ロッカーズ ROCKERS(2003) : 作品情報 - 映画.com (original) (raw)
解説
博多を舞台にロックに青春をかける若者たちの姿を描く青春映画。ストーリーは、これが長編デビュー作となる陣内孝則監督の実体験に基づいている。
2003年製作/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2003年9月27日
ストーリー
「ロッカーズ」のVo.ジン(中村俊介)は、材木業を営む両親からバンド活動を反対されている。今日も父親と一悶着の末、実家を飛び出してしまう。ジンが率いるロッカーズのメンバーは、筋肉マニアで女に惚れっぽいDrs.モモちゃん(岡田義徳)。合法ドラッグにハマッっていつもヨレヨレ状態のB.ガクちゃん(佐藤隆太)。女系家族で育ち内股で占いマニアのG.コーちゃん(塚本高史)の腐れ縁4人組。4人で奏でるロックン・ロールに限界を感じたジンは、新メンバーを募集する。早速オーディションを開始したまでは良かったが、いまいちピンとくる人材に出会えず失望する。そこに登場したのが、謎のサングラスの男だった。抜群のテクニックをもつG.タニ(玉木宏)の加入をきっかけに、真剣にプロを目指し始めたロッカーズのメンバーたち。「時間がないんだ!」。いつも冷静なタニだったが、時として信じられないほどの焦りを見せる。失明するかもしれないという目の病を抱えているタニには、時間が残されていなかったのだ。だがそれを決して他のメンバーたちに告げることなく、タニはひとり練習に打ち込む。そんなタニに触発され、馬鹿騒ぎの日々に終止符を打ち、ひたむきに自分たちのロックを追及するロッカーズ。練習に練習を重ね、着実に人気・実力を身に付けてゆき、プロへの登竜門『ビート・ビッグバン!』コンテスト出場が決定する。そんな彼らの一番のライバルは、ビジュアル系バンド「リップオフ」だ。多くの女性ファンを持つVo.桜井(玉山鉄二)率いるリップオフは、常にロッカーズの一歩先を行き、事あるごとにロッカーズをバカにしてきた。「あいつだけには絶対負けない」。固く心に誓うメンバーだったが、大切な日を目前にしてタニの病状は悪化する……。
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