Cloud Storage バケットについて (original) (raw)

このページでは、Cloud Storage リソースであるバケットについて説明します。Cloud Storage の一般的な概要については、Cloud Storage プロダクトの概要をご覧ください。

バケット

バケットは、データをオブジェクトとして保持する基本的なコンテナです。Cloud Storage 内に保存するデータはすべてバケットに格納する必要があります。バケットは、データの整理やアクセスの制御に使用できますが、ディレクトリやフォルダと異なり、入れ子構造にはできません。

バケット名

バケット名は次の要件を満たす必要があります。

バケット名の例

有効なバケット名の例を次に示します。

無効なバケット名の例を次に示します。

バケット名の考慮事項

フォルダまたはディレクトリを使用してバケット内のデータにアクセスする

Cloud Storage は非構造化データをオブジェクトの形式で保存しますが、一部の機能ではフォルダまたはディレクトリを使用してデータにアクセスし、管理できます。

階層名前空間

バケットを作成するときに、バケットに対して階層型名前空間を有効にできます。これにより、フォルダを使用して、ファイル システムのようにオブジェクトを保存できます。オブジェクトをフォルダに整理すると、大規模なデータに対するオペレーションの実行が容易になり、パフォーマンス、整合性、管理の容易性が向上します。階層型名前空間が有効になっているバケットを使用すると、データ集約型のワークロードやファイル指向のワークロードを扱う場合に特にメリットがあります。

階層型名前空間の使用を開始するには、階層型名前空間を有効にしてバケットを作成するをご覧ください。

Cloud Storage FUSE

Cloud Storage FUSE は、バケットをローカル ファイル システムとしてマウントしてアクセスできるようにする FUSE アダプタです。これにより、アプリケーションは、標準のファイル システムのセマンティクスを使用して、バケット内のオブジェクトの読み取りと書き込みを行うことができます。Cloud Storage FUSE を使用すると、Cloud Storage のすべてのメリットを享受しながら、アプリケーションのコードを変更することなくデータにアクセスできます。

Cloud Storage FUSE の使用方法については、Cloud Storage FUSE クイックスタートをご覧ください。

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