【旅】澎湖の南方四島国家公園&七美嶼ツアー (original) (raw)
澎湖南方にある島巡りツアーに参加した。
今回のツアーは、南方四島国家公園と、七美嶼をめぐるもの。七美嶼は過去に一度行ったことがあったけれど、南方四島国家公園は初。南方四島国家公園は、東吉嶼、西吉嶼、東嶼坪嶼、西嶼坪嶼の4つの島からなる。
ツアーはKKdayで予約。日本語はなく、基本中国語での解説になる。
前日に「船酔い防止のため、前日は早く寝ること。当日は酔い止めを乗船1時間〜30分前に飲むこと。酔い止めは馬公の〇〇薬局で購入可。乗船中にスマホを見過ぎないこと」など、船酔い防止リマインドをしてくださるツアーだった。
ツアー当日
当日は8時前に港に行き、手続きを済ませて酔い止めを飲んだのち、ガイドさんから旅程の説明を受けて出航。
まずは一番遠い東吉嶼(乗船時間50分)に行き、そこから南方の島を見て、お昼頃に七美嶼に到着、午後は七美ツアーというスケジュール。なお、南方四島のうち、今回上陸したのは東吉嶼のみで、他は船から観光名所を眺めるものだった。
東吉嶼は、馬公からかなり遠いにも関わらず、日本統治時代の軍の跡地や灯台が残る島だった。風が強いため、高地に木はなく、草原が広がる。また、戦後、高雄を出発した飛行機がこの島に墜落した事故があったようで、その残骸も見ることができた。
東吉嶼に上陸
東吉嶼からみた海
東吉嶼灯台
東吉嶼付近と西吉嶼には、青色の洞窟があり、この日はミルクブルーと青緑の水面を見ることができた。すごく綺麗だった!
青色の洞窟(東吉嶼付近)
青色の洞窟(西吉嶼)
七美では、昼食をとった後、バイクで島を回った。
元々バスツアーを申し込んでいたのだが、バスのナンバーを聞きそびれてガイドさんに聞きに行ったら「キミがこのツアー唯一の日本人か!バスもいいけど、暑さ平気なら俺のバイクの後ろ乗ってくかい?バスよりバイクの方が巡るスポット多いからさ!」と提案いただき、お言葉に甘えて、バイクの後ろに乗っけてもらうことに。
※今回のツアーは七美だけ、バスまたはバイク観光を選べるものだった。
七美の灯台も、日本統治時代に作られたものの一つ。そして、このすぐ近くに七美人塚という場所があり、ここをお参りすると、なぜこの島が「七美」という名前になったのか知ることができる。日本もネガティブに関わっているので、七美嶼まできたら謹んでお参りしたい場所。
七美嶼灯台
美人塚
その後、海岸の不思議な形の岩をみつつ、南嶼城、リトル台湾、雙心石滬などを見てまわった。このうち、南嶼城は、道の狭さも相待って、バスツアーでは行けない場所だったよう。
雙心石滬
今回のガイドさんは、バイクに乗っけてくださるわ、写真の撮り方教えてくださるわ、とてもいい方でした。見た目は、めっちゃ日に焼けたいかりや長介さんみたいだった。最後に、わざわざ日本から来てくれたから、これあげるよ、と記念コインまでいただいてしまいました。ありがたい。
澎湖の歴史を知り、日本統治時代の名残も見ることができて、自分の中の澎湖の解像度が高まった旅行になった。船酔いもせず、景色を思いっきり満喫できたのも良かった。
…が、油断して思いっきり日焼けをしてしまい、この日から1週間、熱めのシャワーが浴びられないほど皮膚が真っ赤になってしまった。アロエベラ塗りたくって、このブログの時点ではもう痛みは無いが、日焼けを見てこのツアーの思い出に浸ることが少なくともあと半年くらいできそう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。