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世界の終わりから

劇場公開日:2023年4月7日

世界の終わりから

世界の終わりから

解説

「ラスト・ナイツ」「GOEMON」「CASSHERN」の紀里谷和明監督が、「さがす」の伊東蒼を主演に迎え、女子高生が世界を救うために奔走する姿を描いたドラマ。

事故で親を亡くした高校生のハナは、学校でも自分の居場所を見つけられず、生きる希望を見いだせない日々を送っていた。ある日、ハナの前に政府の特別機関と名乗る男が現れ、男から自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。まったく心当たりがない男の依頼に混乱するハナ。そしてその夜、ハナは奇妙な夢を見る。

伊東が主人公ハナ役を演じ、「ケンとカズ」の毎熊克哉、Netflixドラマ「今際の国のアリス」の朝比奈彩、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の増田光桜といった若手陣のほか、冨永愛、高橋克典、北村一輝、夏木マリ、市川由衣、映画監督の岩井俊二、お笑い芸人・作家の又吉直樹など個性的なキャストが顔をそろえる。

2023年製作/135分/PG12/日本
配給:ナカチカ
劇場公開日:2023年4月7日

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映画レビュー

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4.0色眼鏡で見ることなかれ、紀里谷和明入魂の一作

2023年3月30日

PCから投稿

鑑賞方法:試写会

最初で最後の試写会@新宿バルト9で鑑賞。
これまで紀里谷監督作は全て鑑賞。個人的には、私の心の琴線に触れるものはなかった。
それでも、先入観を一切捨てて鑑賞。素晴らしいの一言です。
紀里谷監督が伝えたいメッセージが全編にちりばめられており、伊東蒼や毎熊克哉がその代弁者として、もう見事に作品世界を必死に生きています。
上映後、紀里谷監督が「最後の監督作」と謳った理由を吐露しましたが、その言葉にも胸を打たれました。
色眼鏡で見てほしくないし、先入観も持って欲しくないので、作品の内容には触れません。
ただただ、劇場で観るべき作品としてオススメします。

大塚史貴

4.5何回か観る必要あり。

2024年9月20日

iPhoneアプリから投稿

鑑賞方法:VOD

2024
111本目

いやぁ〜…わかるようでわからん笑
まあ、個人的には紀里谷監督作品は嫌いじゃない。
キャシャーンもそうだが、何回か観ないと笑

しかしこの映画、複雑であり顕密に作られた作品だ。
キャシャーンもそうだが、SF世界にはいるとエヴァ要素も入り込んでくる…

現実の中にアニメの世界観を実写化し、それを現実社会と交えていく。どこまでが夢で現実なのか境界線がわからなくなる。そこに過去と未来も繋がってくるんだからそりゃ、複雑だわ…

タケルの最後の言葉から紐解きが出来そう。

何回か観よう。

M.T

ABCD

3.0世界に絶望した少女が妄想した物語

2024年8月15日

Androidアプリから投稿

鑑賞方法:VOD

NETFLIXでオススメされたので観てみた。劇場で上映してたのは知らなかった。なかなかおもしろくて最後まで一気に観てしまった。
最後の最後までなかなか見えない希望、謎めいていて背景のわからないキャラクター達、わかりやすい身近な悪意。世界に絶望した主人公が妄想した物語、と考えるとすんなり腑に落ちる。想いで運命が動かされている。世界なんて滅んでしまってよい、という主人公の想いは最後まで引きずっていて、世の中の人々もそれには関心が無い。世界の行く末というより、主人公に対して関心が無いことが、主人公の中で滅びを求める想いに結実している。でも主人公は絶望の中にわずかな希望を期待しているのだな、ということがわかる結末だった。

あらP★