やっぱりダメか日本の家電メーカー (original) (raw)
この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。
迫力欠く大手電機の「業績改善」、回復局面で遠のく海外勢の背中
日本の家電メーカー一人負けの様子。海外メーカー(韓国・台湾・アメリカ)は、業績が V 字回復だそうだ。
去年の2月の「日本の家電メーカーの将来」というエントリの中で述べた不安が的中したように思える。
日本(の製造業)マジヤバイ?で筆者は、現在の日本の主力産業である機械電機産業とかつての主力産業である繊維産業を重ね合わせて見ている。筆者曰く「繊維業界と現在の機械電機産業を重ねると、日本企業が製造を海外に持っていってから、そのセクタ全体が衰退を始めているんじゃないか?」と。
私の友人は金型部品を扱う商社の名古屋支店で働いているが、「日本の金型産業は、汎用品は完全に中国に持っていかれてしまい、高級品だけで細々食っている状態」とのこと。名古屋といえばトヨタのお膝元。そして金型部品の性能が製造業の強さを決める大きな要因の一つなのだが。
海部さんの言うとおり、「自動車ほどの大産業に代わり代替雇用を提供できる、大きな新産業がまだない、ということが、・・・一番問題」なんだけどね。日本の場合、ここで「自動車」は「機械・電機」と言い換えても同じ。日本はそろそろ自動車・機械・電機はアジアに任せて、次のステージに進むべきだと思うけどな。