ありきたりな言葉じゃなくて : 作品情報 - 映画.com (original) (raw)
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ありきたりな言葉じゃなくて
劇場公開日:2024年12月20日
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映画レビュー
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3.5親父カッコイイ
2025年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
正月一発目としてはちょっと重たいのを選んでしまった
実話をもとにした内容らしい
前半は脚本家としてデビューが決まった拓也が
浮かれて色々やらかしてしまい
落ちるところまで落ちていく
結構観ていてしんどい
コンプラというかそれ以前の問題
そんな時にありがたいのは家族の存在
町中華で働く親父の一言で展開が変わる
後半は解決の向けて進んでいくので
ちょっと楽な気持ちで観れた
良くも悪くも家族の影響は大きい
4.0共感と郷愁と恐怖と不安・・・
2024年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
映画に出てくる内容ほどではないにしても、若い頃のお酒の失敗談は自分にもある。
恐怖と不安と郷愁が入り混じった感情で作品に惹き込まれた。
父と息子という関係は(いつの時代も)反発し合うものだけど、一番近くにいて最大の理解者はやっぱり親なのだ。
父親役の[酒向 芳]という役者を最近ドラマや映画でよく見かける。
この作品中、台詞は決して多くはないが、人間味のある演技が良かった。
瓶ビールの似合う遅咲きの名脇役という感じ・・・。
5.0ありきたりな言葉でもいい
2024年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ちょっと調子にのって、余計なことを言ってしまう、
それをカバーしようとしてさらに泥沼にハマってしまう、
痛いところを突かれて言葉に窮する、逆切れする、
多くの人が一部でも似たような経験をしているのではないかと思いますし、
私はそんな主人公の拓也にすごく共感しました。
一方、拓也の周りの人は本当に暖かい人ばかりで、
特にどん底に落ちた時のお父さん(酒向さん)の言葉が心に染みました。
相対する女性 りえ(えり?)がとったトンデモない行動も、
拓也と対称的な厳しい境遇に追い込まれている故か、
共感はできないものの、理解はできました。
シナリオ教室の個性的な生徒さんだったり、
直線的、典型的に進まない会話はリアリティに溢れていて、豊かな物語を感じましたし、
とくに前原滉さんの所作などディテールに惹き込まれました。
最後の二人が相対するシーンから、ありきたりな言葉であっても、
直接向き合って気持ちを本気で話すことが大事なんだなと思いました。