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スターリングラード

劇場公開日:2001年4月14日

スターリングラード

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映画レビュー

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5.0映画史に残る美しくも哀しいラブシーン

2024年10月16日

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鑑賞方法:映画館

若きジュード・ロウとレイチェル・ワイズ。
明日をも知れぬ戦禍の中でのラブシーンが哀しくも美しい、そしてエロい。映画史に残る名シーンだと思う。

最初の貨物列車からいきなり戦場へ放り込まれる兵士たち、延々と続く最前線での戦闘に言葉を失う。息を呑む。
そしてやってくるバシリがスナイパーとして見出される狙撃シーン。なんというカタルシス。

最後はメロドラマみたいな終わり方だったけど、映画だからあれでよい。
現実にはまだ戦争しているから、せめて映画の中では、主人公に幸せになってほしい。涙腺の緩んだおじさんは泣いてしまった。
(公開時に観ているはずなのに、ラストシーン覚えてなかった。あの生々しいラブシーンは鮮明に覚えていたのに)

ありがとう午前十時の映画祭。
(上映開始が9時15分になってた。渋滞する時間だから十時に戻してほしいなぁ)

大吉

スケベシーン・オールタイムベスト10

2024年10月14日

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鑑賞方法:映画館

公開時にはそれほど話題にならなかったと思うのですが、僕の大好きな戦争映画です。

ナチスドイツとソ連のスターリングラードを巡る攻防戦を背景に、両国の傑出したスナイパー同士のプライドを掛けた戦い、戦火の下にあっても静かに燃える男女の愛を緊張感タップリに描いた物語です。

ソ連スナイパーのジュード・ロー、ドイツスナイパーのエド・ハリスによる息詰まる知略合戦にヒリヒリするのですが、何といってもジュード・ローが色っぽい。海外では女性にモテモテで女たらしとして知られているのも理解出来ます。男の僕でも「こりゃあ、女性は放っておかないだろうな」と思います。

そして、これは大きな声では言えないのですが、本作唯一のスケベ・シーンは、僕の「スケベシーン・オールタイム・ベスト10」の一つにランクインするほどの生唾ゴックンなのでした。

La Strada

5.0あれから80年以上経った今でも同地が激戦地になっていることを考えるとやるせないですね。

2024年10月14日

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鑑賞方法:映画館

午前十時の映画祭14にて『スターリングラード』(2001年)鑑賞。

『スターリングラード』(2001)
『薔薇の名前』『愛人/ラマン』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のジャン=ジャック・アノー監督作品。早いもので公開から20年以上経つのですね。

第二次世界大戦時に実在したソビエト連邦の狙撃兵、英雄となったヴァシリ・ザイツェフ(演:ジュード・ロウ)と彼を仕留めるためドイツから派遣されたケーニッヒ少佐(演:エド・ハリス)の息詰まる狙撃戦を描く戦争大作。

『ジャッカルの日』(1973)、『山猫は眠らない』(1993)、『アメリカン・スナイパー』(2014)などスナイパー映画は「緊張」と「緩和」が交差、感情移入しやすいので名作が多いですね。
本作品もザイツェフとケーニッヒのにらみ合い、静寂の緊張感に息を飲み、相手を狙う際の遠くを観る二人の眼差し、クローズアップに痺れます。
当時としてはこれ以上ない最適なキャスティングですね。

戦時中のプロパガンダの怖さ、史上最も凄惨な市街戦といわれたスターリングラードの市街戦も圧倒的な迫力と悲惨さを描いてますが、あれから80年以上経った今でも同地が激戦地になっていることを考えるとやるせないですね。

矢萩久登

3.5「悲運のスナイパー」の話じゃなかったんだ

2024年10月14日

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かなり前に鑑賞したのでヴァシリとターニャがどうなったのか、すっかり忘れていた。
久し振りに観て、「あぁ、そうだったなぁ」と。
ヒトラー政権下のドイツと枢軸軍vsソ連だから、攻防戦の激しさは極まりない。「うわっ」と声が出そうになるシーンもあったけど、見応えのある作品だった。
こんな市街戦が、今、ガザで行われているんた。

ちゃ坊主