687. ジョジョ・ラビット (original) (raw)

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引用元:eiga.com

2019年のアメリカ映画

公開時に見逃してしまい、その後「2019年のベストムービー」ランキングの上位でよく見かけるも(見逃した感もあって)今頃の鑑賞になってしまった

時は第二次世界大戦中のドイツ

10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)は、青少年集団「ヒトラー・ユーゲント」に入り一人前の兵士になることを夢見ていた

父親の居ない家庭で母ロージースカーレット・ヨハンソン)も留守がち、ひとりぼっちの時間が多いジョジョには、アドルフ・ヒトラーというイマジナリー・フレンド(タイカ・ワイティティ)がいた

アドルフは、立派な兵士になりたいジョジョの背中を強烈に押してくれる父親のような存在だった

そんなジョジョは、ある日屋根裏にエルサ(トーマシン・マッケンジー)という名の少女が隠れているのを見つける

エルサはロージーが匿っているユダヤ人だった

歴史的な事実を部分的に基にした、良く出来たストーリーだとは思うものの、コミカルな表現が不謹慎に思えて、前半は素直に笑えなかった

後半エルサに惹かれて、そしてまた元々ウサギも殺せない程優しい心の持ち主である自身とナチとの溝に悩んでいく辺りから不謹慎の程度も許容出来て来る(そもそもシリアスな戦争映画なら許せるのか?と言い出せばキリがないとも言える)

監督はアドルフを演じたタイカ・ワイティティというニュージーランドの映画監督(兼脚本家、コメディアン)

エンドロールまでの2分足らず、何とも言えないロマンティックな空気に包まれるのが最高

明日は、3か月前のあの興奮が蘇ってくる映像をご紹介