橋本駅から八王子駅へ神奈中バスで息子と行ってきた (original) (raw)

2024年夏は、長男が小学校一年生になって初めての夏休みでした。新しい環境で毎日を過ごし、宿題やテストで忙しくなった長男との時間を大切にしたくて、特別な思い出を作りたいと考えました。

そこで僕が提案したのは、長男と一緒に神奈中バスに乗って八王子駅まで行くこと。長男は神奈中バスが大好きで、バスの路線図を暗記するほどの熱心なファンです。夏休みの自由研究のテーマも「神奈中バス」でした。どんだけ好きなんだ!?僕は長男の影響を受け、いつの間にか神奈中バスに興味を持つようになりました。

長男とのバス旅スタート地点は、JR横浜線京王線の**橋本駅**。相模原市の主要駅で、たくさんの人が利用します。橋本駅近くにはリニア中央新幹線の新駅建設地があり、駅周辺には「これからまちが変わっていくぞ!」という活気があります。

橋本駅北口

橋本駅から八王子駅まで電車であれば11分ですが、バスだと40分ほどかかります。11分で行ける場所へ、40分かけて向かう。あえて遠回りするのも楽しい。時間をかける分、長男とたくさんの時間を過ごせるしね!

電車でなら何回も来たことがあるルートでも、バスでは初めて。次はどんなバス停なのか、どんなルートをバスが通るのかを考えながら過ごすのって、意外と楽しいんですよね。いつも時間に追われている感覚があって、いかに効率よくスピーディーにやるかばかり考えているから、たまには真逆のことをやるのもいいと思ったんだ。いつもと違うことをするって、なんだかワクワクするじゃない!?

バスは橋本駅を出発し、普段電車では通らない住宅街を走りました。途中の停留所には、鑓水(やりみず)や車石(くるまいし)など、初めて聞くような興味深い名前のバス停がいくつもありました。

車内放送では「次は〜」とバス停を案内しますよね?それを聞いて、「ねえパパ、次は〜だった」と教えてくれます。めちゃめちゃ楽しそう!

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「自然公園前」といった、自然の豊かさを感じさせるバス停もありました。バス停のすぐ近くに、どこかレトロな雰囲気を醸し出す小さなカフェを発見!店名は、「パペルブルグ」。

pappelburg.com

その佇まいはまるで昭和時代にタイムスリップしたようで、時間があればぜひ立ち寄ってみたくなりました。(ちょっと遠いのが難点。。。)

外観が僕の好みすぎる!

余談ですが、八王子市に住む知人によると、そのカフェは地元でも評判の素晴らしいお店らしいです。近いうちに行ってみるか。行きはいいけど、帰りはスムーズにバスが来るかな。でも、「自然公園前」バス停には神奈中バスだけではなく、京王バスも停まるので、橋本駅まで戻りやすいかな。

橋本駅から八王子駅までのルートで面白かったのが、「片倉台」バス停です。通常、橋本駅から八王子駅へは幹線道路をまっすぐ進むことが多いのですが、片倉台バス停へ行くには本線を離れて右に曲がります。

片倉台バス停は住宅街の中にあり、バスが一周できるロータリーがあります。確か、バスの待機所もあったと思います。バス停には10人ほどの人が並んでいて、バスが到着すると全員が一斉に乗り込みました。それまではバスの車内はほとんど空いていましたが、片倉台バス停で一気に乗客が増えました。

本線からわざわざ外れてまで向かうバス停でありながら、たくさんの人が乗ってきたことから、片倉台バス停は需要の高い場所なのだと感じました。この一連の動きを「片倉台ターン」とでも呼びたくなります。

赤い丸で囲んだ部分が、片倉台バス停からターンする経路

バスが一度進んだ道を引き返すこのユニークな動きに、僕も長男も興味津々。「このバスって、こんな動きするんだ!」と長男は目を輝かせていました。

そして、目的地の八王子駅に到着。降りた後、バスをバックに記念撮影をしました。駅周辺の賑わいも相まって、バス旅がさらに特別なものに感じられました。バスを降りた瞬間、長男は満足そうに「やっぱりバスっていいね!」と笑顔を見せてくれました。

八王子駅で乗ってきたバスと撮影

外出時には必ずといっていいほど持ち歩く神奈中バストミカを運転手さんに見せて、「僕ね、神奈中バスが大好きなんだ!」と伝えている姿が可愛いなと思いました。これからも神奈中バスでいろんなところに行きたい!

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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