あと1センチの恋 : 作品情報 - 映画.com (original) (raw)
劇場公開日:2014年12月13日
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解説
「P.S.アイラヴユー」の原作者セシリア・アハーンの小説「愛は虹の向こうに」をもとに、幼なじみの男女の12年間にわたるすれ違いの恋を描いたラブストーリー。イギリスの田舎町で6歳の時から一緒に過ごしてきたロージーとアレックス。友だち以上、恋人未満の関係である彼らは、一緒に故郷を離れてアメリカの大学に進学することを約束していた。しかしロージーが同じクラスの青年の子どもを身ごもったため地元に残ることになり、アレックスは単身アメリカへ。互いへの気持ちを素直に伝えられないまま別々の人生を歩むことになった2人は、運命のいたずらに翻弄されながら近づいたり離れたりを繰り返していく。ロージー役を「白雪姫と鏡の女王」のリリー・コリンズ、アレックス役を「スノーホワイト」のサム・クラフリンがそれぞれ演じた。
2014年製作/103分/PG12/ドイツ・イギリス合作
原題または英題:Love, Rosie
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2014年12月13日
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映画レビュー
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3.5こじらせ青春恋愛映画。面白かった
2024年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
さりげなーくロージーとアレックスの距離の縮まりを色で表現してるのいいね。
縮まりそうなときは青っぽい服とかライティングが青っぽかったり、離れるときは赤っぽい服とか赤っぽいライティングでね。
個人的には、さりげなーくではなくて、もっと大胆にやってくれた方が好みだけど、まあ映像の綺麗さなんかを見る作品でもないだろうからこんなもんかな。
ストーリーのほうは、開始早々からくっつきそうでくっつかない展開で、早よくっつけよ、何やってんだとツッコミ、これが約二時間続くのかと体力が心配になったが、一番近付いた瞬間が冒頭で、そこからは離れていく感じでツッコむ隙はあまりなかったね。
むしろ、この二人がくっつくためにはどうしたら?と、違った感じで気を揉んだ。
楽しみ方としては、まあ多分あってるだろう。結局は相手の気持ちを確認しないから待つという選択を出来ない二人にやきもきする作品だからね。
青春映画のような始まりから大人になっていくという現実に気持ちが阻まれる。その中でも二人は青春時代の気持ちのままで、いわば拗らせ青春映画だったかなと思う。
普通なら大学で別れたときに終わるものだと思うが、しつこく「親友」であり続けたあたりがかなり拗らせてるよね。そうでなきゃ話が続かないからそれでいいんだけどね。
ロージーを演じた主演のリリー・コリンズは、見るのはおそらく二回目だが、可愛いんだか可愛くないんだかよくわからんけど印象に残る不思議な魅力があって良かったね。
とくにアイスを落とす海のシーンは、予告編にも使われてたけど、かなり良かった。
あとは、突然現れた娘の友達の男に、お前誰だ!何してくれてんだ!と本作で一番ツッコんだことは書かなきゃならない。
主演の二人よりコッチの方がドラマチックで面白そう。