アメリカ西海岸:修学旅行の思い出 (original) (raw)

修学旅行の季節という事で、自分の修学旅行を思い出してみました。

私が通っていたのは、私立の男子校でした。当時は、手がつけられないヤンキーや、私のようにおとなしいけど勉強が苦手な生徒が集まる学校というイメージがありました。入学前の見学で、「ここは学ぶ場所じゃないな」と感じたほどです。とはいえ、滑り止め的な学校で、普通科のほかに、当時珍しい「英語科」なんてものもありました。ヤンキーでも頭のいい生徒がいるとは驚きでした(笑)。

そんな学校の一番の魅力は、修学旅行が『アメリカ西海岸・サンフランシスコ』だったことです。正直、その旅行があったから退学せずに通おうと思えました。 その後、自分は中退してしまいましたが^^;

◇デカかったアメリ

サンフランシスコのカラッとした空気、青空、そして坂道の多い街並みを目にして、これが異国なんだと感じました。巨大なチャイニーズレストランでランチを楽しんだ後、路地に転がるゴミと生臭さを目にするのもまたアメリカらしい体験でした。

“グランドキャニオン”の壮大な景色には感動を覚えると同時に、高所恐怖症の私は怖さで足がすくみました。「ここから落ちたら生きて帰れるだろうか?」と思ったほどです。観光スポットとしては、「アルカトラズ島」を遠くから見たり、バスから「ハリウッドサイン」を眺めたりしました。今思うと、サンフランシスコの名所をしっかり巡っていたんですね!

◇思い出になるハプニング

アメリカンサイズのプール

ホテルの部屋に入ると、外国人の男性が浴室でシャワーを浴びていました。ホテル側の手違いで、急いで別の部屋に移動することに。しかし、そこにはなんと大きなプール付きの部屋が!夜の闇に紛れて、仲間と裸でプールに飛び込みました。深さもスケールも、日本のプールとは違っていて驚かされました。

・知らなかったホットドッグのトッピング

バスに戻って買ったホットドッグを見てびっくり。パンにソーセージが挟まれているだけで、トッピングがない!自分で自由に選べる文化を体験し、ちょっと恥ずかしかったですが、これも新しい経験でかな。

◇親の大変さ

私立学校の入学費も高く、修学旅行も費用がかかりました。それでも、金銭的な理由で辞退した生徒はほとんどいなかったように思います。あの時代の親には本当に感謝です。同級生の娘さんが来月、関西のユニバーサルスタジオに修学旅行で行くそうですが、親御さんも「お金がかかる」とボヤしていましたね。親になって初めて、自分たちがどれだけ支えられていたかに気づくものです。

◇人生の経験になったのか?

振り返ってみると、もっと真剣に体験していれば、より深い学びが得られたかもしれません。当時はただ「行った」という経験で満足していましたが、今では視野を広げる大切な機会だったと感じます。修学旅行がただの遊びではなく、自分を成長させるきっかけになるんだと、あの頃の自分に教えてあげたいです。

パスポートも作ったので、近日海外に行きたいと思います!※アジア圏

最後までお読みいただき、ありがとうございました。