アメリカ赤十字の設立者で「戦場の天使」の生涯を平易な英語で紹介 SIRシリーズから『Brave Clara Barton』のご紹介 (original) (raw)
こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、**アメリカ赤十字の設立者で「戦場の天使」と呼ばれたClara Bartonの生涯を平易に紹介したLeveled Reader**をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Frank Murphyさんが文を、Sarah Greenさんがイラストを手掛けたネイティブの子ども向けLeveled Reader(段階別図書)、『**Brave Clara Barton**』です。
YL 1.0~1.4程度 語数は803語 Lexile: 550L
シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3 **)**です。
本の内容のご紹介
アメリカ赤十字の設立者で、看護師のパイオニアであるアメリカのClara Barton(1821-1912)の生涯を、平易な英語で書いた、アメリカの子ども向けの英語読本です。
Clara Barton
この本では、Clara Bartonの幼少期から晩年までが紹介されています。
具体的には、
- 幼少期は、舌もつれの発音の影響もあり、内気な性格であったこと
- Claraのそんな内気な性格を直そうと、お兄ちゃんのDavidは5歳の時に馬に乗せたこと
- Claraが12歳の時、Davidが納屋から転落してしまい大怪我を負った時、懸命に手当てをして、2年後に歩けるまで回復させたこと
- Claraの内気な性格を直そうと、両親はClaraに教師の仕事をさせたこと
- Claraの学校は、小さな教室として始めたが、次第に大きな学校になるほど人気を博したこと
- 1861年にアメリカで南北戦争が勃発し、その中でClaraの元教え子が負傷したため、手当に向かったこと
- そのことをきっかけに、他の兵士の手当てをしたり、兵士たちのために料理を作ったりしたこと
- より多くの兵士を救いたいという思いで、危険を顧みず戦場の最前線まで行って兵士の手当てを行ったこと
- 南北戦争終結後は、ヨーロッパに行って赤十字に入り、兵士の手当てをしたこと
- アメリカ帰国後にアメリカ赤十字を設立したこと
などが書かれています。
「戦場の天使」(Angel of the Battlefield)と称された、Clara Bartonの偉業と生き方を平易な英語で気軽に学ぶことができます。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下の本も紹介したことがあります。
(まとめ記事)
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!