堀口英太郎のブログ (original) (raw)

【11月18日 連続投稿2067日目】

昨日の大河ドラマ「光る君へ」。

おそらく最も有名な和歌を詠む場面でした。1018年11月。

放送日直前が満月でしたので、当然そこに合わせていたわけですね。実際の満月は見れませんでしたが、SNS上では、藤原道長と同じ満月を眺めていることに思いを馳せる投稿が溢れていました。

「この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思へば」

歴史の授業では、権力絶頂期の道長を象徴する、ある意味奢りのようなニュアンスで紹介されていましたが、最近は他の解釈も出てきているようです。本当のところはわかりませんが。

例えば

満月は次の日には欠け始めていく。せめて今宵(この夜)くらいは満足な気持ちでいたいものだ。

こんな気持ちで読んでいたとしたら、権力者が孤独に浸っているのかもしれません。

偉くなればなるほど、人は孤独になっていきます。それは時代関係なく。

そんなことを感じた昨日の大河でした。

【11月17日 連続投稿2067日目】

今でこそ読書数がかなり減ってしまいましたが、それでも毎月数冊程度は読みます。さすがに二桁はいかないですが・・一方で人から勧められた本、SNSで誰かが紹介していた本などは思わず買ってしまい、積読コーナーに文字通り積まれています。

積読をどうしたらよいか、といった相談をごくごくたまに受けることがあります。しかし私は「積読も立派な読書」だと伝えています。

実はこれ、先日お話したとある出版関係の経営者も同じことをおっしゃっていました。

ちゃんと本にもなっているんですよ。「積読こそが完全な読書術である」(永田希著 イースト・プレス社 2020年)

背表紙に書かれているタイトルを見ているだけで、インスピレーションが掻き立てられます。全くジャンルが違うタイトルをつなげるとそこから新しいアイデアが生まれることもあります。

そもそも一冊を最初から最後まで読み切ることはないと思っています(小説などは違いますが)。そうであればタイトルを見るだけでも十分、読書です。

【11月16日 連続投稿2066日目】

守破離。人口に膾炙された言葉ですのでもはや詳細は説明不要でしょう。

まずは型をしっかり守る。そこから抜け出し独創性をくわえながら、また型に戻ることで、できていることできていないことを再確認できる。そこから気づいたことを実践する。まるでPDCAを回すようなものです。

私も、コーチングの型をある程度身に着けながらも、オリジナリティを出しつつ、改めて原点に戻ることをここ数カ月やっていました。実践しているからこそ気付く点が多々あり、逆に本当にこれでいいのか、不安になることもしばしば。コーチングを学び始めた当初では考えもしなかったことを考えるようになっている。

らせん階段は上から見ると同じ場所をぐるぐる回っているだけですが、横から見るとちゃんと上り下りできるわけです。登りながらも下り、それを繰り返しながらブラッシュアップしていく。それを体感している日々。こんなことがずっと続くと思うと、ワクワクしかありません。

【11月15日 連続投稿2065日目】

人のことは言えても自分のこととなるとどうしてもわからなくなっ てしまう。よくあることです。
人のサービスについてはいろいろと指摘できても、では自分のサー ビスとなるとてんでだめ。
いや、もちろん考えていることは考えているのですよ。様々な人と 話をしていてブラッシュアップ
されてきていますし。
そして自分で悶々と考えていてもなかなか答えは出ない。誰かと壁 打ちをすることで、様々な気づきが出てきます。
しかし壁打ち相手が誰でもいいというわけではありません。そこは 相性がどうしても出てきます。
それは、直感。様々な要素を考えてじっくり考えたうえで壁打ちを お願いすることもありますが、話しているなかでこの人にお願いしようと直感で判断することもあ ります。

昨日もその直感が見事に働きました。あとは自分の直感を信じて、 磨きをかけていくだけです。

【11月14日 連続投稿2064日目】

「自己犠牲を厭わないものには、信頼が集まる。」野村克也

生涯一捕手の野村克也さんらしい言葉だなぁと思います。野球というのは様々なポジション、役割があります。チームの勝利のために自己犠牲をする、犠牲バントなんて言葉もあるくらいですから。野村克也さんのポジションはキャッチャー。決して目立つポジションではありません。目で見てわかるような華やかさもあるわけではありません。

それでもキャッチャーがいないと野球は成り立たない。しっかりとその場で地道に周りから認められるように、目立たない場所だけどコツコツと努力を重ねた。目立つ人をより際立たせるために、自分はあえて一歩引いた。だからこそ言えるんだろうなと。

そうはいっても、自分がボロボロになるような自己犠牲ではダメです。野村克也さんはポジションでは目立たなくても、しっかりとバッティングでは結果を出しています。主張するところは主張し、自分を充たしつつ、コップからあふれたものをGiveする。

そのスタンスは忘れてはいけません。

【11月13日 連続投稿2063日目】

学生時代やっていたことで社会人になって役に立ったことはありますか?

中学生から素朴な疑問として問いかけられました。

中学生から見たら、今やっていることがどのように社会に役立つのか知りたいところでしょう。なぜ勉強するのか、果たしてそれがどのように社会に活かされているのか。身近な大人と言えば学校の先生や親という限られた情報源の中で、純粋にどのように役立っているのか知りたいとの思い、非常によくわかります。

もちろん勉強も役に立っています。それ以上に学生時代の様々な経験ってやはり社会人になってから武器になると思っています。成功体験ももちろんですがむしろ失敗した方が後から考えると得るものが多い。だから様々なことに挑戦してほしいものです。そしてたくさん失敗してほしい。

【11月12日 連続投稿2062日目】

自分は頭が柔らかい、新しい提案を素直に受け止める。そう思ってました。が、今日は、受け止めることができず否定から入ってしまった自分がいました。

なぜ受け止められなかったのか。

おそらく色々と頭を占めていることがあり、思うように物事が進んでいなかった。

その役職者にふさわしい考え方振る舞い方をしていなかった。

あまりにも極端な話だったので、思考が停止=即否定になってしまった。

まぁ、色々と書きましたが、結局は自分自身の受容力、受け止める力の無さに帰結しますね。

まだまだ修行が不足してると感じた一日でした。