【まほなれ】魔法使いになれなかった女の子の話 第1話 感想 (original) (raw)

随所にプリキュア要素が見受けられます。まほプリも年明けに始まりますし。
プリキュアオタクには超おすすめの一作です。

第1話『私、魔法使いになりたい!』あらすじ

魔法使いになることをを夢見る少女、**クルミ=ミライ**。幼い頃魔法が使えないことに思い悩んでいる彼女の前に魔法使いが現れる。本当は誰にでも魔法が使えるのだという言葉とともに謎の手帳を受け取る。

時は流れ。魔法使いになるため名門・レットラン魔法学校の魔法使い養成専門クラス、通称『マ組』への入学を志したクルミ。模試ではトップだったが入学試験では結果が振るわず、同校の普通科1組へ入学することになる。塾に行っていないにも拘らず模試トップだった彼女は、入学式の日で既にちょっとした有名人だった。そこで同じく普通科で寮のルームメイトとなるマキ=クミールや、代々魔法使いを排出する名家の令嬢ユズ=エーデルたちと出会う。そして入学式で、普通科1組の担任が未定という異例の事態が告げられる。

入学式が終わり、校庭ではマ組の先輩によるパフォーマンスが行われていた。マ組生だけに配られる生徒手帳=魔法手帳は魔法を使うために必要なものだったが、クルミはかつて魔法使いから貰った手帳がそれと同じものであることに気づく。その時、巨大な炎のドラゴンが現れる。現場が騒然とする中、マ組担任や生徒会長が対処しようとするが全く刃が立たない。そこへ少女がやって来て、手帳なしで魔法陣を手書きして魔法を発動し、ドラゴンを一撃で消してしまった。

翌日普通科1組の担任がやって来たが、それは例の手帳無しで魔法を使う少女だった。彼女は国家魔法師のミナミ=スズキと名乗り、普通科1組の生徒全員に魔法使いになってもらうことを宣言した。

感想

第一話から期待度が高い。

まずは声優から。主人公クルミはデリシャスパーティ♡プリキュアで主人公和実ゆい/キュアプレシャスの声を担当した菱川花菜さん。2020年にデビューし、デパプリでは初主演ながら高い演技力を見せてくれました。そしてクルミに手帳を渡した魔法使いとミナミ先生は、アニメファンにはおなじみの**堀江由衣**さん。魔法つかいプリキュア!では2号キュアの十六夜リコ/キュアマジカルを担当。プリキュア声優からはスター☆トゥインクルプリキュアで香久矢まどか/キュアセレーネを担当した小松未可子さん。その他にはチェンソーマンでデンジを担当した戸谷菊之助さんや、緑川光さん、小林千晃さんなど。

主人公の名前にも注目。クルミ=ミライ、まほプリ主人公の朝日奈みらいちゃんとの共通点があります(ファーストネームとファミリーネームの違いはありますが)。まほプリ2放送開始前のアニメとしては意識せざるを得ないでしょう!

……などというのはやや陰謀論じみたものですが、大きお友達が見るきっかけには十分。

そしてプリキュア抜きにして、初回からグッと心を掴まれるストーリーでした。夢を諦めかけた時にその夢を後押しする存在が現れ、再び夢に向かって歩みだす……王道ですね。主人公のクルミちゃんの性格も天真爛漫で親しみやすくてかわいいです。

炎のドラゴンを召喚した少年や、彼と話していた猫。そしてミナミ先生とクルミが出会った魔法使いとの関係。様々な伏線も用意されています。

今期で一番好きなアニメになるかも。

★次回★

(近日)