ちのっぷすの好きな歌Ⅲ (original) (raw)

ちのっぷすの好きな歌シーリズ

「好きな歌」とは五行歌《南の風》 会員の皆さんが作った五行歌の中で「好きな作品」という意味です。

ちのっぷすの好きな歌Ⅲ: コロナ渦中のコロナ歌集

前回ご紹介したⅡは、お二人だけの作品集ですが、ⅠとⅢは、20数名の方の作品を取り上げさせて頂いています。(Ⅰ~Ⅲ、表紙はすべて伯母の手芸作品です)

Ⅲのサブタイトルは『コロナ渦中のコロナ歌集』(早口言葉みたいで舌噛みそう)

2020年年末の出版ですから、もう4年以上も前のことになります。

当時はまさしく、仕事や生活のありとあらゆるものがコロナ抜きには語れない日々でしたね。

いつ収束するとも知れない、先の見えない日々・・・(まだ序章に過ぎなかったとその後の3年で思い知るわけですが・・・)

その年は、戦後75年にもあたり、松本希雲さんら、長崎で被爆された方や被爆二世の方の作品も、コロナ歌とは別に紹介しています。

コロナ禍は全世界共通のことでしたが、戦争時における原子爆弾での被爆は、当時の広島・長崎に居た人たちだけです。(市民だけでなく、強制労働等で本国より連れて来られていた多くの人たちも含みます。)

今もまだ世界のあちこちで戦争・紛争が絶えません。

原子爆弾の使用は絶対にあってはならないことですが、そもそも、それ以外の爆弾や兵器しても、根絶できないものなのでしょうか?

『人間が人間を殺すため』だけに作られた兵器など、なぜ、人間に必要なのでしょう?

「オマエは戦後の平和な日本でのほほ~~んと育ったから、そんな甘いことが言えるんだ!」と糾弾されそうですが・・・

原子爆弾の話が出てきたところで、次回は父の被爆体験記をご紹介することにして、今回はこれで終わります。(m(__)m)