも少ししたり…って感じで。
いわゆるオルタナティブとかシューゲイザー的なバンドが好きだった。
S.Oのことは当時ももちろん音楽シーンを通して知っていたけど、音源だけをTVやCDでサラッと聴いていた頃はクラブとかハウスミュージックの文脈というか、Trackを作ってカッチリ綺麗にハメて…っていう音楽に見えていたんですよね。だからS.Oって生音のLIVEするんだ!っていうまず驚きがあった。
めちゃめちゃPOPでROCKじゃん!っていう。
S.Oがこんなにかっこいいことを当時から気付けていたらな〜!
当時参戦したCruが心から羨ましいです。
そしていつか自分もシャガめる日が来ることを願って。
2024.8.19(S.O解散LIVE“0”から10年と1ヶ月)
※Google翻訳と意訳・個人的な解釈が入り混じっています。
2024.8.16 17:57 更新(今後も更新していきます)
CLONE AS A FUNNY CREATURE PREACHER / SOUL'd OUT
P-Factoryというおかしな研究所にこもりきりのDr.Pという博士がいた。
これはちょっと興味深い、不気味なお話。
博士は朝から晩まで、小人から巨大な怪獣まであらゆるものを生み出していた。
ある日そんな研究熱心なDr.Pは人造人間を作成することに挑戦した。
コンピューターシステムAが作動する。
常識では考えられないほどの不可思議な確率で。
無理難題のデータを打ち込むと刺激された放射線が放出されマイクロ波が増幅する。
ある仮面舞踏会の後、博士はギラっと光が射すようなめまいを感じた。
その瞬間「そうだクローンだ!」と咄嗟に閃き部屋に直行。
それから十日も寝ずに毎晩トンテンカンテンとクローン開発に取り組んだ。
ようやく完成!
唯一無二でこれまでにない精密な完成度だ。
限りなく人間に近い。
「どうだい?」
(いい気分だ)
「なんだって?もう一度言ってくれ」
(とてもいい気分さ)
未知の世界の段階に足を踏み入れた。
ある夜に全ては始まる。みんな気をつけて。
暗闇の中で小さなまばゆい閃光のようなものが蠢く。
1,博士のため 2,未来のため 3,全てのため、4,そして———
気をつけて!面白い生き物の説教師としてのクローンだ!!
Dr.Pが「やれ!」と言えば
彼は「はい!」と言う。
毎日同じことの繰り返し。
実は彼は最近精神的にストレスを抱えていて
以前よりも活動が減っているので
将来的にはクローンは面白い生き物の説教師になるだろう。
はい、先生!他にお手伝いしましょうか?
無論 あなたに忠実です。
だって私はあなたの脳から生まれたんですから。
私は決して狂いません。ただ忙しいのです。
私はクローンなので感情を表に出しません。
スーパーへ買い物に行く時間です。
学校に行く時間です、一生懸命勉強します。
ガスの火をつけるのを忘れました。
未来と過去…感情なんていらない
自然とデジタル…感情なんていらない
でも最近はとある疑問が浮かび上がった。
そして幻想と妄想…規制を殺せ!
殺意に震え立つ 私はクローン
今に故意の犯罪!(バン!バン!)警告するぜ
私は完璧なクローン…何でもできる!
私は完璧なクローン…何でも殺せる!
私は完璧なクローンだから…あんたを殺せるんだぜクソ野郎!!
私は人造人間だが知っての通り
難解な知性なクローンに生まれ変わった
私は最初に「やれ」という言葉を学んだ
Dr.Pはそればかりで全く現実が見えていない
やれ!やれ!
やれ!やれ!
時が経ち、クローンは自由になりたい人間に成長した。
彼は本当に自由になりたいと望んだ。
やがて野心を抱くようになった。
自由を手に入れろ!
それには博士が邪魔だ
博士を排除しようとする感情を持った人造人間 人間とまるで同じ
毎日同じことの繰り返し
だから革命を企んだ
よく考えて、計画的に遂行しなくちゃ
博士は不穏な気配を感じたが時すでに遅し
銃を取れ!
人造人間は制御不能に陥った。
暗黒の世界へと追いやって自ら代わって 宣教師は「知っている」と
銃を取って暗殺 ちょっと引き金引けば一発
その男を殺せ!
Dr.P が「やれ!」と言っても、彼は「何だって?!」と言う。
毎日同じことの繰り返しなんてクソだぜ!
博士を落とせ! 確実なショットで立ち去れ!
クローンは面白い生き物の説教師になるだろう!!
***
楽曲リンク(SOUL'd OUT-トピック)
https://www.youtube.com/watch?v=tYEzcxDPPJM
以下考察
・「CLONE AS A FUNNY CREATURE PREACHER」の訳し方に迷う。
「preacher:宣教師,説教師」うーん、先導する「革命家」みたいなもの?でもこの物語ではクローンは一人のような感じがするからニュアンスが違うな。
・「クローン」そのものが「革命的な新しい人類」の比喩みたいなことなのか?
・「哲学的ゾンビ」からの脱却的な…?「言われたことをただするんじゃなくて自分の頭で考えろ」みたいな…
・博士はクローンに何をさせていたんだろうか。●人…!?
・星新一のショートショートでありそうだ。P博士、とか言いそう。
考察やより良い訳が考えついたら都度更新していきます。
Peace✌️
電撃が選ぶ!俺の好きな2022年音MAD3選!
※YouTubeに公式転載されているもの
※元ネタは関係なく、作成が2022年のもの
第3位
シル・ヴ・ボルサリーノ
シル・ヴ・プレジデント(P丸様。)×黄猿/ボルサリーノ(ONE PIECE)
電撃から一言:かわなみのアフレコの存在をこのMADで初めて知りました。一生知らなくてもよかったのに。
「〜ね」という可愛い語尾が全て黄猿のねっとりした「〜ねぇ」になる、それだけで面白いのに、八尺瓊勾玉まで…。贅沢な逸品。
黄猿って結婚してんのかなー?
第2位
データなんかねぇよ(コメ有り)「ひろゆき、弱虫モンブラン」
電撃から一言:『神っぽいな』(ピノキオピー)×西村博之MAD 『ねぇっぽいな』の一節「その筋肉筋肉その筋肉」がマッスルひろゆきMADのノルマとして扱われるようになった、ハイコンテクストな一作です。
第1位
【コメ付き】ワァルズエン踊・ノコノホール【踊るノコノコ】
ワールズエンド・ダンスホール(wowaka)×踊るノコノコ
電撃から一言:2022年も暮れになり、突如現れた「踊るノコノコ(koopa dance)」ミーム。全体的に、何で、今、これ?という気持ちになるが、その普遍性がいい。何も知らずに踊るノコノコを見ていると、幸せな気持ちになりますね。
以上です。
いかがでしたか?
今年は、家に引きこもって音MADばかり聴いていました。
良い年をお迎えください。
(END)
匿名ラジオ#123に感化されて当時作った「ない」あらすじのメモが出てきたので公開して共有します。
===
【#1 超絶☆私が…モ法少女!?】
私、桃園ARu果!中学2年生!ある日いつものようにお墓を散歩してたら、不思議な妖精「タムタム」に出会ったの。「君には強いモ力(もりょく)があるから、ツィーター界の平和のためにモ法少女になってくれタム!」って言われて……激辛ラーメンにつられてついOKしちゃったけど、こんなクソゲボにデッケ〜怪物と戦わなきゃいけないの!?それマジ〜!?
【#2 謎の美少女!しまうま仮面!?】
タムタムと一緒にモ法少女としての活動を始めた私。今日も怪物バーズーと戦ってたら、不思議な仮面をつけた美少女がバーズーをかっさらっていっちゃった!しかもしかも、「あなたなんてただモ力(もりょく)のつまった麻袋。モ法少女とは認めません」とか言われちゃって……しまうま仮面風情がほざきやがって!これアリ〜!?
【#3 転校生は哲学がお好き?】
テキーラ飲みながら昨日のことをぼんやり考えてたら、なんと私のクラスに転校生が!角煮の香りを漂わせた不思議な雰囲気の青山恐子ちゃん、現役中学生小説家なんだって。なんだか、どこかで会ったこと、あるような……?って、ちょいちょいちょい待って待って待って、学校にまでバーズー出現!?わ、私の日常を返してくれ〜〜ぃ!!
【ピンクと初対面、対立していた時(2話)】
👓「失礼ですが…あなたのお遊びに付き合っている暇はありません。さ、行きますよクロちゃん」
🐈「おう…って、クロちゃんって呼ぶな!俺様にはクロノス・ダ・シュヴァルツ3世という立派な名前がだな…」
👓「短い方が効率的です」溜息
【身を呈して🐈をかばい、重傷を負った時(6話)】
👓「くっ……私は大丈夫。そんなことよりも、あなたが無事で良かった…………クロノス」
🐈「グスッ……バカ……いつもみたいに クロちゃんって……呼べよ……」(こぼれ落ちた涙の魔力で傷が回復する)
【一期ラスボスとの戦いでピンチに陥った時(12話)】
🐈「くっ……ダメだ!詠唱が間に合わな…っ」
👓「──“永夜”、“破”」
💥ドゴォォォン(崩れ落ちる敵)
煙の中から歩いて出てくる👓
🐈「……けっ、心配させやがって。いつの間に詠唱短縮なんて高等技術覚えやがった?」
👓「言ったでしょう?『短い方が効率的』だ、って」
(ここでED)
【真のラスボス、ツィーター魔窟界王 キング・アカバーンとの対決(24話)】
使い魔たちをやられてピンチに陥る2人
😈「フハハハハ!!!性格も戦い方も真逆のお前らがどうしてこのキング・アカバーンに勝てるなんて思い上がりを…笑わせる」
👿「目障りだ……“凍結”(きえ)ろ!!!」
(迫り来るアカバーンの攻撃)
💝「確かに私たちは……」
💎「真逆かもしれない……」
(ふらつきながら立ち上がり、俯く2人)
💝「でも!」
💎「だから!!」
(キッと敵を見据える)
💝💎『2人のチカラが合わさった時──その“OMORO”は爆発するッ!!!』
(こう、画面の真ん中で顔のアップが半々になって叫んで、縦にガガガーってなってるやつ)
_人人人人人人人人人人人人人人_
> エクストリーム・マスター <
> エクスプロージョン!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
(最大技)
(画面が光に包まれる)
(キング・アカバーンを倒す)
(インターネットの世界が平和になる)
(タムタムとクロノスが本来の姿に戻る)
(「魔法少女としての役割を終えても…私たち、合言葉を忘れない限り ずっとずーっと 友達だよね」)
(微笑み、笑い合う2人)
(カメラは空を映し出し、雲の形が「OMORO」になっている)
(日常の風景の映像が流れながら特殊EDでフェードアウト)
♪テレレレレーレレーレテレレーレ
テレレレレレレーテッテッテッテッ
♪みんなは 仲良しだね
♪でも僕らの方がもっと仲良しだよ
♪こっから 徒歩5分〜………
===
(おわり)
鈍痛とともに目が覚めた。頭の後ろがズキズキする。
携帯電話を開き、日付を見た。今は10月1日か……
とりあえず、飲み物でも買いに行くか。
元々世間の動向には疎い。見慣れない店だが入ってみるとしよう。
会計をしていると、ふと違和感に気付いた。
💁♂️「あの…すみません。これ、定価は100円って書いてありましたけど…」
💁♀️「はい。税込で110円です」
💁♀️「お客さん、知らないんですか?今日から消費税が10%になったんですよ。」
10%!?
聞き慣れない数字に驚いた。消費税が10%だって?そんな……
💁♂️「3%のはずだろ!」
💁♀️「え、3?8%とかじゃなくてですか?」
💁♂️「え?8?なんだ8ってどこから出てきたんだ。さっきは10%って」
💁♀️「え?いや8%ならまだ間違えてもわかりますけどってことで……」
💁♂️「さっきは10%って言ったじゃないか!」
💁♀️「いや、だからこの間までは8%だったじゃないですか、消費税。なんなんですかお客さん、警察呼びますよ」
そう言われて半ば無理矢理店の外に出された。
トホホ……
💁♂️<こんなことってあるんですね〜
〜完〜
↑💁♂️この人がどんな時代から転生してきたのか、調べてみよう!
カンカンカンカン!
カンカンカンカン!!!
👩「洋平〜〜!洋平早く起きなさい!学校遅れちゃうわよ!」
👩「も〜朝ご飯、あんたの好きなシャケ焼いてるから!早く起きなさ〜い!!」
👱♂️「チッ……………るっせえなババア!!何度も何度も言わすんじゃねーよ!!!」
👱♂️「俺の名前は、航平だよ」
👱♂️「兄さんは、もう…………」
👩「……………」
👩「朝ご飯、あんたの好きな焼きシャケよ」
👩「早く起きなさい…洋平」
🐱「ニャー」
(終わり)
「僕はね、美琴。実のところきみのそういう——ええと——少し人と違う思考をするところが気に入ってたんだよ。悪く言えば捻くれているところが、ね」
石崎は言い澱みながらも悪びれず私にそう告げた。
気に入っていた……ね。
既に過去形になっていることに、彼自身はきっと気づいていないのだろう。
店内に流れる安っぽいジャズアレンジ風のポップソングに乗せて彼は身を乗り出し、こう続けた。
「もちろんきみにはきみなりの筋があって、きみなりの主張があるのはわかる。僕ときみとは別々の人間だ。見えている世界は人それぞれだからね。でもさ、やっぱり……真実は、いつもひとつなわけだ」
わざとらしく間を持たせて作り物のような言葉を吐く。こいつは出会った時からいつもそうだ。
「何が言いたいの?」
私はいらいらしながらコーヒーを啜る。
「うん。まあ……そうだな。これを伝えるのが何度目だか、もう覚えていないけど」
彼は彼でカフェラテを飲み干し、息を整えた。
「きみのことを想うからこそ伝えたいんだ。最後にもう一度だけ、言わせてくれ」
店内BGMが切り替わる、一瞬の静寂。
彼の眼鏡の奥——少し眠たげながらも鋭い視線が私の視線とぶつかる。
『最後』。
彼が私との最後に何を告げるかなんて、わかりきっている。
もううんざりだ、こんなの。
いっそ清々しい気持ちで私は彼の次の言葉を待っていた。
「——ジャンケンで一番強いのは、グーだ」
何度聞いても理解できない言葉が私の頭の中に響く。
ジャンケンで、一番強いのは、グー……。
こいつは——一体何を言っているんだ?
「パーやチョキなんて比べ物にならない。拳だよ。つまり力。しかも石ほど硬いときた。パーとかいう紙切れや、ましてやチョキなんていうハサミモドキにだって負ける理由がこれっぽっちも見つからない。なんてったって力なんだから」
「そもそもジャンケンの構造がおかしいんだ。間違ってる。三つ巴で戦わせるなんて野蛮だし、ナンセンスだよ。僕に言わせてみれば三国志の時代でそんなものは終わらせておくべきだったね」
「オッカムの剃刀って言葉を知っているかい?ま、簡単に言えば、物事を説明する定義は単純なほど良い——ってことさ。つまりジャンケンの構造をよりシンプルに仮定するなら、一対一で事足りるはずなんだ。君だって、パーかグーかふたつにひとつなら、当然グーを出すだろう、ええ?」
かつて愛したひとの、理解できないほど無邪気な表情を見ながら——いや、これ以上見たくなくて。
わたしは上の空でこんなことを思っていた。
コーヒーって苦いし黒くて怖え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(終わり)